ハンドメイドでレザークラフトをやっています。合間にハーレーとワーゲンの空冷エンジンで遊んでます。そんなラブ&ピースなブログです。

2023年09月27日

TRUST★ ONE〜信じる道は一つ〜

 JUPIAが終わって一週間ちょっと。

 その全てが最高過ぎて完全なるジュピアロス。

 JUPIAの事で書きたいことは山ほどあるけれどそれは次回から大切に書いていこうと思いますのでお楽しみに♪


 もう9月も終わりかけているけどまだ夏の匂いがする内にどうしても書き残しておきたい事がある。

 それはこの夏の出来事だ。






 大原信一郎。

 世田谷のバイク屋TRUST★ONE

 この夏の8月8日に77歳で亡くなってしまった。


 もう20年以上の付き合いになる。

 その間の思い出についてはとても書ききれないし、それでいいと思っている。


 でもそれは自分と大原さんの事に限らず誰でも20年以上心の根底で付き合っていたらそうだろう。

 
 それでもハッキリ言えることは自分にとっては実の親父以上に怒られ、励まされ、共に走り、共に泣き、大笑いし、数え切れないほど酒を飲み交わした。

 バイクの事はもちろん人生を教えてくれた人。





 バイクがバックできないようにいつもロケットの様に前にしか進まない。

 クヨクヨと後ろを振り返ること無く。


 『だってしょうがねーじゃねーか!』

 『知らねーよ!そんなこと!』
 
 そんな口癖の語尾にはいつもガハハハと豪快な笑い声が続く。








 気がつけばいつもそんな後ろ姿を追いかけていた。

 常に豪快で自由に行動をする後ろ姿と言葉には必ず大きな愛と優しさがあった。

 自分の事は二の次にして人のことばかり心配する。





 Shovelを買ってまだビクビクしていた気持ちを日常の足の様に思わせてくれたのも大原さん。

 同時にハーレーをハーレーしてだけではなくオートバイとしての厳しさをも叩き込んでくれた。


 この背中を追いかけていなければ今こんな自由にShovelで出店旅は出来ていなかった。






 20年以上共に走っていると当然自分たちもあの平和な時代を過ごしてきた。

 毎年冬には山中湖の寂れた民宿でバイク屋の忘年会をやっていた頃は途中の酒蔵で濁り酒を5~6人で3升買っても民宿に着く頃には1升しか残っていないなんて事が普通の時代。

 その中でも筆頭に無茶苦茶なバイク乗りだったな。





 数年前に癌に侵されたと聞いた時の悲しみ。

 それが発覚する少し前に大原さんはチョコという名の猟犬を家族として迎え入れていた。


 最初の長い入院から戻ってきた時は皆で集まり嬉しくて泣いた。



 



 『チョコの為にも10年後に必ず手渡しで返してくれないか?』

 という約束で貸したヤバスタの想いも詰まったチマヨベスト。


 まだまだ返して欲しくなかったけどこの夏に戻ってきてしまった。

 じゃあしょ~うがないから共に旅に連れて行ってその集落ごとの風を嗅がせてやるかな。


 誰よりも海岸線をバイクで走るのが好きだったから浜風が良いね♪







 朝夕の散歩はもちろん店でバイクを直している時も寝る時も片時も側を離れなかった甘やかしまくられたチョコ。

 コイツはもう受け入れることが出来ただろうか。


 俺はこのブログを書いていると言うことはやっと前を向けているよ。







 幸いな事にチョコは兄弟を飼っている同じバイク乗りの佐野君がすぐに引き取りに来てくれた。

 これで俺たちも一安心だった。


 この時には葬儀の日にちも決まっていて斎場が混んでいるために少し先になると。








 話は変わるようだがその間JOHNNYさんと男二人旅で佐渡ヶ島へ渡った。

 今だから言えるが亡くなった直後は中止さえ考えた。


 いつも佐渡ヶ島から東京の小岩まで来てくれる漢に今度はこちらから逢いに行きたい。

 そのJOHNNYさんの想いは 

 『逢いたい人には逢いたいと思うその時に逢いに行く』


 それは大原さんの事とでリンクしていた。


 何よりも人の事は気にするくせに自分の為に仲間が何かを我慢する事を誰よりも嫌い人だからだ。

 やりたい事ややるべき事をやって笑っていなければまた怒られるのだろう。






 最後のフェリーターミナルでの別れと再会の誓い。

 毎回これには弱くセンチメンタルな気持ちになる。


 帰りの新幹線の中でこの大原さんの出来事を聞いてもらった。

 それを含めてこの旅の全てが最高だった。


 そしてこんな時だからこそより一層心から共に旅が出来て良かったと感じたし確信した。


 ありがとうございました!



 



 葬儀にはモリヤンが撮った旅の写真がたくさん飾られた。

 それぞれが数枚ずつもらって最後は寂しくならないように花と共に棺の中に敷き詰めた。

 まぁ豪快な割にはさみしがりな男だしね。


 自分も頂いてパネルにして一生飾っておくことにした。

 

 その思い出と一緒に天に登った告別式が8月19日


 その日にみんな気がついたのだけど偶然にもバイクの日だった。

 亡くなる3日前までスパナを握り、最後の最後までバイク屋。


 きっと空から

 『77歳で8月8日で末広がりだな!最後はバイクの日って俺はとことんバイク乗りだったな!』

 って笑っている。


 もちろん語尾にはガハハ!豪快な笑い声が続く


 そう噂しながら皆で空を見上げて泣きながら大笑いしたよ。



 


 今月号のVIBESの巻頭にはモリヤンが撮った大きな背中の写真と同じくモリヤンが書いてくれたコラムが掲載されている。

 やっと立ち直れてきたと思ったら素敵なコラムでまたこみ上げてきた。

 これを載せたいと思ってくれたウメちゃんにも感謝。


 このブログで使わせてもらっている写真もほとんどがモリヤン。

 長く一緒にいていつでも逢えると思っていると逆に撮らないもんなんだなって反省した。
 
 
 あらためて写真って素敵で大事。

 モリヤンありがとうございます。

 
 


 走る行き先もゴールも決めないロケットのような大男。

 当然そんな人は終活などするはずもなく、事故で預けていた自分のShovelもフレーム修正が終わったままで止まったまま。


 誰に伝言するわけでもなく、何かメモでも書き残した事も一切ないww


 まったく〜この猛暑の真っ只中で喪服着させられるわ〜バイク何にも残してないわで〜


 大原さんらしいわwwwww







 でも安心して。

 チョコはジャムと昔からそこに住んでいたかのように楽しくやっていたよ。

 また様子見に行ってあげるからさ♪





 事故の際も相手保険会社からも必死に守ってくれたShovelは一生乗り続けるよ。

 
 そして前だけ見て強く生きるよ。


 貴方が教えてくれたTRUST★ONE


 大原信一郎


 その名の通り。


 信じる道は一つだった



 また共に酒が飲める気がしてならない。

 多摩川を渡れば当たり前にいるとしか思えない。

 
 駄目だ。

 やっぱりもう少し時間が必要だね。


 でもこれからも共に走る事は出来る。


 

 世界一大きな背中だった。

 
 さようならは似合わないから言わない。


 大原さん。

 ありがとうございました!!!!







 このブログを親愛なる 故大原信一郎 に捧ぐ


 2023年 9月 27日  SUGAR  


Posted by SUGAR工房 at 03:41Comments(0)LIFE

2023年06月13日

走り続ける者からのメッセージ〜花と蕾〜

 先日のBlogのVIBESが発売されました。

 早速読んで頂いた方々から多くの連絡頂きありがとうございました。


 5月の中旬の話。

 その時発売中のVIBESの特集を読んだ。

 ウメちゃんと古川さんという方が走る特集。

 その内容を読んだ時に今回の河野さんの話に繋がってると感じた。

 すぐに連絡すると彼も同じ事を感じてくれた。



 そして偶然にもその特集の写真を撮ったのは佐渡ヶ島バイブレーションズで共にしたヤッシーだった。

 迫力があって見覚えのある温もりを感じた写真だった。








 ずっとやりたいと話していた事だが突然決まった河野さんの特集。

 失礼ながら突然に連絡をして自分とウメちゃん、カメラマンの小林さんと3台のバイクで常磐道を北上する事となる。






 まずは腹ごしらえとやきかつ太郎へギリギリで滑り込む。


 ウメちゃんとは以前JUPIAの帰りに来た事はあるが小林さんは初めて。






 ここのトンカツはニンニク醤油をたっぷりかけて食べる物。

 これから取材なのに失礼なのはわかっているけど、せっかくいわきに来たならね・・・


 事前に河野さんには 『すいませんがニンニク臭い3人で行きます。』 と伝えといたからまぁ安心か。







 爆走の疲れかついのんびりしてしまって15時前に到着。


 着いて先ずはゆっくり打ち合わせをしようと思ったが、気を使ってくれて17時半に近所の寿司屋の予約をしてくれているという。

 挨拶もそこそこにして早速撮影に入る事にした。

 ずっと大切に守って来た工場。


 でもそれ以上に守って来た物は品質と取り引き先の人との繋がりなのだろう。

 80歳で現役で仕事をしている事も凄い事だけど、それだけ河野さんを信用している人がいるって事である。






 VIBESはバイク雑誌である。

 でもただのバイク雑誌ならばこんなシーンの撮影は必要ないだろう。


 VIBESはそのバイクに乗る人に焦点を当てたライフマガジンである。


 だからその人を知る為にトコトン膝を突き合わせなければ生き様は書けない。


とにかく手を真っ黒にして機械を操る年季の入った職人の手は格好良かった。






 
 そんな仕事風景や夫婦の光景をシャッターに収めて行く小林さん。


 当たり前かも知れないがやはりプロカメラマンは生粋の職人である事も間違いない。






 近くの河野さんセレクトの道で撮影。

 思い出のスプリンガーを走らせる後ろ姿にはグッと来るものがある。


 田んぼと小さな小川の細い道で力強いはずのVツインの鼓動が優しく聞こえていた。



 



 河野さんは他にも用途に合わせてハーレーを所有しているが、ずっと長旅の相棒のロードグライドは10万キロを超えている。

 聞けば一度北海道を旅するもんなら3500キロ走って来てしまうという。

 しかも目一杯仕事をしてGWやお盆休みといった限られた期間の中である事も驚く。


 そしてどのバイクも甲乙つけがたいのはもちろんだけど、特に思い入れが深いのがこのスプリンガーだろう。

 
 その物語は以前ブログに書かせてもらったので詳しくは下記のリンクから読んでみて下さい。

 
 https://sugarkoubou.hama1.jp/e1295444.html

 『東北パワーミーティング〜再会〜』



 


 今日の撮影も終わり、河野さん行きつけの寿司屋へ。

 大将の人柄も地魚の絶品寿司も最高だった。


 奥さんを含めて5人でカウンターに座り酒を飲み交わしながら色んな話を聞かせてもらった。


 それを聞き逃さない様に必死にメモを取りながらウメちゃんはクシャクシャな顔で笑っていた。


 そんな光景を見ていて自分は嬉しかった。


 数年前に佐渡ヶ島で感じた事と同じだ。


 こんな時間を共有できたからこそこの特集が出来上がったんだと心から思う。






 翌朝河野さんのトレーニングの写真を撮らせてもらい、岬から皆で海を見渡した。


 毎朝のトレーニングを含めて河野さんの人生を一番見てきて知っているのはこの太平洋の海なのかも知れない。

 この日吹いていた強めな浜風が伝えていた。


 最後に奥さんが撮ってくれた記念写真。

 独特の手法により自然体で皆が笑っている素敵な写真です。



 


 
 佐渡ヶ島バイブレーションズでも痛感したけど雑誌作りはとても地道な物作りだと思う。

 自分も河野さんも物作りの職人であるが、ウメちゃんのVIBESも同じ。


 例えるならば雑誌は花だと思う。。

 どれだけ素晴らしい物を作っても来月にはこの特集は本屋には並ばない宿命。

 その儚さも含めて価値があり、開花している今に心が躍る。

 そしてまた来月に新しい花を咲かせなければならない。


 




 
 一年に一度咲く桜は蕾を付けただけでも人は喜び、満開の時はもちろん葉桜になって枯れた後も桜の存在であり続ける。

 現に今回も河野さんが家の裏の丘が春には桜色に染まると嬉しそうに言っていた。


 だからこの雑誌も手にして心を動かされた人にはそんな特別な物になるだろう。

 いや、なって欲しいと心から願う。


 今回新たに感じた事はその花が咲く為の蕾は、人との繋がりなんだと。


 バイクに乗った事、フェリーで会った事全てが奇跡であってきっかけであり育んできた蕾。

 当然全ての出会いがそうなる事はなく心ありきの事。


 人に自慢できるほど多くなくていいからそんな蕾をしっかり大切に出来る男でありたい。







 正直誰かが生きた80年間の人生の軌跡を正直8ページにする事は誰にも出来ない。

 例え80年間で無くとも誰であっても8ページで全部言葉で細かく書いても全てを伝えるのは不可能。


 でも自分達が感じ取った80年間を厳選した写真と言葉に託す事は出来たと思う。

 意味深く含ませながら心に正直に凝縮した8ページ。


当然主人公の河野さんの為でもあるし、VIBESの為でもあるが、それを読む私達の為にも。

 労いと感謝の気持ちと共に今を突っ走っていなければならない自分世代達への応援歌でもある。



 2023年7月号 vol357 VIBES

 『BORN TO RUN~Final Episode』 特集


 是非手に取って心に届いて欲しいと願う。



 
 最後に河野さん夫婦、VIBES編集部、VIBESウメちゃん、小林さん。

 ありがとうございました!!


 また酒飲みながら旅の話をしましょう!


 
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2023年06月08日

今月のVIBES特集の取材 ~笑顔を超える笑顔~

 もうすぐ関東も梅雨入りかと言われている6月の初めの貴重な晴れ間。

 相変わらず久々の更新となります。


 5月はGWの出店を始め慌ただしく駆け抜けた一か月だった。

 でも心は満たされていた。

 まぁそんな生き方を自分で選んでしまうのだからそれも悪くない。



 そんな5月の末にバイブズマガジンの取材で福島県まで走って来た。

 





 ずっとバイブズの誌面にて伝えたかった河野さんの物語。

 詳しい内容は11日に雑誌が発売されてから書きたいと思いますが、恥ずかしながら自分も今回想いを書かせて頂きました。


 この河野さんとのツーショットの写真。

 これはオフショットで掲載されませんが大切な写真。



 自分とウメちゃん、そしてカメラマンの小林さんと3台のバイクで福島まで走った。

 福島に着いた頃には小林さんと今日初めて会った気がしない感覚だった。


 それは第一印象から感じていたが、共に走る事で会話を交わしていたのだろう。

 言葉を超える会話があるのがバイク乗りの特権なのかも知れない。


 そんなカメラマンの小林さんが撮ってくれたこの写真。

 全開の笑顔の写真なのはそんな笑顔を導けるカメラマンだからだ。


 自分はカメラや写真には詳しくないが、技術や機材も大切だがそれだけじゃない。


 カメラを構える人に心があり、その心が通じ合える事。

 それはちょっとしたお互いの気遣いや声掛けだったりするのだろう。

 するとこんな笑顔を超える笑顔の写真となるんだと強く感じました。
 
 

 


 これも河野さんの家に泊まらせて頂いて次の日の海岸で撮ってもらったオフショットの写真。

 意外とこの二人での写真は珍しいので貴重だったりする。


 早朝に海岸でトレーニングをする河野さんの撮影はこの取材の大きな軸となる目標だった。



 80年間の河野さんの生き様と愛の物語。


 それを素敵な写真と共に想いを込めて凝縮して8ページに詰め込んであります。

 



 一人でも多くの人の心に届いて欲しい。

 6月11日。

 是非書店で手にして隅々まで読んでもらえたら嬉しく思います。



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Posted by SUGAR工房 at 05:51Comments(0)LIFE

2022年07月14日

CHAMPION聖也

 前回やっとVIBESの話が終わって次は福島での鬼ヶ城ラリーの話。

 と、言いたい所ですがその前に今回は少し違う出来事の話を書きたい。


 梅雨が明けて暑い日が始まった頃、その気候以上に熱く燃えた日があった。

 この極上の夜の感動は約3週間経った今でも変わらず心を震わす。



 


 
 6月23日木曜日 後楽園ホール

 堤聖也 VS 澤田京介

 日本バンタム級タイトルマッチ


 我らが応援する挑戦者の聖也と初防衛戦に臨むチャンピン澤田選手との試合。







 試合の約10日前の日曜日に聖也は小岩のJOHNNYを訪れてくれた。

 試合前の調整のシビアな時にチケットをわざわざ手渡しに来てくれる律義すぎる男。


 自分なんかよりも遥か前の学生時代からずっと応援しているジョニーさん。

 熊本出身の聖也からは東京の父と呼ばれるジョニーさんにとっては計り知れないほどの特別な想いがある。


 自信に溢れていて不思議なほど落ち着いていた姿を見てこちらも安心し更に気合も入った。



 



 その時にバイト先から手土産に持って来てくれたキッシュ。

 アカシソーセージをふんだんに使ったこのキッシュは素晴らしく美味しかった。

 
 わざわざ大切なチケットを手渡しに来てくれてありがとう!

 不運を乗り越えずっと長い間耐えに耐えてやっと掴んだタイトルマッチ。

 そんな彼に簡単に 『頑張れよ!』 って言葉は言えないよな。


 ただこのチケットを握りしめて思いっきり気合い入れて応援に行こうと強く想う気持ちだけ。

 逆にこっちが緊張して来たけど楽しみで仕方ない。


 最高のキッシュもご馳走様でした!
 






 蒸し暑かった試合当日。

 こちらも待ちに待った勝負の日。

 朝からずっとそわそわしていたような気がする。


 小岩で集まりビールで更にテンションを上げてからジョニークルー9人で出陣。

 



 


 このメンバーで電車に乗っている光景もこうして写真で見ると面白い。

 小岩から後楽園ホールがある水道橋駅まではそんなに時間は掛らない。



 


 会場横の喫煙所で缶ビールを飲んで一服。

 コロナ禍という事で会場で酒も煙草も吸えないのでここでチャージして更にボルテージが上げておく。



 


 序盤から白熱した試合。

 2ラウンドでの聖也の強烈な左フックが決まる。

 自分達の席から鈍い音がハッキリ聞こえる臨場感。



 


 その音と共にチャンピオンの澤田選手がダウン。

 こんな状況だから声出しの応援は出来ないのだけどさすがに盛り上がった。


 このダウンからほぼ確信に変わっていた。


 その後ついに8ラウンドでより聖也のTKO勝ち!



 


 リングコーナからの勝利の雄叫び。

 
 もちろん共に叫んだ。

 本当にやりやがったわ!



 



 完全な実力で掴んだCHAMPIONの称号。


 おめでとう!!聖也!!


 それにしてもあのダウンの後からの澤田選手も本当にタフで素晴らしい試合だった。


 最後のマイクでの母親へのメッセージ。

 あれは反則だよな・・・


 当然こちらも大号泣しました。







 こんなに嬉しい夜は無いって位嬉しかった。

 
 ここ後楽園ホールはハッキリ言って狭いし古い。

 でもこの場所で見れて心から良かったと思う。


 昔からボクシングの聖地と呼ばれる訳が少しわかったような気がする。

 最高の場所だ。






 当然その後のビールが美味かった事や盛り上がった事は言うまでもない。

 まさに最高の日。


 極上の夜だった。

 その後新小岩に戻り念願のかいざんラーメンも食べて解散した。



 



 本当はこのブログを書く事を迷った。

 それはこの感動をどう伝えたら良いのかわからない。

 そこでしか味わえない空気や衝動が大き過ぎたからなのか。


 そもそもこのブログで伝える事なのかとも思った。


 言葉って難しい。

 『最高』や『極上』や『!!マーク』などをついつい使ってしまうが、それ以上の言葉が見つからないから仕方が無い。

 だからどうしてもうまく書けない。

 
 それでも書き残しておきたかった。


 一人でも多くの人に堤聖也というボクサーがいる事を知って欲しい気持ち。


 それもだけど聖也へ捧げる感謝と細やかながら精一杯の祝いの気持ちとして。


 夢を叶えた26歳という一人の男に教えられた事は大きい。

 まさに 『有言実行』な男。


 
 あらためて日本バンタム級CHAMPIONおめでとう!!

 そして最高の感動をありがとう!!


 次は世界だな!!


   


Posted by SUGAR工房 at 03:44Comments(0)LIFE

2022年06月12日

奇跡の夜

 VIBES INDEPEDENSE DAYの話の途中ですが、今回は少しだけ脱線。






 この週末の奇跡の話。


 千葉県の本八幡にあるAJITO

 見た目と逆の優し過ぎるマスターと奥さんが営むROCKなスタンドバー。


 文字通り立ち飲みなんだけど、お客さんを含む店の居心地の良さについつい話し込んでいゆっくりしてしまう。

 毎年格好良い記念Tシャツですが、今年19周年はフルカラーでこれまた素晴らしい。


 同じ事を19年続けて行ける事って本当に凄い事。

 それにはこの場所を大切にしてくれる人がそれだけ存在していて、無論マスターや奥さんのミホさんの人徳があっての事。

 あらためて19周年おめでとうございます!


 念願のTシャツを手にしてゆっくりで飲んでいた時の事。


 VIBESのウメちゃんから連絡あり。


 『今中央道を走っていて、これからオウルソング行きますけど来ませんか?』


  普段ならオウルソングは近所だが、今は千葉で呑んでるから無理と。


  もっと早く言えよな〜。

  素敵なお客さんとの出会いもあり時が経つのを忘れ気がつけば終電を逃す。


 なんせ東京を超えて川崎なのでなかなかシビアな時間。

  それでも諦めずに出来るだけ近くまで行ける電車を乗り継いで帰った。


  終電を逃した時に降りる駅があるが、何故かその日はその次の駅から夜風に当たりながらゆっくり歩きたい気分。


 少し歩き疲れたかなぁっと立ち止まった交差点で聞いた事ある三拍子。


 そして特徴あるバイクのシルエット。





 まさかのLONG BOY!


 さっき連絡取ってたVIBESのウメ号!

 そっと近づいてカニ動きで前に立ち塞がってみた。


 『オイ!バイクうるせーぞ‼︎』


 まるで変質者の様にww


  何が起きたかわからない顔のLONG BOYだったがやっと

 
  『…何してんすか?…』





  まさに奇跡…

  こんな事ってあるもんだね。

  連絡を取った時には自分は千葉。

  いつもは降りない駅で降りたい気分。

  一方ウメ号はバイクの調子が悪く何度も修理しながらの走行。


 お互いのボタンの掛け違いはほんの一瞬のタイミングだけ重なる。

 それがほんの10秒でもずれていたらただのボタンの掛け間違いのまま。


  そんな偶然に導かれた出来事。

  それを 『たまたま』 と言うか  『偶然』 と思うかは人それぞれ。

  『運命』と言われるとオジサン同士気持ち悪いかなぁw


 自分にそれを奇跡と呼びたい。


 アイツと会ったその道は俺たち地元民の極一部ロマンス街道と呼ぶ。

 バイクの不調でロマンス街道に迷い込み少し大きな妖精に出会っただけなのかも知れない。


 全ては夢のおとぎ話だったりもする事もある。



 そんな素敵な夜でした。


  
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2021年07月31日

SADO VIBRATIONS⑤〜ありがとうの向こう岸〜

 最終日の朝。

 のんびりとした空気が流れる。

 今日は昨日の夜に約束した菊池君の取材。

 でも相変わらずのマイペースと拘りの強い男なのでもう少ししてから出掛けよう。





 そんな間にまたウメちゃんがキャッチボールを始めた。

 今度の相手は山川君の娘の紬ちゃん。

 自分もバットを持ってそこに立っていてくれと言われたが、球の速さにこのへっぴり腰の有り様です…

 紬ちゃんの投げる球も眼差しも真っ直ぐでとても伸びていた。





 何とか準備が出来た菊池君の取材風景。

 相変わらず愛すべきいじられキャラだが、いざバイクの乗ると文句なしに格好いい。

 ステップがないシャベルを当たり前のように乗りこなす。






 どうやら良いロケーションを見つけたようだ。

 彼らには日常の風景でもウメちゃんのピンと来る直観力とセンスに驚く。

 それは膨大な数から来る経験と常に良い物を求める彼の探求心の賜物だろう。


 


 実際の写真を見れば一目瞭然。

 本当に雑誌を作る事って地味な作業で地道な事だと思う。

 これを物作りと言わないで他に何と言う。


 それを毎月繰り返す。

 今月号は来月には当たり前に先月号となり書店の店頭から姿を消してしまう。

 一か月のはかない夢か・・・


 でもそれは店頭の話で手元にはちゃんと残り、必ず誰かの心に届く。

 だからはかない夢どころかロマンに満ち溢れている。



 


 自分は紬とタンデムで同行。

 出会った時は本当に小さかったのに今では5年生のお姉ちゃん。

 初日は恥ずかしがっていたが、次第にいつものツムで 

 『シュガ~♪』 と言ってくれてたのでほっとした。



 


 最後は皆で記念撮影。

 この皆んの後ろには馬が放牧されている。

  ここでの撮影にて今回の佐渡ヶ島の人達の取材は最後。

 気がつくとフェリーの時間もギリギリとなっていた。

 急いで山川君の家に向かっている時に、パラパラと雨が降ってきた。


 これも奇跡。

 まるで最後の撮影まで空が待っていてくれたかのような優しい雨だった。





 お世話になりまくった山川家の皆さん。

 聞くと困った旅人を助けて何度も泊めてあげた事もあるらしい。

 そんな人達なんだ。



 


 だから最初から居心地が良くてまたここに来たくなってしまうのだろう。

 次に来る時はまた3人の子供達は大きくなっているのが楽しみであり、少し寂しかったりもする。



 


 フェリーターミナル。

 いつもこの時間が一番嫌いかもしれない。

 でも俺たちの心は満たされていた。

 やっぱり佐渡ヶ島は想像以上にスケールが大きかった。

 ここでいうスケールとは土地の事だけでは当然なく人の器。

 

 


 数え切れない笑顔。

 そして数え切れない恩。

 約4000枚以上撮ったヤッシーの写真がその一つの答えだろう。



 


 いつまでもいつまでも手を振り続けてくれる姿をずっと見ていた。


 今回の佐渡ヶ島バイブレーションズの特集の最後にウメちゃんが書いていたな。

 この島には 『またな。』 が良く似合う。

 まさにその通り。


 この最甲斐と別れは新しい始まりでもある。

 ここからまた繋がりありきのバイブレーションズがスタートする。

 だからやっぱり 『またな。』

 『また必ず来るよ!』 って堅い約束を込めて。



 


 今回の旅の同行人の二人。

 つくづくこのメンバーで良かったと思う。

 それはみんなが思った事。


 ウメちゃんが書いてくれた文面と写真構成には愛と敬意が詰まっていた。

 ヤッシーの撮る写真は心が映し出されていた。


 恥ずかしながら自分も少しだけ記事を書かせてもらった。

 出来るだけそこに想いを集約したつもりだったが、溢れ出してしまう思いをここに書き残した。


 これを読む人があの熱く全力で駆け抜けた4日間にまた戻れれば嬉しい。

 

 


 お礼は何度言っても向こうも言って来るしキリがないのはわかっている。


 ありがとうの向こう岸はやっぱりアリガトウなんだな。

 そう帰りのフェリーの中で小さくなって行く島を見ながら思った。


 そのありがとうの連鎖で繋がっている関係は財産とも言える。


 だからせめて自分はMEMORYを一つの形にする事として関わった全ての人にキーホルダーを作った。

 もちろん自分達も持っている。



 


 みんな同じSADO VIBRATIONSの文字。

 彫った文字はちゃんと錆びてくるようにしてある。

 浜風に包まれている佐渡ヶ島なら尚更赤茶になってくれるだろう。

 錆びつくしてもこの思い出は決して朽ち果てる事はない。


 裏には名前と同じ334のシリアルナンバー。

 

 


 発売後生まれて初めてリモート飲み会風な事をした。

 楽しく幸せな時間を過ごした。

 でもやっぱりこの中堀で共に酒を飲みたい。


 みんなで雑誌を見ながら終始笑っていた。



 


 雑誌として残る事って本当に素晴らしい事。

 
 この雑誌は家宝で最後棺桶まで持って行きたいと。

 中川さんの言葉が答えだと思う。


 これから先時代がいくら進化しても形あるこの雑誌の存在価値は変わらない。

 
 自分にとっても一生の大切な魂の一冊になったのは言うまでもない。


 今回に関わった全ての人が佐渡ヶ島バイブレーションズだと思っている

 その全ての人に心から感謝。

 ありがとうございました!



 



 SADO VIBRATIONS

 永遠なれ!


 また会おう!!



 
 PS

 相変わらずこの長いブログも最後までありがとうございました。

 これは自分なりの1つのANSWER SONG


 インターネットの世界ながらも僅かでも人の心に届き、ささやかながらも生き続けてくれれば嬉しく思う。
 
 



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 VIBES vol334

 『佐渡ヶ島バイブレーションズ』 発売中。

 多くの心に届け!
  


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2021年07月25日

SADO VIBRATIONS④〜LONG DAY〜

 朝4時50分の山川家。

 『やばい!寝坊した!』

 
 実はカメラマンのヤッシーだけはバイブズの計らいで近くのホテルに泊まっているはずだが、昨夜は山川家に雑魚寝。

 今朝が早いのもあるが、それだけ昨夜が楽しかったのだったって事でだろう♪

 本日早朝5時からの皆んなでのRUN。

 速攻で準備して走り始めた。





 まぁ当然遅刻…

 先ずは平謝り。

 それにしても朝5時で14台のハーレーが集結。

 遠くは3時半から走って来てくれた。





 今回の目的は台数ではないので色々考慮してこの位だが、本気で集めようとすれば一気に30台位は可能らしい。

 バイク屋がないこの島にこのハーレーの数。

 尚更凄い事だと思う。





 見渡す限り綺麗な緑の田園風景。






 ここはトキロードと呼ばれる道。

 運が良い朝には野生のトキが見れる。





 その後海で撮影。

 なんと素晴らしいロケーション。

 この頃には少し暖かくなり、バイクを並べて談笑。





 その顔は写真を見ればわかる様に眩しい程の笑顔だった。


 ここに集まってくれた皆さんに心から感謝。





 一度ジェリービーンに行き、本日のスケジュールを再打合わせ。

 でもまだ9時前。


 この後はあじさい寺で有名な蓮華峰寺に行き、小木港を目指す事に決めた。



 


 真野の街を超えると真っ青な海岸線が広がっていた。

 ここはその途中の人面岩。

 佐渡ヶ島のモアイ像。


 


 小木で食べたぶっかけ蕎麦。

 前にも連れて来てもらった事あるが、佐渡の蕎麦はあご(トビウオ)出汁が多く素朴で旨い。

 おばちゃんの話も聞かせてもらった。

 こんな旅って素敵だ。





 その後も綺麗な海岸線で撮影。

 合間に撮った中川さんのベスト。

 7年間に作らせてもらったある意味色んなキッカケになった大切な物。







 程よく色が抜けてもしなやかさは残っていた。

 実に深い表情に変わっていた。

 あの時自分の思い描いていた物は間違ってなかったって思わせてもらえた。


 完成を決めるのはそれを使いこむ持ち主本人でしかない。

 間違っても作り手ではないと思っている。

 だからこそ妥協のないその時自分が考える 『究極の未完成品』を作る事に専念すれば良い。

 その為に少しでも多くの経験を積んで物語を背負えるような物作りの男でありたい。

 それはとても楽しい事で幸せな事だ。





 宿根木の街。

 観光名所ではあるがいつ来ても情緒がある雰囲気。

 




 そしてここには今も人が住んで暮らしている。

 佐渡ヶ島の家の色。

 脇を流れる綺麗な用水路。

 厳かな空気感を感じる。





 のんびりとした柴犬が寝ぼけ眼で見つめていた。

 人の生活が生きている証拠だ。


 ここで解散をして取材チームは中川さんのガレージへ。

 到着したのが3時位だっただろうか。

 朝が早かったからもう完全に夕方の気分。


 正直みんな疲れていたけど充実して心満たされた良い疲れだった。

 
 
 


 それでも欲しがりな取材班は仲村ボデーさんの所に行く。

 佐渡ヶ島特集という事でより深みを出す為に大事な人だ。

 仲村さんは70歳。

 70歳でバイクに乗っている人はもちろんいる。

 でも70歳でハードコアに乗っている人はそういない。


 取り回し、アクセル、コーナーとどれをとっても格好良かった。



 


 何より笑顔と人柄の優しさ。

 格好良くて素敵な人だった。

 朝からの疲れなんて完全にぶっ飛んだ。


 ずっと思っていた事がある。

 仲村さんはもとより今回取材して話して来た人はみんなハーレー乗りだけど、それ以前に圧倒的なバイク乗りである事。

 ハーレー以外の多用途のバイクを大体所有していた。

 バイクが好きで、オートバイ乗り。

 そしてハーレーも好きだって事に過ぎない。


 もちろんそれぞれにハーレーに特別な想いはある。

 でも立ち位置はそれ以上でもそれ以下でもない。


 肩肘張ることなくハーレーを楽しんでいるから素敵なんだと。



 


 帰ったら山川君の次男の耕平とウメちゃんがキャッチボールを始めた。

 聞くとウメちゃんは昔甲子園を目指す球児だったらしい。


 夕暮れの中で親戚のおじさんと投げ合っているようだったな。



 


 自分にとっても陽平や耕平、紬は親戚の子供みたいな存在だと思っている。

 
 そんな関係の中にウメちゃんとヤッシーも自然と入っていた。

 それが嬉しい。


 皆で山を見上げながらそう感じた。





 その夜は山川家にてバーベキュー。

 あっという間に最後の夜になった。

 その時ですらそう思うのに今となれば一瞬の夢のようだった。

 でもそれが夢でなかったと今手元にあるバイブズの雑誌が教えてくれる。

 
 


 佐渡ヶ島バイブレーションズ。

 主役のサドメンはもちろん、関わった全ての人が一つの集合体と感じていた。

 それぞれに持ち寄る佐渡ヶ島ならではの珍味もあり、明石ソーセージも加わってとても贅沢な時間を共有した。


 実は一つだけ気がかりな事があった。

 大事な一人が足りない。


 


 その菊池君がやっと登場!


 自分にとっても中川さん、山川君と共に佐渡ヶ島と繋がるキッカケとなったキーマンの一人。


 明日菊池君を取材してから新潟港行のフェリーに乗る事にした。


 今日は朝5時からの長い長い一日。

 どれだけみんなと話し合い、走っただろう。


 でもここにいる全員が最後の夜を惜しんでいつまでも終わらないように盛り上がった。


 最高のLONG DAY。



 最終話に続く。

 







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2021年07月23日

SADO VIBRATIONS③~サプライズ~

 朝から快晴の佐渡ヶ島。

 真夏日になりそう。

 でも東京と違うのは朝晩は涼しいという事。

 それが気持ち良い。


 本日のスタートは笠井さんの撮影から始まる。

 笠井さんは左官屋さんで今日の現場はこの近くらしい。


 山川君から借りたリード90はちょっと音はうるさいがとても早くて快適。

 ダイナとリードとハイエースで現場に向かった。


 


 本誌に掲載されている職人さんをみんな集めた一枚。

 最後に皆さんでとお願いすると蜂の子を散らすようにみんな物陰に隠れてしまう。

 さっきまでワイワイと笠井さんをちゃかしていたのになw


 何とか頼み込んで説得して撮らせてもらった。

 その割には撮った後に

 『サンダルじゃなくてちゃんとした靴履けば良かったな。』

 などとそれぞれブツブツ言っているのが面白かった。

 そんな会話が未だに聞こえてくる最高の一枚。


 


 2軒目は濱口塗装の通称ハマちゃん。

 いつも賑やかに騒がしく迎えてくれる。

 会って数分でウメちゃんがそっと自分に言ったよ。

 『初めて会ったのに何故か懐かしい感じ。俺濱口さん好きですわ。』

 自分らとは全然年上の人なのにそんな人なのです。

 それはほぼ佐渡の仲間みんなに言える事ではあるが。


 ここでも恥ずかしがる本人をよそ眼に夫婦仲睦まじい写真を撮らせてもらった。

 結論から言うとその写真を雑誌に掲載する編集者が悪いという事でまとまっているww





 その後は松田造船所。

 歴史ある松田君の仕事場兼自宅になる。

 こんな機会がなければなかなか見られない光景。
 




 港なのに綺麗な海の色。

 大佐渡の上の方ではまさしくエメラルドブルーの海が広がっている。




 松田君の走行シーンの舞台となった両津港ほ街並み。

 情緒あるれる居酒屋が並ぶ。






 人口減少、過疎化によって少しずつ寂れて行く街並み。

 いつまでもこんな雰囲気が残っていて欲しいと思ってしまう。





 最後まで松田君は嫌がったが何とか撮らせてもらった親子のショット。

 もちろん雑誌にも大きく載っていた写真。

 実はこの写真には雑誌には書ききれなかったエピソードがある。

 『一枚だけ親子で写真撮らせて下さい。』

 と、お父さんに言うと恥ずかしがりながらすぐさま船の物陰に隠れていった。

 何をしてるのかなと少し覗いてみるとお父さんはシャツを作業着にキチンと入れて身だしなみを整えていたのだ。

 それは自分を格好良く撮してもらう為にしている事じゃ無いとすぐにわかった。

 息子に恥をかかせまいとする親父としての愛だったのだと思う。

 それを知っているからこそこの写真には特別な温もりを感じてしまうのだろう。





 その後仕事を早めに切り上げて来てくれた中川さんも合流してこの街の寿司屋で昼飯。

 まぁこの寿司を美味かったのさ言うまでもない。





 午後は相川の北沢浮遊運鉱場跡まで走って山本君と合流する。

 ここは金山の跡地でこの雰囲気からラピュタと言われている。

 最近はインスタなどにここにバイクを置いて撮った写真なども上がっているが、本来はここにバイクを持ち込む事は出来ない。

 実はこの写真を撮らせてもらうためには色んな物語がある。


 先ずは山川君が事前に役所に出向き観光課の人と話を繋いでくれていた事。

 それと松田君の撮影の合間に自分と山川君で観光課の人と会った。

 事情を話しても少し難色を示した顔だった。

 でも3年前にここに許可を取ってバイクとの写真を撮った実績があるカメラマンがいる事を知ると

 『実績があるのだったら何とかしましょう!』

 と、頼もしく言ってくれたのだった。





 それで役所の人の立ち会いの元で堂々と撮らせてもらったこの場所の写真。

 全国誌と言う責任あっての事だけど、佐渡ヶ島公認で撮らせてもらったここの写真は特別な価値がある。

 それはひとえに山川君の動きとヤッシーのおかげとしか言いようがない。

 今回のカメラマンがヤッシーじゃなかったら実現しなかったかも知れない。





 その後京都からの人が移り住んで作られた京町で撮影し、海岸線のスポットへ。

 ここも素敵な場所だったが、その手前の海岸線と畑のスポットを選んで撮影した。




 今回佐渡ヶ島バイブレーションズのメイン表紙になった場所だ。

 素晴らしい写真だった。

 それがなお素晴らしいと思えるのはこの場のこの時に居合わせていたからこそ。

 当然この写真はアプリなどの加工では無くて、肉眼で見ていた絵と少し違うし格好良い。

 それはヤッシーの経験とセンスからなるその場の閃きと腕からこそなる。

 どんなに良い景色でもその場に立って道のりを思い出し、そこの空気を吸い込んでいる肉眼に勝る物はない。

 そういつも思っていた。

 でも超スローシャッターで撮った花火の写真などでもわかる様に時にカメラは肉眼を超える。

 あらためてそれを感じさせてもらった。





 山本君の家でお茶をして絶品のサザエをご馳走になった。

 その後温もりの様な夕陽に包まれながら解散をしてのだが、最後の最後に佐渡ヶ島からのサプライズが待っていた。

 それは夫婦岩と言われる場所だった。

 昔福島の彦にゃん達と一緒に来た思い出の場所。





 岩と岩の間に重なるオレンジの光。

 その光は水平線に沈むにつれて燃える様に赤く空を焼いた。

 なかなか見れない偶然らしい。


 『佐渡はこんなもんじゃね~ぞ!』

 と島から言われているような気がした。


 『最後まで見ません?』

 とウメちゃんが言いもちろん皆んなでずっと水平線を眺めていた。


 今日はたくさんの素敵な写真が撮れた。

 まだ2日目なのに少しずつ撮り溜めた写真と積み重ねた物語に胸がいっぱいになった。

 日が落ちた途端に肌寒くなって来た。


 今日も温泉入って山川邸でアットホームに反省会しよ♪


 続く






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2021年07月20日

SADO VIBRATIONS②~最甲斐~

 

 
佐渡ヶ島上陸すると山川君がバイクで待っていてくれた。

ウチラと合流すると同時にエンジンを掛けてそのまま走り出す。

この後の時間の都合もあっての事だけど、何か山川君らしい所。



 

初日の取材は中川さんと鵜飼ちゃんの仕事風景からだった。

店を閉めてから待っていてくれた二人。

細かい話はこの後の打ち合わせの飲み会でゆっくりすればいい♪





こちら取材チームの3人。

バイブズ編集長のウメちゃん。

カメラマンのヤッシー。

そして自分はと言うと

何役だろう?

まぁ何でも良いやね♪



 
 早速二人のプロの仕事を見せられる。

 さっきまでのフェリーのまったりした感じはまるでない。

 感性の一致からなる仕事の速さと正確さ。


 

 
 いい感じの二台と二人。

 ここには松田君も合流した。

 山川君と松田君は3年ほど前の埼玉県のイベントでウメちゃんとは会っているが、当然中川さんと鵜飼ちゃんの二人とは初対面。

 会わせたい人はこの後も沢山いるけど、その大事な二人だ。

 ここから始められて良かったと思う。

 

 
 その後いつもの中堀で乾杯。

 この後3日間の予定などの打ち合わせをした。

 それももちろん大事だけど、もっと大きな目的がある。


 
 『お互いの心を感じる事』

 先ずはそれなくしてはこの佐渡ヶ島特集は始まらない。

 人が人に想いを伝えるのは難しい。

 誰かの想いを人に伝えるのはさらに難しい。

 でも急に難しい物でなくなる時がある。

  

 


 実際そんな事心配は全く無かった。

 最初から分かっていた事だけど不思議な程自然だった。

 この皆の表情を見ればわかるだろう。


 とにかくウメちゃんとヤッシー、そして皆で心から楽しそうに打ち解けていた。



 


 自分にとっては久しぶりの再会。

 その再会はいつも格別に来た甲斐があると思わせてくれる。

 だから 『最甲斐』 の文字でここでは再会と呼ぼう。



 明日からも素敵な予感しかしない。


  続く




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2021年07月16日

SADO VIBRATIONS①~付箋~

 ここ関東ももう少しで梅雨が明けようとしている。

 いつもなら真夏を人一倍楽しみにしている自分だけど、今年は少しだけ違う。

 それはこの梅雨に起こった出来事があまりにも特別過ぎたせいかもしれない。


 
 


 ここにある一冊の雑誌。

 VIBES vol 334号

 今書店で発売されている最新号。



 



 『佐渡ヶ島バイブレーションズ』

 色んなページを合わせると計30ページにも渡る佐渡ヶ島に生きる仲間達の特集。

 
 この特集を作る為に先月末の梅雨時期の真っただ中に佐渡ヶ島に行かせてもらいました。

 ここにある全ての写真、文章の一文一文が愛おしい。


 そんな愛おしさからかもう少しそんな梅雨が長引いても良いかなと思ってしまうのかな。


 



 まずは雑誌を手に取って隅々まで見て読んで頂きたい。

 限られたページの中に皆の想いが濃縮100倍の原液のように詰まっている。


 だからこのブログではその裏の物語を中心に少しずつもう一度旅をするように書き留めて行こうと思う。

 



 


 初日東京の朝のコンビニでの待ち合わせ。

 年季の入ったバイブズ号のハイエース。



 もちろん俺たちはバイク乗りである以上、バイクで行きたいのは当然の事。

 
 でも今回は俺たちの佐渡ヶ島へのRUNという色を一切出さずに焦点の全て佐渡ヶ島の彼らに当てる事に決めた。

 その為にやれる事に専念する。


 それは色々考慮した上でのウメちゃんのこの特集に対する決意と自分は感じた。

 まぁ楽しみはまた次に取っておけるしね♪



 
 


 それでもチャッカリと自分スクーターは積ませてもらった。

 
 すぐにカメラマンの安井君と合流。

 ちなみに出会って数秒で勝手にヤッシー(YASSY)と名付けさせてもらったww


  



 心配していた渋滞もなく時間通りに新潟港へ到着。

 同じフェリーで島に渡る釣り人がバイブズ号を写真に収めていた。


 あらためてバイブズという名前とロゴは有名で特別な物なんだと思った。


 そのバイブズがこれから佐渡ヶ島に初上陸する。

 
 


 

 


 力強いフェリーの白い足跡と海の色。

 そのコントラストが美しい。


 さっきまでいた新潟港が小さくなって行くのが嬉しくなった。


 
 


 特集にも書いてあることだが、この新潟港~両津港航路と小木港~直江津港航路は国道350号線。

 だから俺たちは今海の上を渡っているのではなくて、海の上を走っているのだ。


 海を隔ててもつながっている道。

 それはロマンでしかない。


 海の向こう側の道。



 


 車両置き場のあのムンとする空気感。

 デッキに上がれば煙突から出る重油の匂い。


 島の人には日常の事かも知れないけど、自分は旅気分が高められて大好きなんだ。


 



 佐渡ヶ島特集をもぎ取ってくれたウメちゃん。

 最初大きなプレッシャーと不安を隠せない彼だったが、気が付くとカモメと夢中に遊んでいた。


 そんな気持ちは投げたかっぱえびせんと一緒にカモメの胃袋の中に消えて行ったんじゃないかな♪



 




 一方自分はと言うと、正直多少のプレッシャーは無いと言えば嘘になる。

 まぁ一応言い出しっぺでもあるし。

 でも不安な気持ちは1ミリも無かった。

 
 その事はこの企画を持ちかけた時から全く持ち合わせていないが、今回は特にそれを裏付ける物があった。


 ウメちゃんが大事に持っていた佐渡ヶ島のパンフレット。

 この特集が決まった後に山川君が役所の観光課に行ってバイブズに送ってくれていた物だ。


 そこには送る前にあらかじめ驚くほどの数の付箋と折りクセが付けられていた。

 ずっと色んな事を考えて動いてくれていたのだろう。


 そんな彼らが生きる島なんだよ。


 今思えばウメちゃんは 『行けばわかるさ。』 を行く前から掴みかけていたんじゃないかな。







 島に近づくと佐渡の雄大な山と夕日が迎えてくれた。

 
 聞けばヤッシーも3年前に佐渡ヶ島の写真を仕事で撮りに来ているらしい。

 それも後から知った事らしい。

 深く不思議な縁ありきのチームだと既に感じていた。


 これでお互い役者は揃った。


 後は行けば何とかなる。

 彼らがいる限り何とでもなる。



 この時点では仮であるが色んな意味あってこのタイトルも決めた。


 とうとうこの日がやって来た。

 
 さぁ♪ SADO VIBRATIONS !




 


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2021年05月06日

VINTEGEと巡り合い~17周年SVP~

 結構前の話になってしまいましたが、前回行われたSVPの話。

 場所は東京の一番右端の小岩。

 そんな下町人情溢れる街にあるVINTAGE SHOP JOHNNY。


 そこで不定期に行われるスペシャルビンテージパーティー。

 通称SVP。



 



 極上のVINTAGEの大量入荷を求めて雨の中でも行列が出来ます。

 ちなみに今回自分は福島から初参戦の熊さんと12時間並びました。

 でもその間も楽しく感じてしまうから不思議。

 
 このご時世でセールや福袋でも無いのにこうして大勢が夜通しで並ぶ古着屋なんて他に無いんじゃないかな?


 それはハイセレクトな商品はもちろんの事、ジョニーさんが築き上げて来た人徳による物だと思う。


 自分もいつのまにかこの年に数回のSVPが一番楽しみな日な事になっていた。




 



 今回の戦利品。

 70s BATE RED LEATHER

 珍しい赤のアメジャン。


 自分は服が好きだけど、VINTAGEにハマったのはここ数年前になる。

 もちろんあらためて教えてもらったのもこの店や縁があっての事。

 古着も好きでたまに買ってはいたけど若い時のVINTAGEブームの時は違うジャンルの恰好をしていた。

 だから偉そうな事は全然語れないが、こうした巡り合いはやはり最高。


 色んな縁やタイミングが合ってこそ手に出来るモノ。

 
 


 WESCOのペコスブーツ。

 ほとんど履いていないような極上品。



 


 しかも、今は無きLanglitz Leather × WESCO。



 


 特大サイズになるとインソールもなかなか売っていない。

 だから試しに5ミリ厚の革を裁断して使っています。

 実際なかなかいい感じですよ♪



 


 それとSVPの後日に追加でカマしたVINTAGE。

 50s Lee Overall

 ずっと欲しかったロングLボタン。

 しかも奇跡的なほとんど焼けやシミも無いフルレングスの生成り。



 


 
 革ジャンといい、ブーツもそうだけど、特にこのオーバーオール。

 約70年ほど前に作られたモノが今も普通に使える事。

 それはそれだけ誰かの手元で大切にされて来たこそ成り立つ事。

 何十年前の想いを受け継いでいるかの様なロマンを感じる。


 今後も決して増える事のないたった一つのVINTAGE。


 自分もそんな風にずっと大切に愛される物作りをまだまだ目指したい。

 そしてそんな男でありたい。


 VINTAGEがそう思わせてくれる。


 それを教えてもらってさらに服が服以上に好きになった。

 いつも本当に感謝しています。   


 そして17周年おめでとうございます!



 東京都の緊急事態宣言により現在休業中のJOHNNY。

 再開した際にはまた皆で会うのを楽しみにしています。

 またワイワイ笑って酒を飲みましょう!

 

 

 PS 


 


 



 最近お気に入りの千葉県木更津の赤いラーメン屋。

 今回は限定のカレーをチョイス。


 噂によると最近抜け駆けをして空振りをした輩がいるとか・・・


 ザマー!www


 



 





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2020年08月28日

樹持ち良き蜩の声

 夏が始まったかと思ったらもうそろそろ8月の末。

 今年は梅雨が長かったのとこのコロナ事情もあって夏がとても短く感じます。


 そんな夏は思いっ切り暑かった。

 でもそんな短い夏を思いっきり駆け抜けた。


 蝉の見た目は好きじゃないけど鳴き声は好き。

 うるさいほど思いっ切り鳴いていて欲しい。


 夕方になると聞こえる蜩(ひぐらし)の声。

 いつまでも聞いていたい。



 


 綿アメのような夏雲。

 心が躍るのは皆同じだろう。



 


 天空の城が隠れているような入道雲。

 子供の頃からこの雲を追いかけて走っていたのは変わらない。


 歳は取ってお腹がポッコリして来ても変わらない物は変わらない。

 ずっと夏のままでいて欲しい。

 夏の終わりなんて言葉はまだ聞きたくないな。


 でも革ジャンの季節も待ち遠しかったりもなくもなくなくもないww


 まだまだ夏は終わらない。



 



 なんてポエムのようになってしまうので少しだけ作り物の話。


 最近のマイブームの1つ。

 『樹持ち』


 でも同じ物はつまらないので今回は新しい試みを試してみました。


 今回は少しダークトーンのバージョンアップを。



 



 始めて手に入れた黒い石のスカル。

 それを透明のレジンで包んでみたらやはり真っ黒の球ww


 でも光を当てて良く見ると中から顔が浮かび上がる。

 いい感じで渋い雰囲気。



 



 金具や鹿紐は好きに選んで頂ければいいのですが、今回はこんな丸い鉄のカラビナを使いました。


 黒だからスッキリ見えてシンプルな印象になりますね♪



 



 ビーズの使い方も少し違います。


 オールブラックスの雰囲気を壊さないように連石に。

 色も控えめに。



 



 そんな黒紐バージョンにターコイズブルーも良いですね。

 引き立ちます。


 同じくターコイズ色のガラスビーズをぶら下げてみました。





 郵送などのやり取りも出来ますが、いつかどこかで見つけてもらえたら手に取って長い物語と共に酒を飲み交わしたいですね。






 


 
 それともう一つはワーゲンの話。

 ちょっと前の事ですが首都高速を走行中に突然のパンク。

 いや、バーストしたっぽいです。



 



 どうしても少し走らなければならなかったのでタイヤはこの有様。

 幸いホイールは無事でした。

 それより緊急車両が来るまでが路肩も無いので怖かった。



 



 到着した首都高のレスキュー隊の方。

 用意してもらった油圧ジャッキは調子がイマイチらしくタイヤが上がらず。


 『なんかジャッキ持ってませんか??』



 



 あるにはあるのです。

 一度も使った事もない化石の様な変わった形のジャッキが。


 皆で試行錯誤しながら使ってみるとこれがなかなか出来るヤツでした。


 プッシュから受け継いでから早13年のこのバス。

 パンクも含めてレッカーやレスキュー隊にお世話になったのは初めてかも知れない。


 実はそうそう壊れないのが空冷ワーゲン。


 でもこれからはタイヤチェックももっとちゃんとやらないとと反省。


 親切な対応に本当に頭が下がりました。

 ありがとうございました!






 PS

 でもエアコン無しだからこのお盆の猛暑の時だけはさすがに無理だわ~






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2020年02月28日

変わらぬ想い。

 2月の末になってしまいましたね。

 前回更新したのが退院して少し経った2月の初めだったからずいぶん経ってしまいました。

 
 その間に変わった事は多い。

 まず、良い事としては足のギブスも外れて少しずつやりたい事が出来るようになって来ました。

 医療の進歩と人間の回復力って改めて凄いと思った。

 一か月前はベッドから全く動けなかったのに・・・


 それと悪い事としては新型コロナの状況。

 連日テレビを付ければ過剰な程の曖昧な表現にお腹がいっぱい。

 そしてマスクに続きトイレットペーパーなどの紙類の買い占め?

 
 意味が解りません。

 転売屋の為の自作自演の情報になぜ振り回されるのか?

 震災の時などに 『日本人は民度が高い。』 なんて言われていたけどそれはどこに行ってしまったのだろう・・・


 
 今やるべき事って不安に煽られて必要以上の物の為に並ぶ事や探し回る事じゃないと思う。

 もっと大人としてやるべき事がある。


 考えてみて欲しい。

 全国の子供達が休校になってこれからほぼ子供達だけで留守番しているんだよ。


 転売屋の様に何でも逆手にとって考えるモラルもリテラシーの欠片もない人達は今絶好のチャンスと色んな事を考えてる奴は多いだろう。


 今やる事は先ずは大人として感染のリスクからだけでなく、地域や子供達の治安を守ってあげましょうよって強く思う。


 格好悪いことばかりやってないでさ。



 


 話が大分熱くなってしまったので、今回はあえてこの話。

 変わらぬ想い。

 熊本地震支援パッチの話。



 


 2016年4月14日。

 熊本地震。

 その直後すぐにアディクションズの晋平さんが動いてくれて始めた支援パッチ。

 『がまだそう熊本』 として2016年、2017年、2018年、2019年と色合いを変えながらずっと続けて来てくれました。


 今年からはずっと熊本県に申請を出して調整して来たくまモンのキャラクターを正式に使って新しく作ってくれました。

 バイク乗り中心だけでなくもっと幅広い人の心に届いてくれることを願います。

 
 もちろんいつもの様に材料代などを差し引く事もなく全額寄付になります。



 


 それと2011年からずっと続けて来た東北支援パッチも新しくなりました。

 SUGAR工房としても今回も微力ながら協力させて頂きます。

 4月の出店からこの二つのパッチを持って走ります。

 どこかで心に届いたら是非ご協力お願いします。


 ちなみに今までの熊本、東北支援パッチは終了となります。

 まだ少し持っている物もありますので欲しいという方は手渡せる場合もあります。



 


 その新作の熊本支援パッチを早速キーホルダーに加工させて頂きました。

 岡山のKさんいつも温かいお気持ちありがとうございます。


 使っている革は約6ミリのナチュラルのベンズレザー。

 今回は形が複雑なので正直とても大変でした。

 今後は少しだけ仕様を変更させて頂くかもしれません。



 


 裏には

 『心はいつまでもそこにある。』

 まだ終わっていません。

 まだまだこれから。

 あの日、あの時感じた想い。


 正直言って自分も全くその温度のままかって事はないけど、忘れたくない。


 だから

 できることをできるだけ。


 今回も素敵な支援パッチを作ってくれたアディクションズの晋平さんに感謝します。

 ありがとうございます!



 


 最近やっと自分の事をやれる時間を作れました。

 ずっと大切にして来たJUPIAの思い出を形に出来ました。

 これも自分の中では変わらぬ想い。


 思い出と共に旅に出よう。

 

 


 嬉しかった事はまだあります。

 最近JOHNNYの中にリペアショップが正式にオープンして、骨折以降やっと行く事が出来ました。


 『custom&repair shop TB』

 スタッフのリョータ君がビンテージから新品までどんな修理も相談に乗ってくれます。


 それに伴い内装も全部手作りでリニューアル。

 とても素敵な物作りを見て、刺激もらいました。



 


 松葉杖で訪問ww

 JOHNNY16周年&小岩10周年おめでとうございます!

 custom&repair shop TBも新STARTおめでとうございます!


 自分もやっと踏み出せた一歩。

 お互いに頑張りましょう♪


 ありがとうございました!
 


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 今回のカテゴリーは 『LIFE』 『パッチキーホルダー』

 
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2020年02月09日

今出来る事をやって行こう。

 バイク日和な日曜日。

 ちょっと天気が良いだけで真っ先にそう思ってしまうのはバイク乗りあるあるですね。



 夜中の骨折からの緊急入院。

 その後約2週間ほどして先日無事退院して来ました。

 無事というか、半分無理やりと言うか、色んなストーリーを作り上げていました。


 まぁそれは今度ネタとして会った時にでも聞いて下さい♪


 たかがそんな短期間の入院かも知れませんが、最初の数日が本当に苦悩の日々でした。

 
 久々に胸一杯に吸い込んだシャバの空気。

 最高でした。

 そして寒かった。


 いつの通りの生活に戻った喜びは大きかったけど、松葉杖の生活はいつもの倍疲れる事を知った。

 ちょっと退院早かったかなって気はするけど、それでも嬉しい。

 早い内に現実にぶつかっておいた方が自分らしくて良い。


  
 


 
 先ずは生活の足を。

 普段乗っているスクーターに松葉杖ケースを作った。

 使っているのは床革と言って半裁の革を漉いた時に出る吟面以外の革。




 



 
 それをカットして手間を省くためにカシメで打ち付けただけの物。

 湘南のサーファーの原付みたいなシルエット。


 今の所右足が地面に付けないのですり抜けもほどほどに超安全運転を心がけます。

 でも格段に便利になりました。



 



 好きな革ジャンに囲まれる生活。

 やっぱり幸せだ。

 早くこれらを着て小岩に行きたい。



 



 ブーツの出番ももう少しお預けだな。

 でもモチベーションはとても上がる。



 



 スクーターはまだしもコイツはまだまだ扱えないな。

 どうしても鼓動が聞きたくて昨日何とかエンジンに火を入れた。


 今までのウップンを吹き飛ばすかのように息を吹き返した。

 その力強さに少し泣きそうになった。



 


 
 実は入院中も少しだけ作っていました。

 一応大部屋で大きな音は立てられないのでコバ磨きとコーティング作業。


 病室に小さく聞こえるキュッキュッっと磨く音。


 う~ん・・・異様・・・


 看護婦さんにはいつも 『それ何してるんですか?』って聞かれてました。


 『秋に向けての準備。』って。


 今年は特別に3色展開してみよう!



 



 戻ってからも出来るだけ安静にしておかなければいけないので物作りしています。


 当然4月の秩父ミーティングにはバイクで出店する予定です。


 それまでにワクワクする新しい物も増やしておきます。

 

 



 文字盤も少しですが良い雰囲気の物が入荷しました。

 使うのが楽しみになります。



 



 鹿紐の上質で新しい色も手に入れました。

 想像するだけでワクワクします。


 不幸中の幸いではないですが、怪我をするのがイベントのメインシーズンじゃなくて良かった。

 今ならまだ間に合う。

 そして両手は使えるから出来る事が沢山ある。

 それはとても幸せな事なんですね。



 



 病院食も悪くはなかったけどどうしても薄味なのは否めない。

 たまたま入院している最中に病院の14周年記念日だったらしくてその日はステーキが出た。

 なんかたまらなく嬉しかったな♪



 


 でもやっぱりシャバの飯は旨い!

 健康的な物ばかり食べていた反動で大きくなったりして・・・



 自分には大切な目標と約束がある。

 3月にはしっかり両足で大事な式に参列する事。

 4月の秩父ミーティングのシュガスタ工房。

 その月末のハイスロへの魂のRUN。


 全てはそれが活力となっている。



 とにかく一人の社会人として、バイク乗りとして、SUGAR工房として今出来る事を目標目指してやって行きます。


 ご心配おかけしました。

 そしてあらためて温かい励ましの言葉、お気遣いありがとうございました!


 
 SUGAR工房 佐藤







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Posted by SUGAR工房 at 17:44Comments(0)LIFE

2019年04月27日

シュガスタTシャツ~SUGASTA~

 とうとう平成が終わる。

 今更自分なんかが何かを語る立場ではないが、初めてこの言葉を使うかもしれない。

 SUGAR工房の平成最後のブログかも知れない。

 そこに持って来たい話がある。

 ずっと作ってみたくてずっと作れなかった物。

 それはオリジナルTシャツ。


 昔から絵を描くのが好きだった。

 授業中も教科書、ノートの端にはいつもイラストを描いていた記憶がある。

 レタリングもちゃんと基本から教えてくれる先生に巡り会って頭の中のグレーの線を辿れるようになった。

 ちなみにレタリングは文字ではなくて絵としてとらえるからこそ書ける。

 そんなもんだと思う。


 いつしか大人になり格好いいTシャツを沢山眺め、手に入れることによって 『自分も考えて作ってみたい』 と思うようになったのは自然の流れなのかもしれない。

 でもそのいつかはいつかのままになり、かえって想像しすぎて遠い物になっていた。


 


 そんな中での大きなキッカケ。

 『せっかく一緒に秩父ミーティング出店して3年目の記念にコラボTシャツ作ろうぜ!』

 そうして作ったシュガー工房とヤバスタ工房の通称 『シュガスタTシャツ』

 ずっと内緒で動いていて無事先日の秩父ミーティングで披露した。

 限定枚数30枚ちょっと。

 S、M、L、XL、XXLの5サイズながらも、まさかのSとXLが多めと言う偏ったサイズ展開。

 しかもバイカーズミーティングなのに売れ線の黒を作らずのチャコールグレーの一本勝負。


 わずかなSNSでのヒントを頼りにわざわざ秩父まで電車とバスを乗り継いでまで買いに来てくれた嬉しき強者も。

 本当に手にしてくれたすべての人に涙が出るほど嬉しくなった。


 


 最初はノリと勢いから始まった。

 結果的には終始楽しかった事には変わらないけど、思い返せば色々あったな。

 なんせ自分と祐一とレイサちゃん。

 不思議なくらい気が合うけど、それぞれに個性が強く自分の世界がハッキリしてる3人。

 まぁ~ぶつかり合ったわけですよ…


 今となれば笑い話で酒が飲めるけど、正直祐一と初めて少し喧嘩もした。

 誰かが走り出して、誰かがそれに手を加えて、誰かがそれを最終的にまとめなければいけない。

 やりたい事をやる事も大事だけど、どこかで認め合い、探り合い、合わせ合いながら物を作って行く事の難しさ。

 同時にその大切さを思い知り、大きな夢がそこにあった。


 今回は自分が大まかなデザインを提案し、レイサちゃんがそれに華を持たせて、祐一がそれをイラストレーターをできる友人と打ち合わせを重ねて修正しながら形にしてくれた。

 そんな特別なシュガスタTシャツになりました。


 


 


 大きなキノコの傘の下でそれを見上げる大きな熊二頭。

 このキノコは大きな屋根。

 つまり一つ同じ屋根の下。

 その下で空を見上げて妄想する。

 物作りには空は必須。

 空には無限のアイデアと人の笑顔が浮かんでる。

 なぜ熊なのかというと…まぁいいですねww


 


 キノコの中にはレイサ画伯の無限の可能性と世界が爆発しています。

 KUMABUS?

GOOD RED ROAD?

この世界観に細かい説明など必要ないのだ。


 


 おおおっ!

 チョッパーに曲乗りしてる熊が何か持ってるよww

 ん??カニ??


 


 GOOD DAY TO DIE


 


 そしてSEE THE SUN

 よく見ればこの熊たちはww


 


 


 ABCDEFGHIJKLMNSTUVW

 STUVW ??

 ん?? いや、いいの!



 


 SUNNYの太陽。


 


 もちろん伝説のうしSPもいるし、書ききれません。

 いや、本人しかわかりませんと言ったのが正解ですね。

 手にした人はその内画伯に直接聞いてみてくださいな。

 たぶんあまり理解できない回答が返ってくるけどww


 


 


 サーカスのポスターみたいになるように書いた書体もキノコのテイストに合わせてアレンジしてくれました。

 違うが少しずつテイストを混ぜる事によって馴染んでいく。


 このボディーはクロス&ステッチのややヘビーウエイト。

 ここのボディーは少しだけ細めですっきりしたシルエットで、しかも生地は厚いのにとても柔らかい。

 そこにやや黄色味の強いベージュのプリント。


 さっきも書いたけどこの文字の位置やバランスなどもみんなで何度も話し合い、ボディーの手配、プリント業者との打ち合わせなどは全部祐一が取りまとめてくれた。

 手書きで書いたこの絵は祐一の友人が一本一本イラストレーターでなぞってくれ、修正してくれた。

 本当に気が遠くなる作業だったと頭が下がります。


 祐一、レイサちゃん始め、関わってくれたすべての人に感謝。

 ありがとうございました!

 おかげで一つ最高の形で夢が叶ったよ!


 



 なぜ今にこのTシャツのブログを書いているかと言うと、絶対的に秩父ミーティングに来てくれた人を優先したいという思いからです。

 そしてまだ本当に少量ですがSとMとXLサイズのみ在庫があります。

 価格は3000円。

 基本的にヤバスタの店頭でも自分の出店でも並べませんが、受け取りや発送には対応したいと思います。

 気になる方はお早めに自分かヤバスタに問い合わせてください。


 PS

 京都の造形美を巡る旅


 


 明日も素晴らしい物たくさん見てきます。





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Posted by SUGAR工房 at 23:50Comments(0)LIFE

2019年01月20日

極東藝術区~真紅の壁~

 



 極東藝術区。

 1月4~6日まで東京の小岩にあるvintage shop JOHNNYで行われたイベント。

 とても刺激的で、心が揺さぶられました。


 芸術。藝術。

 それは一言では語れない事。

 でもこの日その全てが芸術と思った。


 自分が訪れたのは4日の初日。

 新年の挨拶を兼ねて小岩駅を降りました。


 


 あわよくば夕方にでもと始めて新しい場所に移った大竹をチェック。

 残念ながらまだ新年の営業は先のようでした。

 あ~もつ焼き食べながらボールで流し込みかったな・・・



 


 そしてJOHNNYに行くと待ち構えてたのは・・・


 真紅のvintage leatherの壁

 通称 『赤ジャン』

 Lewis Leather を中心にHighwaymanや貴重なアメジャンまでその数約50着!

 誰もが思い、誰もが口にしていた言葉。


 圧巻・・・

 まさにそれに尽きる。

 インパクトはもちろんの事ながらそれだけじゃない真紅の壁。


 


 店の外ではJOHNNY SECONDで腕を振るうイケダ君はケータリングを提供。

 スペシャルフードとスペシャルビール。

 賑わう人と笑い声が絶えなかった。

 とにかく何食べても最高でした。


 


 片側にはシャクテン工房のトモリさんのアートが並ぶ。

 利き手の右手から左手に筆を持ち換えてまでも描く事をやめなかったと。

 絵を描くことしか出来ないから・・・という言葉が心に強く刺さりました。

 
 


 利き手じゃなくても描きたい。

 逆にコレは左手だからこそ描けた奇跡のタッチなのかも知れない。

 自分も絵を描く事も見る事も好きなので、いつまでも見ていられる魅力がありました。


 


 シャクテン工房のトモリさんは小岩に店を構える彫り師。

 生きている人の肌に描ける人の絵はやはり生き物でした。


 


 このスカルは特に衝撃的でした。


 


 その反対側には写真家JUNさんの写真ART。

 主にライブハウスを中心に活動をされているそうです。


 


 自分は写真やカメラの事は詳しくありませんが、吸い込まれるような気持ちになりました。

 人は同じ物をそれぞれの肉眼で見る。

 その切り取り方やカメラとレンズを使いこなし方でこうまで違う物になる。


 


 この躍動感。

 素晴らしすぎる。

 
 綺麗な景色や凄いパフォーマンスを見た時に、この感動をどう人に伝えようと思う事がある。

 それを写真や動画でいくら写しても肉眼には勝てないと思う事が多い。

 確かにその場で感じる臨場感や感覚などは目から来るだけじゃなくて、空気だったり、声だったり、写真には納めきれないほどの雄大なパノラマだったりする。

 でもこのJUNさんの写真はその肉眼を遥かに写真が超えていた様に感じた。


 


 夕方になってライブが始まる。

 この赤い壁をバックに包まれる音は特別でした。

 東京の東の端の下町、小岩。

 外も暗く静かになった街の中の灯りがあって、真紅の壁。


 



 そこに唄があって、座って取り囲み音に揺れながら耳を傾ける。

 極上の夜。

 極上の時間を楽しんだ。


 


 それにしてもこの赤ジャンの壁。

 この為に色んな所から集められたと言うよりも、全てジョニーさんが手渡した物だって事が凄い。

 その全てに手渡された人の大事な想いがあって、その全てに手渡されるまでの歴史が詰まっている。

 60年代から70年代に作られたleather jackets。

 およそ40~50年前のvintage。

 その間それぞれに誰かの手によって大切にされてきた物だからこそ、今も袖を通して着れるコンディションが成り立つ。

 それが50着も、しかも全て貴重な赤ジャンが醸し出すオーラは圧巻とか言いようがない。


 本当に世界中でもこの壁を作れるのはこのJOHNNYでしかあり得ないと思う。

 

 


 皆さん三日間お疲れ様でした。

 とても素晴らしい物を心に焼き付ける事が出来ました。

 自分自身にもとても刺激になりました。


 



 歴史と想い、技術と意気込み、そして人情と人徳。

 その全てが伝説になった日だと思いました。



 


 帰りは本八幡でAJITOに行き、新年の挨拶も出来ました。

 今となれば貴重なBASSとマスターがその場でカットしてくれる生ハムも絶品で、最高の夜を締めくれました。


 極東藝術区に関わった皆さん、そこでお話しできた皆さん。

 素敵な2019年のスタートになりました。

 ありがとうございました!!



 PS

 自分も7月にやっと巡り合う事が出来た70年代のvintage。

 Lewis Leather starlightning。

 この当時特有の肉厚なsheepskinで、何より運命的の様な貴重な特大サイズ。


 

 
 革ジャンは昔から好きで良く来ていましたが、初めてのLewis Leather

 好きではいた物のvintageやLewis Leather を改めて知ってたものここJOHNNYだった。

 もちろん最高の一張羅です。


 来月のSVPも楽しみにしています。

 特大サイズあれば良いな♪



 










 




 
   


Posted by SUGAR工房 at 02:20Comments(0)HarleyDavidsonLIFE

2018年08月07日

西日本豪雨災害支援パッチ 〜倉敷市真備町〜

 先月の西日本豪雨災害から一か月。

 先ずは犠牲に遭われた方々に心よりご冥福をお祈り申し上げます。

 家を失われた方、また大切な家族を失われた方がこの猛暑の中でどのような事を思いながら生活しているのかを思えば本当に胸が苦しくなります。

 この一か月の間。

 自分なりにもいろんな事を考えていました。

 自分の周りにも自ら被災地に支援物資を運んでくれる人や、ボランティアで汗を流す人、チャリティーTシャツやステッカーを作って動いている人がいる。

 そんな人がいる事を誇りに思います。

 やり方はそれぞれ。

 でも勝手なようですがそれでいいのだと思います。

 行き先は西日本の被災地で歯を食いしばって生きている人。

 これは変わらない。

 そんな中で自分なりに準備をして来てやっとこのブログを書き始めています。


 


 今回もSUGAR工房としてはアディクションズによる支援パッチを始めます。

 ついこの間まで台湾支援パッチを集めていたらと思ったら、今度は西日本豪雨災害。

 本当はずっとこんなパッチが作らない事が一番なのだろう。

 
 アディクションズの晋平さんは東日本大震災ももちろんの事、何かの震災や災害が起きて自分らの心がモヤモヤした時にはすぐにこうして立ち上がって種を撒いてくれます。

 本当に毎回頭が下がります。

 今回も動きは早かった。

 この西日本豪雨災害と言っても、主な所だけでも岡山、広島、愛媛と範囲と規模が大きすぎる。

 そこで今回アディクションズとしては岡山県の倉敷市にポイントに焦点を当てている。


 


 倉敷市と言えばあの大規模な冠水が起きてしまった真備町がある。

 真備町だけでも約50人が犠牲になり、未だ2000人近くが避難所にて生活をしている。

 この街に照準を絞る事と、他の県や被災地に目を向けない事とは全く違う事は説明する必要もないはず。

 あの日、あの東日本大震災で俺たちは嫌って言うほど噛みしめて来たはずだと思う。

 『何処から何から出来るだろう。』

 それを考えるより出来る所からまずは始める事しか出来ない。

 それくらい一人の力は微力だと思う。

 でもその一人からの1000円も、力こぶも、勇気も決して無駄になる事はない。

 だからまずは倉敷市真備町を少しでも手厚く助ける為に皆さんの力貸して欲しいと思っています。


 詳しくは一度アディクションズのこのブログを読んで頂きたいです。

 http://embroideryaddictions.blog76.fc2.com/blog-entry-1050.html





 パッチは一枚1000円の協力になります。

 もちろん今回も材料費などを差し引くことも無く全額を倉敷市に届けます。

 目標は1000枚。

 100万円の義援金。

 今の倉敷市にとって、真備町にとって100万円は僅かな力にしかならないかも知れない。

 でもこうしてみんなで呼びかけてみんなで気持ち込めた100万円はとてつもなく重くて温かいって信じている。

 
 


 今の真備町の避難所の様子らしいです。

 熱い体育館でプライバシーもほとんどない。

 そんな人達に 『物は埋もれても、埋もれない希望』 を少しでも持って頂きたい。


 


 そして今回もSUGAR工房としてパッチ販売の他にもパッチキーホルダーを製作します。

 キーホルダー加工をするとパッチ代1000円にプラスして加工代として1000円。

 つまり一つ2000円になります。

 当然今回もその加工代1000円も全額寄付いたします。

 ただし、今回は革に限りがある事と製作時間がほとんど取れない為、限定30個とさせて頂きます。

 なにとぞご了承ください。


 


 裏にもメッセージ気持ち込めて彫らせて頂きます。

 ご希望の方はお早めにご連絡下さい。

 また今月末の新潟県の寺泊で行われる米米バイカーズミーティング、9月の福島県平田村で行われるジュピアキャンプでも販売いたします。


 


 


 そして今回も神奈川県の辻堂のヤバスタ工房も協力してくれています。

 お近くの方は大きな熊みたいな店主に会いに行きがてらよろしくお願します。



 最後にこの告知と製作が時間が掛かってしまって申し訳ございません。

 こうして書いているといつも思う事があります。

 『自分はただの偽善者じゃないのか?』

 でもそんな事どうでも良い事だって最近教えられました。


 『やらぬ善よりやる偽善』

 皆さんどうぞよろしくお願い致します。


 SUGAR工房  



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Posted by SUGAR工房 at 04:11Comments(3)LIFE

2018年06月16日

佐渡ヶ島ー川崎物語

 


 佐渡ヶ島の仲間との八王子料金所の一枚。

 GWの出来事だったけど、それは一体何年越しの出来事だったのだろう。

 いつしか仲間を頼ってGWに佐渡ヶ島に渡るようになり、随分時が経ったような気がする。

 佐渡ヶ島で生まれた物語や絆は計り知れない。

 それも源流を辿れば宮崎のVMの時にたどり着く。

 あの口蹄疫で大変だった年。

 あの時、あの道の駅で佐渡ヶ島バイカーに出会わなければ自分はここまで佐渡ヶ島を特別な場所と思っていただろうか。

 前回のブログで書いたように佐渡ヶ島に納品RUNで渡る前は毎年の定番だったワイルドスピリッツの出店。

 今年その佐渡ヶ島から逆にワイルド目指して走って来た事が俺たちのANSWER SONG。

 その帰りに自分の住む川崎に来るって話。

 それが佐渡ヶ島ー川崎物語。


 


 なぜか八王子インターって文字が写るように撮ってくれとの写真。

 松田君と山川君。

 ご満悦のようだww


 


 近場の出店なので荷物も少なめで走りやすい。

 こんなFLでもすり抜けチョッパーズとしてバンバン行ける。

 わざわざハーレー乗ってすき好んですり抜けなんかしたくもないけど、首都圏に住むバイク乗りの宿命みたいな物。

 渋滞数十キロに並ぶ忍耐力も全く無い。

 その点佐渡ヶ島バイカーはすり抜けに慣れていないので走るルート選びも慎重になる。


 


 先ずは川崎の自宅に行く前に少し寄り道で稲城のオウルソングへ。

 寄り道と言うよりウチから数キロなのでほぼ着いたようなものですが。

 なぜ、ここに連れて来てヨッシーさんに会わせたかったかと言うと、兼ねてからヨッシーさんは佐渡ヶ島に渡った仲間との親交があるからだ。

 2人を連れてくればお互いに楽しい話を聞けそう。

 色んな佐渡ヶ島話をみんなで盛り上がりながらモンスター級のランチで腹ごしらえした。

 ありがとうございました!






  『川崎に来たら何したい?』

 『何処か行きたい所あります?』

 ワイルドで色んな話をした結果、答えは2つだった。

 一つは電車に乗りたいとの要望。

 で、もう一つはヤバスタ工房に行きたいって。

 限られた時間の中で行きたい所、またこちら側が連れて行きたい所は沢山あるのにその中でも辻堂まで行ってヤバスタを選んだ二人。

 それが自分の事の様に嬉しく思えた。


 じゃあバイク置いたら辻堂までの電車の旅を始めましょう♪


 


 ヤバスタに着くと今朝まで一緒にいたピッケさんやチアさん達が待っててくれた。

 いや、待っててくれたと言うより半強制的だったかもしれないww

 初の対面の祐一たちのヤバスタメンバー。

 実は嬉しい事に佐渡ヶ島の仲間へシルバーを作ってくれて繋がっている。

 もちろん会うのは初めて。

 しかも突然にアポなしで。

 福島の仲間を連れて佐渡ヶ島に行った時なども感じたけど、自分の大切な人同士が繋がっていくって言うのは幸せな事。

 松田君と山川君はその場でオーダーもしてくれていた。


 『せっかく佐渡ヶ島から来てくれて手ぶらで帰らせる訳には行かないだろ!』

 ってその場で松田君のバングル作りが始まった。

 その時の様子や気持ちはヤバスタのブログに祐一が書きなぐっていた。


 ヤバスタ工房ブログ 『佐渡ヶ島ラブソディー』

 https://ameblo.jp/yabasta0910/entry-12380670018.html

 是非読んで欲しいです。


 


 佐渡ヶ島の波のLIFEバングル。

 言葉が出ないほど魂宿ってた。


 


 この最高の笑顔。

 コレが俺たちの何よりのご馳走なんだね♪

 人が喜ぶ→笑顔になる。

 磨き上げたシルバーもピカピカだったけど、これに勝る光は世の中に存在しない。


 


 最後は終電ギリギリまで打ち上げで盛り上がった。

 いろんな話も出来たようだ。

 そうだ♪この時偶然ビーズ細工のリョータ君との会えて、柔らかい強制で一緒に飲んだんだww

 楽し過ぎて、幸せ過ぎて時間を忘れた酒だった。


 


 最後はヤバスタのブログにも書いてあるように42歳と40歳のオッサン二人で感動でガン泣きってオチ。

 だって嬉しすぎるでしょ!

 大事な人が大事な人の所に行きたいって。

 みんなで笑顔になってしっかりと手を繋ぐように大きな流れになって行くって。


 


 とにかく川崎ラバーズではなかったかもしれないけど、最高の夜だったんだ。


 
 


 


 翌朝も気持ちいい青空で二人は帰り支度。

 楽しい時間はあっという間に過ぎてしまうもの。

 今度はゆっくり川崎を案内しますよ♪

 ちなみに家に帰ってから寝るまでと朝起きてからもずっと松田君はバングル見ながらニヤニヤしてたなww


 


 関越道に乗る手前まで自分も見送りRUNをした。

 走りながらもバングル見ている男を風の中で見ながら走った。

 またコッチに遊びに来てください!

 もちろん自分もまた佐渡ヶ島に行きます!

 松田君、山川君ありがとうございました!


 


 青空に大きく掲げたこの拳がその全てを凝縮しているようだった。

 祐一、レイサちゃん、シンヤ君、リョータ君、ピッケさん、チアさん始め皆さんありがとうございました!


 PS

 その見送りの帰りにピッケさんに教えてもらった絶品担々麺を食べに高速を途中下車。


 


 


 その教え通り最高でした!

 サドメンにも食べさせたかったな。

 羨ましいでしょ~ww



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2018年04月10日

台湾支援パッチ ありがとうございました!

 桜もほぼ葉桜になってしまった川崎。

 それはそれで情緒があるもの。

 ずっと作りこんでいてこのブログを書けなくて申し訳ございませんでした。

 今週末は秩父ミーティング。

 久々の出店で面白い奴と面白い事考えています。

 まぁその話は近々書く事として、今回はその前にこの事を書かなければ始められません。


 


 台湾支援パッチ。

 約2ヶ月間掛けて協力者を募りました。

 そして先月末の第一部の締切ギリギリで目標の500枚達成する事が出来ました!

 これも協力していただいた一人一人の気持ちがあってこそです。

 心から感謝致します。

 正直言ってなんと言っていいか言葉が見つかりません。

 ありがとうございました!!!


 


 今年の2月7日。

 台湾の花蓮市を中心に起こった大地震。

 その時はテレビやネットでもこの大きく倒壊したビルの映像が駆け巡り、世界中の人が心を痛めただろう。

 ましては台湾はこの日本にとっても東日本大震災の時に230億円という巨額な義援金を送ってくれた国。

 メディアは一斉に恩返しという言葉をうまく使って芸能人などの寄付を取り上げた。

 でもメディア上ではそこに見えないいろんな力が加わり、冬期オリンピックが始まるとそれはもはや過去の事のようだった気がする。

 恩返しって大変な事。

 台湾の人口から考えての230億円ってものすごい事。

 一人あたり約1000円を募金してくれた事になる。

 そんな国は世界中探しても台湾しかありえない事だと思う。

 そこで起きた地震にその規模などは関係ない。

 賛否両論ある?

 恩返しだからするのか?

 そんなの本当にどうでもいい話。


 大事なのは何を信じて、自分はどうしたいか。

 やるか、やらないかの話。



 




 アディクションズの晋平さんは当たり前の事のように支援パッチを作ってくれました。

 それに乗っからせてもらった自分。

 自分の周りにこうして立ち上がってくれる人がいるってどんなに誇らしいことなんだろう。

 できることをできるだけ。

 できることをできることから。

 そこに困っている人がいる。

 これからの為にしてあげられる事がある。

 偉そうなこと書いているけど、ただ見て感じてしまった以上、乗っからせてもらった以上、見て無ぬふりは出来ないだけ。

 
 


 目標枚数500枚、50万円の寄付。

 いざ初めて見るととても高すぎる壁だった。

 100枚くらい集まった所で、メディアからすっかり消えたせいもあってピタリと止まった。

 時々弱気になってしまったり、励まし合ったりしたけど全く先が見えない夢の500枚に感じた。

 でも晋平さんは全く諦めなかった。


 


 作らせていただいていた支援パッチキーホルダー。

 ずっと縫っている内に一つ一つのステッチが手を結び一つの輪になっていくような感覚があった。


 それは少しずつでも協力を名乗りあげてくれる人が増えていくことでより強く感じるようになった。

 まさに一針ごとのありがとうを感じせせてもらえた。


 


 前回の九州豪雨の支援パッチの時でも協力してくれたヤバスタ工房も、今回も当たり前の様に店に置いてくれた。

 心強かったな。

 アイツよく言うんだ。

 晋平さんは 「ありがとうの種を蒔いてくれる。」

 俺たちに水を与えるチャンスをくれる種を。


 


 支援の輪は徐々に広がり、沖縄のロードランナー様。


 


 同じく沖縄のZUMIカフェ様


 


 ハーレーダビッドソン沖縄様。


 その頃多分250枚くらいだったような気がする。

 でもこの頃くらいから

 人から人へ。

 気持ちが気持ちを繋いでいる事がハッキリと感じてきた。


 内藤技研さんがイベントに持ち込み、横浜のお店にも。


 


 大森さんが持って行ってくれた道楽キャンプ。

 凄い数の協力者でした。


 人が繋がる気持ち。

 それは渦のように巨大だった。


 


 3月の末。

 ヤバスタの祐一とシンヤ君が集めてくれた大切な義援金を持ってきてくれた。

 『本当に大事な物は手渡し』 の決まり事。

 それと共に受け取った小さな紙切れ。

 それは協力してくれた人が書かれた何よりもアタッタカイ気持ちの詰まった紙切れ。


 


 俺たちは協力してもらうのを手伝っている様で、自分が助けてもらっているんだよな。

 そう感じて涙が出てくる。

 これも晋平さんのおかげだ。

 俺たちはエコーを吸いながらそれを確認した。


 


 祐一が撮ってくれた一枚の写真。

 冒頭にも使わせてもらったようにこの写真が全て語ってくれているような気がするよ。

 最高の写真!!!


 


 3月の締切最終日。

 それは福井に向かう車の中。

 晋平さんから連絡がありました。

 「ついに500枚達成!」

 
 泣きました。

 そのままみんなで月を見ました。

 台湾、日本。

 沖縄、本州、北海道、佐渡島も海を隔てても空は繋がっている。

 人の中の 「アッタカイ気持ち」 は繋がっている。

 しかも常温で。


 諦めないことをみんなで諦めなければ、必ず何かが生まれる。

 
 


 目標に達したことは確かにとてつもなく嬉しい。

 でも台湾地震が起きた事は変わらないし、これが台湾の花蓮市に到着してやっと俺達の支援が始まる。

 まだまだこれから。

 嬉しいけどおめでとうとはちょっと違う。


 だからこれからも続けたいと思います。

 先ずは第一部。

 本当に

 心から

 皆様ありがとうございました!

 晋平さんを始め、皆様お疲れ様でした!

 
 


 そして第二部始まっています!

 先ずは大森さんがバイブズインディペンデントデイで集めてくれました。


 実は少し余った支援パッチ。

 それを第二部としてまだ続けることにしました。

 
 


 今週の秩父ミーティングでは自分が持って行って直接並べます。

 東北支援パッチ、熊本支援パッチも持っていきますので、是非手に取って気持ち感じて協力していただけたら嬉しいです。


 
 長くなりましたが、最後に自分に集めてくれた


 東京都 勝谷様    福島県 大平様   神奈川県 佐藤様   埼玉県 齋藤様

 東京都 礒脇様    岡山県 景山様   大阪府 上原様   埼玉県 明石様

 沖縄県 小林様    熊本県 味岡様   静岡県 林本様   新潟県 山川様

 新潟県 中川様    新潟県 松田様   新潟県 枚方様   福島県 中村様

 群馬県 荻野様    埼玉県 松村様   神奈川県 斉藤様  山梨県 三村様

 千葉県 大川様    群馬県 君野様   愛知県 岡本様


 ご協力ありがとうございました!

 皆さんに助けて支えていただきました。

 作らせていただいてありがとうございました。

 
 まだ作れていない方も近日中にお送りしますのでもうしばらくお待ちください。

 

  SUGAR工房  佐藤


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Posted by SUGAR工房 at 23:00Comments(0)LIFE

2018年03月11日

支援パッチキーホルダーも続いてます。

 本日はあの日。

 東日本大震災から7年。

 毎年の事ですがメディアは優しく愛を持って報道して欲しい。

 忘れない。

 そっと手を合わせよう。

 もちろん東北支援パッチもこれからも引き続き継続します。

 
 


 そして台湾地震支援パッチ。

 こっちも今頑張っています。

 アディクションズから自分、ヤバスタ工房、ZUMI CAFE様、ハーレーダビッソン沖縄様、内藤技研様、そして道楽キャンプへと協力の輪が広がっています。

 夢のまた夢の500枚。

 少しづつ手応え感じて来ました。

 まだまだ俺たちは全く諦めていません。


 


 最近支援パッチキーホルダーも5つ発送しました。

 大阪 上原様
 埼玉 明石様
 岡山 景山様
 福島 大平様

 ありがとうございました!!

 今回の5つは良く見ると全部ステッチの色が違います。

 パッチの使っている色に合わせて、明るめの赤、暗めの赤、青、白、黒。

 どれも良い雰囲気になります。

 ご希望の方は遠慮なく指定してくださいね♪


 


 使われているのは極厚のベンズレザー。

 栃木レザーというタンナーの革で、ベルトなどに使われる5ミリ厚です。

 実は手切りなので結構カットするのも大変です。


 


 コバは丸めて磨いてコーティング。

 それでも存在感は残ってくれます。


 


 裏にもお好きなメッセージ彫ります。

 今回の5つは 『2018,02.07  Pray for Hualien』

 ステッチが違うだけで印象も変わって良いですね♪


 


 ただいま一生懸命作らせて頂いています。

 台湾地震支援パッチが一枚1000円、このキーホルダーの加工代が1000円。

 つまり一つの支援パッチキーホルダーで2000円になります。

 当然その全額が台湾花蓮市への義援金になります。


 



 観光の街の花蓮市がこれからも賑わいます様に。

 人は優しさもらえると優しくなれる。

 ありがとうの気持ちを伝えるのは今だと思います。


 



 あの日、あの時感じた大切な想い。

 それを支援の輪(リング)にぶら下げていつまでも。


 受付は今月末の25日まで。

 ラストスパートです。

 まだまだ皆さんの温かいご協力お待ちしています。
 

 PS

 今ヤバスタ工房の祐一からちょうど電話があったよ。

 『共感してくれる人の笑顔が嬉しい!』 って。

 世の中には様々な考え方があるのも事実。

 別にそれが悲しいわけじゃなくてそのどれもが正論だろうとも思う。

 ただ・・・

 知らね~よ!そんなの!

 俺たちは俺たちの出来る事をしよう。

 俺たちが信じる事をしよう。

 あと少し頼むな!


 
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