ハンドメイドでレザークラフトをやっています。合間にハーレーとワーゲンの空冷エンジンで遊んでます。そんなラブ&ピースなブログです。

2017年05月12日

いつもベストと笑っていられる様に。

 5月12日
 おはようございます。
 昨日の川崎は真夏の様な暑さでした。
 いつまでもバイクで走っていられたらな~と本気で思いました。


 今日は先日佐渡ヶ島で納品したあるベストのお話をします。


 


 シンプルなこのベスト。
 頼んでくれたのは佐渡ヶ島の佐々木君。
 
 それは2年位前の事だったかも知れない。
 
 『自分にもベスト作って下さいよ~』

 いつもの様な調子で言うその言葉は最初本当なのかな?とも思いました。


 でも去年山川君と後藤君のベストを持って佐渡ヶ島に渡った時には佐々木君はこう言った。
 
 『この島のFREE LIVER のパッチを着けたい』 と。

 
 最初はもちろん冗談で既成の某メーカーのベスト進めたりしてイジっていたが、その心意気に完全に持って行かれていた。
 そう言うと偉そうに聞こえてしまうけど、当たり前のように最初から佐々木君のベストの事は頭にあった。

 いつもデニムを履いているこの男に

 他にはありそうで無くて
 最高の似合うベストを作りたい。

 いや、作らせてもらいたい。

 
 長くなりましたがこれがそのスペシャルな気持ちと培ってきた経験を詰め込んだベストです。


 とても優しい流れのベストになりました。


 


 内側はこんな感じ。
 打ち合わせ通りに表にはポケット等を付けずににシンプルに。
 内側には大小のスナップボタン付きのポケットを付けました。


 



 そして写真でわかりずらいかも知れませんが、今回は表革と裏側(裏地)の革の色が違います。
 革質は変えたことありますが、色味を変えたのは初挑戦です。

 内側はネイビー色。
 
 いつも履いているデニムをイメージした色。


 


 右内にはシガレットポケット。
 最近の佐々木君ならアイコスポケットだね笑

 ぶら下がった真鍮のチェーンとこれまた真鍮のフック。
 これは佐々木君のリクエストで好きな位置に引っ掛けて前を留める。


 時には上だけで
 飛ばす時には下のDカンを使えばクロスにも留められてバタツキを抑える事が出来るように。


 


 右内のスナップポケットはスマホ用。
 これで落とすこともないし、何より真夏でも手ぶらで走れる。

 このベスト着ていっぱい走って素敵な写真を撮って来て欲しい。

 松田君のベストもこうして改造してあげるからね♪


 


 サイドから見ると黒とネイビーのコントラストがわかりやすい。

 今回は全ての合わせを特別に薄く漉いた革でパイピングして仕上げました。


 


 紐のエンドにはミニタッセル用の金具を着けました。
 風に揺れて僅かに奏でるカチカチという唄を聞いて下さい。


 


 背中にはもちろんFREE LIVERのパッチをセット。

 自分はこれに限った事じゃなく大事なパッチには後ろに一枚一回り大きな革を当てるのが好き。
 そうするとそのパッチの存在感が引き立ち、奥行きが出る。

 毎年の事ですがこのFREE LIVERのパッチは刺繍の糸が長くて繊細の為ミシンの力を借りる。

 自分はミシンを持っていないし取り扱えないから、同じ出店仲間であるリトルアパッチの黒澤さんの技術を貸して頂いています。
 パッチと共に二回り位大きくカットした革を送って縫い合わせて送り返してくれます。

 黒澤さん今年も素敵な仕事をありがとうございました!!


 


 何度見てもこの 『佐渡ヶ島』 って文字が誇らしい。

 ちなみにFREE LIVERとは 『自由に生きる輩』 という意味らしい。


 


 フロントには真鍮のコンチョをセットしました。

 スマイル。SMILE!!

 実はこれは既成のコンチョなのですが、偶然に掘り出し物に出会いました。
 
 それをそのまま付けたら本当に既製品っぽくなってしまうので、もちろん革当ててそこにFREE LIVERのブルーステッチを使ってアレンジしてから。


 



 このSMILEはアイツのSMILE
 佐々木君にとってのアイツは誰だろう♪

 そりゃもちろん大事な子供と家族の笑顔に決まっているよね☆


 


 そしてこの真鍮プレート!
 最初は自分が文字を彫りこみました。

 それはそれでいい感じだったけど黒く燻してもらうにはイマイチ深さが足りない。

 そこでヤバスタ工房の祐一に相談すると

 『深くなぞってみるよ!』
 『スゲー小さい唐草模様入れちまおう♪』

 って事になって佐渡ヶ島への出発の前日の夜に取りに行きました。


 以下、受け渡しの義ww


 


 


 夜遅くにたくさん話し合ったな♪
 
 お互いに頑張ろうな!


 


 想像できない男は想像を遥かに超える物を生み出す。

 こんなに小さい所にこんなに小さくて生き物の様な唐草を力強く彫り込める男は他にいないと思う。
 
 最高だわ!!!
 本当にありがとう!!!


 



 ちなみになんて言葉が彫ってあるかと言うと…
 
 『Cheetan』

 わっかるかな~?笑


 
 


 そして先日佐渡ヶ島にて無事手渡しできました。
 酒も進んで来た所で、いい時間をみんなで作ってくれました。


 


 袖を通す姿を見ながら感じた。
 
 ドキドキしながらも心に滲む幸せみたいな物を。


 


 この後ろ姿。
 この位のベストの丈とラインが一番好き。


 


 色んな説明や話もしたけどちゃんと話せていたのかな?自分。

 多少酔っている所はもちろんあるけど、本当は心いっぱい涙腺の元いっぱいで良くわからない。

 とにかく言える事は

 『最高だ!』 と『ありがとう』 だけ。

 物を作る 『作り人』 にとってこんなに幸せな事はないと思う。
 
 みんなでこんな時間と場所を作ってくれて
 みんなの前で少しクサいセリフを混ぜながら本人に手渡しして
 喜んだ本人と共にでそれを共有する喜び。

 そして次の日はそれを着てまた一緒に青空の下を爆走する。


 着こなせているか?似合っているか?
 なんてつまらない事はどうでもいい。

 だって・・・

 一年間ずっと佐々木君のベストのイメージを妄想して来たんだから当たり前だわ!!!


 



 このベストのおかげで
 これを頼んでくれた佐々木君おかげで

 また今年もこの島でみんなと最高の時間と酒を心の奥まで染み込ませてもらえた。


 
 本当に作らせてくれてありがとう!!!!

 
 
 PS
 これでもう堂々とチータン名乗れるなwww




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Posted by SUGAR工房 at 07:49Comments(0)佐渡ヶ島納品RUNレザーベスト

2017年01月18日

MASTERのレザーGベスト&小岩の夜。

 大切なレザーGベストを改造させていただきました。
 
 ベストのサイドを編み上げ加工。
 
 一から編み上げのベストは何着か作らせて頂いたけど、もともとある物を編み上げ仕様に加工したのは初めてでした。
 色んな壁にぶつかりながら完成したのがコレ。


 

 
 元々はこのレザーGベストは袖ありのバンソンのレザーGジャン。
 
 それがサイズがきつくなり袖を切って
 その袖の裏地をを奥さんがまつり縫いで処理をして
 そのベストを気に入って着て
 それでもまたきつくなったからサイドを編み上げ加工に。

 つまりこのベストには長い歳月とたくさんの思い出があり、とても愛されて来たヤツなんですね♪

 それを今回自分に託してくれる。
 こんなやりがいのあって、幸せな事はありません。


 


 まずはサイドのカット。
 多分一番ここ迷いました。
 このバンソンのサイドは複雑に革が合わさっていて、ここがいい!って所が決まらない。
 
 考え過ぎても進まないので思い切ってバッサリ!
 切って初めて感じたのは革のミルフィーユみたいになっている事(笑)


 


 


 問題はそのカットした所のコバの処理。
 当然カットした所は革でパイピングするつもりでしたが、一部とても厚みがある所などもあってどうしてもゴツクなってしまう。
 あんまりゴツイ物は着づらいしバランスが悪い。

 そこで手に入れた0.6ミリの極薄革でした。
 厚みを出さずにコバを綺麗に処理できました。


 


 


 それとここも迷いました。
 アームホールの処理。
 
 奥さんがせっかくまつって処理してくれた所に手を加えていいのかどうか。

 結局サイドとのバランスを考えてあえてパイピング処理しました。
 アームホールも少し伸ばしたし、長年気を使わなくて着れる強度になったと思います。


 


 サイドの穴あけと編み込み。
 ホールの数はあえて9ホールと多め。
 革の編み方は今回はコレ!


 


 写真じゃわかりずらいけどレースの表と裏が交互になって降りてくる。
 そんなちょっとB級の抜けた感じがあえてMASTERっぽいと思いました。


 


 革のリング。
 いっぱい抜きました。


 


 このリングで金具の裏地への食い込みを保護。
 ちょっとした長さの変更も気兼ねなく出来るように♪


 


 こうして出来たレザーGベスト加工。
 
 迷ったり、壁にぶつかったりした時は 『自分が格好いいと思う方』 を選んで作りました。


 


 ポケットには小さく 『Ajito』
 
 stand Bar AJITO
 本八幡にある小さくて最高にセンスのいいstand Bar。

 実はこのポケットの裏にも大事な言葉彫ってあるけど、それは秘密にしておきましょう♪




 


 そして先日の事。
 とうとうこのベストを持って小岩を襲撃してきました(笑)

 来たかった 『大竹』
 ガボさんの行きつけのお店。

 ガボさん、てつやさん、BAKIさん、ミホコさんとの計5人で最高のモツで乾杯!


 


 下町名物の 『ボール』 という飲み物。
 ハイボールじゃないんだな~♪
 ボールというサーバーから出てくる所や、ぐるりと囲むカウンター。
 すべて最高でした!!


 


 酒を買いこんでコレまた念願のJOHNNYへ。
 ジョニーさんとは去年いろんな場所でお会いしたけど、やっとここに会いに来れました!

 
 


 ディスプレイに飾ってあった去年のBAKIさんのライブのフライヤー。
 あの時以来の小岩。
 小岩の熱い夜の伝説。


 


 極上のVINTAGEを手に入れてご満悦!!
 時を超えて伝わる思いや感覚は本当に何とも言えない幸せ。





 その後ジョニーさんも加わって念願のSECONDで乾杯!
 明石さんのソーセージを始め、噂通り本当に何食べても最高でした!
 リョータ君も、IKD君もありがとうございました!


 


 そして最終目的地であるAJITOへ。
 仕上がりに満足してくれたようで喜んでるMASTERの顔を見て幸せでした!

 MASTERにこのベストの話をされたのは確かハイスロの帰りでした。
 そしてバイブズミーティングにわざわざ持って来てくれました。

 一緒に話して、一緒に走れたから自分にこのベストを託してくれたのかも知れない。

 頼んでくれる人のおかげで物を作らせてもらう事が出来る。
 だから一番大切なのはやっぱり人、人自身なんだと思ってる。

 その人との繋がりを自分達は一緒に走る事でも感じる事が出来るから嬉しい。

 こうして頼んでくれたMASTERとの出会いも奇跡。
 これからも大事にして行きたいです。

 たまにちょっと可愛い几帳面な一面出しちゃうMASTER。
 作らせて頂いて本当にありがとうございました!!

 
 そして最後の朝まで付き合ってくれたジョニーさん、ガボさん、てつやさん、BAKIさん、ミホコさんありがとうございました!


 最高の酒、最高のつまみ、色々話せてたくさん勉強させて頂いたし、極上のvintageとの出会いとMASTERの笑顔の熱い小岩の夜でした!

 是非またやりましょう♪
 


  PS
 結局始発までMASTERに付き合ってもらった帰り道。
 寒くて凍死しそうな時に握り締めていた大きな紙袋。
 早速極暖Nー3Bに命救われましたm(_ _)m
 

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Posted by SUGAR工房 at 16:25Comments(0)レザーベスト

2016年07月20日

優しく背中を包む衣~大地のベスト~

 おはようございます!
 昨夜の月を皆さんは見上げましたか?
 『小望月』という煌々と明るい満月。
 小さな望みどころかでっかい願いまで叶えてくれそうな力がありました。

 そして先日ジュピアキャンプに出店とその後皆で福島ラバーズして帰って来ました。
 出店の準備と前夜祭の為、前日入りしたので計4日間濃厚過ぎる時間を過ごしてきました。
 当日の夕方まで出店の準備をしていたため、全然ブログも書けずに申し訳ございませんでした。
 その様子は大量の写真を整理して、頭の中を一度ニュートラルに入れて週末位から始めますので待っていてください♪
 とにかくSMILEと感動、新しい出会いと大切な仲間との再会、そして感謝に包まれた福島でした。
 ありがとうございました!!!!!


 今日はその前に納品した大事な仲間に作って、やっと手渡せたベストの話。


 


 焦げ茶の革のでっか~いベスト!
 自分も縦にも横にもでっかいけど、それ以上に身体も心もでっかい男がいる。
 ヤバスタ工房の祐一。
 自分の仲間であり、仕事のパートナーであり、そして親友。
 

 


 でっかいワークポケットに唐草色のパイピングと鹿の留め具。
 祐一からのオーダーは 『茶色のベスト』 それだけ。
 でも俺たちはそれだけでいいんだよな♪
 後はベストの事考えてなくても祐一の性格や言葉や生き様なんかを頭の中でベストに一つずつ追加して最後に割り算すればいい。
 シルバーと革を作れる男が革職人の奥さんと結婚し、革勉強しているスタッフがいる中で自分にベストを頼んでくれる。
 少しだけ緊張もあるけど、こんなに光栄な事はないし嬉しいよ!!
 だから思いっ切り気持ちだけ作らせてもらいました。


 

 これまたでっかい背中。
 色が色だけにその姿はまさにヒグマです!!笑
 医学が認めた熊の組成を持つ祐一らしいね♪


 


 


 焦げ茶にこの色を入れたかった。
 もう少し唐草色を強くするために糸も買いに行った。
 それは焦げ茶の革を見ていたら雄大な大地に見えていたから。
 この祐一という男は先ほど伝えたように身体も心も雄大な大地のような奴なんだ。
 そこに映える唐草は命の草。
 あえて唐草色と呼ぶのはこの男ほど生きてる唐草模様を毎日整えたタガネで打ち込む職人を他に知らないから。
 コイツが彫るLIFEは圧巻だよ!!
 良く見ると肩口のパイピングのアウトステッチとポケットの口のパイピングだけが黒で脇の編み上げの黒と合わせて色目にコントラストを付けたつもり。


 


 ぷっくりとした肩口にはまた唐草色のステッチ。
 肩から胸元へのラインはコーストラインで流してみました。


 

 もちろん中の裏地も革で二重構造。
 二重で巻き込むから厚い革は選ばずに柔らかくて1,5ミリの厚みにしました。
 内ポケットをつけてあげようと思って聞いてみたら

 『俺ポケットいっぱいあると何でも入れちまうよicon10

 という性格を考慮(笑)


 


 鹿の留め具に両側の輪っかを引っ掛けて留めます。
 これで走るとベストはどうなびくのか?
 ちゃんと検証済みです♪
 ちょっと自分にはでかいけど何度か着て試乗という名のツーリングしておきました(笑)
 SUGARの匂い付き♡
 プレミアだ~!!笑


 


 この角の加工は治具を作り太い部分を使って新円に加工した物。
 その後グラインダーでパリを取って、バフで磨いて穴あけ。
 ちなみに下の2つは穴間が狭くて納得行かずに作り直したもの。

 これで役者は揃いました。
 やっとこのタイトルの物語が始まります。


 『優しく背中を包む衣~大地のベスト~』

 ネイティブアメリカンは大昔からずっと大地に感謝して生きてきた。
 彼らは山や川、森や核を人間の心臓や骨、乳房や内臓として考えてそれを 『母なる大地』 として敬っている。
 その 『母なる大地』 として 『父なる太陽』 とも言われている。
 ふくよかな大地は母の肉体。
 その上に生きる命を 『きらびやかな衣』 と捉えている。
 土壌に元気が残っていれば、必ずそこからまた新しい緑の目を生やす。
 そうして生かされている大地に感謝。
 また同じく生かされている全ての命に支えられている。
 つまり祐一自身の元気が他の新しい元気を生やし続けるって事。
 
 鹿の角には 『水難事故から身を守る』 と言われている。
 それは古くから鹿が 『水の神様』 として崇められているから。
 大事なレイサちゃんの元に必ず帰るお守り。
 それと 『夢はいつシカ叶う!』 みたいな??笑


 

 


 いざ納品!!!
 サイズも雰囲気もちょうどいいようだね♪
 『スゲ~!!』 『スゲ~!!』 と何度も騒いでくれたなface02
 ウチラにとってはそれが最大限の褒め言葉だね★
 汚いメモ用紙に殴り書きしたこの物語も小屋の天井にすぐ貼ってくれたな!
 ちょっと恥ずかしいけど嬉しいよ!


 


 初の新人スタッフのシンヤ君。
 ウチラとは逆にヒョロヒョロしてるけど芯はしっかりしている。
 何より真面目で謙虚に修行している。
 いっぱい経験していっぱい刺激受けてお互いに素敵な物作りをしよう!!
 頑張れ!!シンヤ!!


 

 


 珍しく4人での写真!
 レイサちゃんはうるさい自分の話は面白そうな所だけしか聞いてくれないicon11
 話が長くて飽きてくるとすぐに作業に戻ってしまうのだ笑

 
 


 


 そしてヤバスタ代表の祐一。
 いろいろと運命的にウチラは出会った。
 人間を大きく100種類に分類しても多分ウチラは同じグループだろう。
 いつも冗談ばっかり言い合ったり 『祐一!』 『SUGAR!』 って乱暴に呼び合っているけど彼の物作りの姿勢には心から尊敬している。

 だからこれが一番言葉かな♪

 祐一!スゲ~ありがとう!!!!








PS
いつも浅草橋で最高の革に巡り会えた事にも感謝!!!










 

 
 

  
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Posted by SUGAR工房 at 13:01Comments(0)レザーベスト

2016年06月10日

約束のシボレザーベスト!

 先日前回のブログで書いたパーツを使ってシャベルのブレーキを直しに行きました。
 が!!しか~し!!
 ディスクの適合が合わずにしかも他にも加工しなければならない箇所があり解散!笑
 今週末に持ち越しと相成りましたface07
 やっぱりシャベルFLのフォークにツインカムのホイールを履いて11,5インチディスクを入れるって何かと大変です。
 もう自己満の域をやや超えてほぼ意地だけで進んでいます(笑)
 いろいろうまく行けばベイエリアチョッパー行きたいな♪


 今日はとうとうこのベストを紹介できます。
 先月佐渡ヶ島納品RUNで手渡しした後藤君ベスト。


 

 頼まれたのは去年の佐渡ヶ島納品RUNの時でした。
 サイズ感以外はすべてお任せでしたが、今覚えば頼まれたその時にはほとんど頭にあったと思います。
 その後別のオーダーの革を探しに浅草橋に行った時には自然とこのベストに使うシボの強い革を探していて、衝撃な出会いで見つけてしまったのです!
 この形、このシボの革、そしてシンプルなデザインと切り替え。
 ずっと頭にあった革の表情みなぎるBESTなVEST笑。


 

 いや、本当に至る所でも持ち込んで縫いました。
 完成してから相当眺めました。
 一緒に酒も飲みました。
 無理やり少し試着したりもしました(笑)
 もちろん毎回ですが新しい事も試したベストでした。
 正直愛しすぎて納品したくなくなったりもしましたface03
 

 

 焦げ茶のパイピング。
 これも最初から決まっていました。
 後藤君と佐渡ヶ島で会ってから約3年。
 去年の夏はここ川崎まで遊びに来てくれました。
 そんな彼は黒のシングルの革ジャン以外は身に着けている革物は茶系が多い。
 だからこのベストにも少し茶を入れる事で今の後藤君の気に入っている物に溶け込んでくれるはず。


 

 

 とてもいい感じのシボの部分があったのであえて大きめのポケットを作りました。
 イメージはワークベストみたいなポケット。
 パイピングはこれも焦げ茶で♪


 

 裏は別の革でスムースレザー。
 やっぱり裏地があるもが好きなんです。
 これはバイカーコスプレじゃなくてあくまでも洋服でありたいと思う。シンプルな分これから少しずつ思い出のカスタムをして行きましょう♪


 

 いつもは裏地の革も巻き込んでコバを出さないように縫うのですが今回はあえてコバ出し。
 ゴツさも少し抑えられるし、このベストの雰囲気にはこの位がちょうどいい。
 着ている内に少しずつほぐれて来て無造作な格好良さが出るはずです。


 

 実は半裁で買っている革ですが、このベストで使ったのは半分くらい。
 しかも取り方もとても無駄が多い。
 それはこの革のシボが天然のシボだからなんです。
 シュリンクレザーとは違って全ての部分にはシボが綺麗に入っていないのですね♪
 格好いい所だけ贅沢に取ったからね!後藤君!!笑
 裏地では別の革を半裁の半分くらい使っていますので合わせて約一枚になります。


 

 

 この辺りもシボが強い所。シボ!シワ⁇シアワセだ!!!
 バッファローのようなワイルド感がたまりません♪
 でもとても柔らかくて着やすいと思います。
 元々は3,2ミリ位ある厚い革でしたが1,8ミリに漉きました。


 

 背中も今回はパッチを縫っていません。
 これはこれでシンプルで悪くない。
 でもあの佐渡ヶ島のパッチはとびきり格好いいからな。

 

 裏の留め具の真鍮は手作りです。
 世の中似たような金具はネットを見れば手に入るのですが、どうしてもこの太さと長さが良かったのです。
 何よりあっかかいしね~face05


 

 前の山川君のベストの金具同様これも5ミリの平板から切っています。


 

 だんだんこんな形に削って行きまして~


 

 なまして曲げて磨いて完成!!!
 素材に関わらずとにかく物作りって楽しい!!!


 

 そして約束通り先月佐渡ヶ島で後藤君に渡して来た訳です♪
 とっても喜んでくれて良かった!!
 最後にポケットに仕込んだエコー見てビックリしてたな(笑)


 

 

 色黒の肌と茶系の革物と良く馴染んでします。
 そいつは走りながら風に流れてくれっからね♪
 縫い目ももっとクタクタに柔らかくなったら吸いつくぞ!!!笑


 

 家宝として気に入ってくれたらしく、神棚に掛けて酒を飲んでいるらしい(笑)

 後藤君本当に頼んでくれてありがとう!!
 待っていてくれてありがとう!!
 作らせてくれてありがとう!!
 そして任せてくれてありがとう!!




 次は7月にジュピア&福島ラバーズで会おう!!
 あちぃ~けど頑張って着て来いよ~!!!!!!




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2016年05月10日

友に捧げるコラボレーションベスト。

 ハイ。完全にGW終わりました。
 思いっ切り満喫できたでしょうか?
 
 このブログではまだGWの最初の旅をしている最中ですが、今回はその旅の目的である納品の話に一度入ります。


 


 今回のベスト。
 ホースハイドと琉球ガラスを使い、そこにDポケット!!
 とても斬新だけど落ち着いた雰囲気まで煮詰めました。
 
 『SUGAR工房と琉工屋のコラボレーションのベストが欲しい。』

 そう言われたのは確かVM長野のあの坂道出店の時だったような気がする。
 となるともう一年半くらい前の事になります。


 

 やっと今年の佐渡ヶ島RUNで手渡す事が出来ました。
 もちろんこの一年半をこのベストに費やした訳ではありませんが、一年半ずっと頭では考えていて今回の納品に照準を定めて動いていました。
 
 『ベストにDポケットってどうかな?付けたいな。』
 
 『絶対面白いと思う。やって見よう♪』

 Dポケットの形や大きさも大事だけど、その縫い付け方やジッパーや位置なども何度も妄想しました。
 で、いざ始めると考えていた事より少し変わって行く。
 それは素材の質感や雰囲気に合わせてその場でアレンジして変わって行く物なんですね♪
 自分としてはそうゆう物でいいのだと思っています。
 最終的にその人が見て 『おお~!!』 って思ってくれればいい。

 オール手縫いだから、このベストを考えて最後の一縫いが終わるまでは途方もない時間は確かに掛った。
 でもおかげでずっとワクワクした気持ちは止まらなかったよ*\(^o^)/*

 
 

 琉工屋の琉球ガラスコンチョ。
 何とも言えない深い色合いです。
 この少しブルーグレーがかったホースハイドの革に合う色合いを考えました。


 

 ジッパーはTALON製のビンテージ。
 機能は普通ですが、雰囲気はとてもいいと思います。
 何よりここだけWのライダースっぽくていい(笑)


 
 
 反対側にもう一つ少し小さめな琉球ガラス。
 似ている物を着けましたが、全く同じ物は存在しないからそれもまた魅力。
 何か日本海の海のようにも見えるな♪


 

 いつものように裏地もちゃんとあって、どっちもホースハイドにしました。
 でもこの革は1,4ミリ位なので二重にしてもそんなに重くなりません。

 
 

 袖口のパイピング。
 これも同じ革で巻いています。


 

 背中ももちろん一枚革でそこにはF/Rのパッチを縫いつけています。
 何度見てもこのスリーピースのパッチは格好いいな!


 

 このパッチも一旦同じ革にミシンで縫い付けてもらうために送って、その戻ってきた物を一回り大きく切ってそれを背中に手縫いで縫い付けました。
 ミシンをお願いしたのは同じ革屋さんでもあるリトルアパッチさん。
 このパッチは本当にギリギリの際で縫わなくてはいけなくて、普通にいつも使っているヒシ目打ちより、ミシンで仕上げてもらう方がいいと思いました。
 細かい指定もしてしまいましたが、本当にリトルアパッチさんありがとうございます!


 

 黒の中に浮かび上がる 『佐渡ヶ島』 の言葉が誇らしい。
 こうして見るとわかるけどパッチに立体感が出て、存在感が増して見える。


 

 厳選された3つのパッチ。
 俺たち3人の出会いの宮崎。
 福島ラバーズ。
 アディクションズの義援パッチ。
 もちろんこれも一度革に縫ってからさらに縫っています。




 コレ琉工屋さんのサービス。
 最初は横の編み込み部分にぶら下げようと思いましたが、とりあえずやめときます。
 山川君なんか考えて大切に使ってね♡


 

 バイブズパッチも相談した結果今回は縫い付けないことにしました。
 でも大切な思い出のパッチです。
 宮崎のもそうだけど、この一つ一つに人それぞれの物語が存在するんだよね♪


 

 

 今回の留め具は内止めで、真鍮のビーズフックにガラスビーズを付けました。
 チラチラ見えるビーズが可愛い。
 このビーズは琉工屋さんのセレクトでこの中に真鍮のビーズもあるんだけど、それは琉工屋のオリジナルです。
 ちなみにこの真鍮フックは自分が板から削り出した手作りです。
 この真鍮加工の話は後藤君ベストの時に語ります(笑)


 

 そんないろんな思いといろんな人の力によって出来たベストを先日佐渡ヶ島で納品の儀をしてきました。
 みんなに見てもらいながら、みんなで笑って酒飲んで。


 

 その場で裏にメッセージを掘りました。

 『親愛なる友へ  SUGAR工房と琉工屋より』


 

 ほらね♪みんな笑っているでしょ?


 

 ベスト贈呈!!!


 


 

 得意の小学生の様な笑顔で喜んでくれました。
 本当に嬉しかった!
 ずっとこの事を夢見て作ってきたから。
 なんか渡すのが惜しくもなってきた。
 本当に長い間待っていてくれてありがとう!!!
 そして自分に頼んでくれてありがとう!!!

 このベストに関わったすべての人に感謝します!
 
 明日はコレ着て一緒に佐渡ヶ島の道を走りましょう!!!!
 
 PS
 みんなで覗き込んでいるこの写真面白いなface02

 


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2015年05月04日

旅する流木~Trip of the Driftwood~

 5月4日。今このブログを佐渡ヶ島に向かうフェリーの中で書いている。
  そしてこの更新ボタンを押すのは佐渡ヶ島バイカーと共に居酒屋の丸いテーブルを囲んで飲んでいる時だろう。     
  とうとうこの時がやって来た。
 使える時間と考えられる事を全てこの場所に居るために費やして来たつもり。
 だから今までパソコンの前に座ってブログを更新する時間も取らなかっために久しぶりの更新になりました。
  ここ1カ月間まともに遊ぶ時間も作らなくていっぱい謝りたい人もいます。
  ごめんなさい。
  でも魂ぶち込んだ物出来たよ‼︎
 だからありがとう‼︎
 そしてそんな時に限ってバイクも調子を崩して色々な人にご迷惑お掛けしました。
  おかげさまで今の所快調に走らせてもらってます♪
 本当に皆さんありがとうございます‼︎
 自分は本当に幸せ者だって思います。

 今佐渡ヶ島に居る理由はいっぱいあります。
  もう一度佐渡ヶ島の風を感じながら走りたい。
  仲間に会いに行って美味い酒を飲み交わしたい。
  オーダーされたベストをこの手で渡したい。
  そして何よりそのベストを着て走る姿を共に走ってこの目で見たい。

  だからこれを作って持って来たよ♪


 


 

  柔らかい型押しとコーティングがされている革に真鍮の鈍い光沢。
  癖のある素材を癖を生かしてシンプルに仕上げる。
  でもただのシンプルでは終わらせない。
  隠れた所にギミック入れてあります。
 それを考えてると時間が経つのを忘れる位にワクワクした♪


 

  背中には佐渡ヶ島の誇りのパッチ。
  もちろん一旦革に縫い付けてそれごとベストに付けてます。
  そうするとやはり立体感が出て迫力がます。
  そして今回パッチを革に縫い付ける工程で出店仲間であるリトルアパッチさんの力をお借りしました。
  それを送り返してもらって加工した上でベストに手縫いしました。
  リトルアパッチさん丁寧な仕事をありがとうございました‼︎
  これでこのthree-pieceのパッチはいつもニコニコと笑い続けるよ♪


 
 
 
  裏地も革なのです。
  自分はバイカーベストよりやっぱり洋服が作りたい。
  だから普通のベストよりはるかに重いかもしれません。笑
  背中の裏地だけスムースレザーを使っているのは眺めている時のコントラストと夏に少しでも快適に綺麗る為。
  実はこのベストのポイントに少しだけスムースレザーを入れてるんですよ。


 

  内側に縫い付けて欲しいとの事でバイブズメモリアル。
  これからまた増やせるように縫い付け方を一工夫してます。
  この先は松田君が自分で縫い付けてよね〜♪


 
 
  福島ラバーズの侍のパッチ(笑)
  そこには秘密のお守り入れね♪


 

  型は自然と寄り添うようにカーブつけてプックリとね。

 

  そしてこの真鍮のプレート。
  約4ミリの板をグラインダーとサンダーで流木になるように作って光らせておいた。
  そこまでの命は吹き込んでそれを持って阿吽の呼吸のヤバスタへ
  『波をかぶして本物の流木にしてくれ‼︎』
  自分がどんな人にどんな気持ちで作りたいかは伝わってるから言うのはこの位て充分なんだ。
  そしたらアイツは勝手に端っこを切ってみたりする。
  波にさらされた部分は僅かに光り、砕けた破片はピカピカに光る。
  一方波がかからない部分は酸にも漬けずにわざとくすませて本物の木になるように。
  俺たちは真鍮をとうとう本物の木に変えたぜ‼︎革命だ‼︎
  そんな事で思いっきり笑える最高の仲間だな。




 

  よく見るとステッチはかなり濃い焦げ茶なんだよね。
  松田君が大好きなギリギリって奴だな。
  これ以上濃くても薄くてもダメだよな?


 

  革がアバンギャルドな分ポケットは表にホッコリとさせる。
  足し算と引き算と少しの割り算。
  大切な言葉にしています。

 

 流木の旅〜Trip of the Driftwood〜

  波打ち際に打ち上げられた流木。
  一体何処から来たのだろう。
  少なくても今ここにあった木ではない。
  島からなのか?
 本島からか?
  それとも日本からじゃなくて外国から流れ着いたか?
  だとしたらコイツ(流木ね)は色んな世界を見て来た事になる。
   そう思ってた方がワクワクするしね♪
  子供の時からそんなのが大好きだった。
  ビンに入った手紙が世界の誰かの手に渡るとか風船に飛ばしていつかその人と会えるとか。
  伝書バトも良いね♪
  タイムカプセルとかも大好物で大事にしてるタイムカプセルもあるよ♪
  まだ若い松田君はいっぱい広い視野で色々見て自分にとって大事な物だけ良いとこ取りで吸収して、そして大事な場所や人に必ず帰って来ればいい。
  誇れる佐渡ヶ島の波打ち際に♪
  もちろん裏にもメッセージ入れてあるよ。
  覗けるもんなら覗いて見ろよ(笑)

 そしてもう一つこの真鍮の波に込めた物語は直接教えるよ。

 


  明日一緒に走ろうな♪
  今日は最高の夜だ!
  凄い星空が見える。

  お前本当最高の男だよ‼︎







  


Posted by SUGAR工房 at 19:57Comments(0)佐渡ヶ島納品RUNレザーベスト

2015年04月07日

しんぷる・いず・ざ・ベスト

 4月7日 川崎はしっとりと温かい雨が降っています。
 昨日はピカピカのランドセルを背負った子供がスーツを着ておめかしした親といっぱい歩いていました。
 そうです♪昨日入学式だった人も多かったと思います。
 学生はみんな新学期で新しい友達と先生とのLIFEの始まりです。
 3月が別れの旅立ちの月だとしたら、4月は出会いと夢に向かって歩き出す月。
 子供も親もみんな頑張れ~!
 そして自分も負けじと頑張ろっとicon09


 今日はこんなベストの改造の話

 

 随分前の事です。
 このブログを通じて群馬の若松さんから一通のメール。

 『今まで縫い付けていたパッチを剥がしてシンプルに革で覆って欲しい』

 初めての試みでした。
 送られて来たベストはパッチを剥がした縫い跡やボンドの跡などが右胸に数個ありました。
 そして偶然にも自分が大好きなチーチースのベスト。
 確かにこのベストからは若松さんの歴史や愛着が伝わってきました。

 おそらくその剥がしたパッチが嫌いになった訳ではなくて大切なのは変わらないけど残すものだけ残してシンプルにしたかっただけだと思います。
 うまく言えないけどその気持ちは凄くわかります。
 剥がしてももうそのパッチはこのベストの中にはしっかり染み込んでいますもんね♪

 同梱されていた紙の形を参考に革選びと妄想を繰り返してこんな感じになりました。


 

 肩は柔らかく動きを妨げないそうに。
 ゴツくないすぎないように頑丈に優しく。


 

 革の質感はこのベストを見ながら揉んで揉んで~光沢も少し残しながら。
 光沢を残しながら揉み込むってなかなか難しい。
 ヨークの部分は逆にカスタムしたことが感じるようにラインを考えて。


 

 縫い穴は出来るだけ小さく細い糸に少しずつロウを差しながら。
 縫い付けた事で格好良くなったって思えるように。

 納品までは結構時間が掛ってしまいましたがずっと待っていてくれました。
 いざ届くと
 『想像していたものをはるかに超える♪』
 ってとても喜んでいただきました。

 歴史のある大切なMCのカラーが着いたベスト。
 いろんな街の匂いも空気も思い出をたっぷり染み込んだベスト。

 今のベストが現在だとすると、剥がす前のベストのパッチは過去。
 でも人生で遠回りがないように前の付いていたパッチも今に繋がる大事な相棒。
 若松さんにはそのパッチにある人の表情や思い出がしっかり今でも見えているから大丈夫ですね♪
 もしかしたらこの革の中に隠された大切なメッセージまで見えますか?

 新しい物を買って移植する事も出来る。
 もちろんそれもいいことだと思います。
 でもまだこれを着ていたい。
 ちょっと手を加えてさらに好きになってまた新しい物を刻む。

 若松さんも言っていたようにこの革を当てた部分にまた何かを着けるかも知れない。
 それはその時にまた何かと出会って感じる事ですもんね♪

 今ここにある為に自分が僅かながら携われた事。
 そしてずっと信じて待っていてくれた事。
 作り人としてこんなに嬉しい事はありません。

 本当にありがとうございました!!!!
 そしてお待たせしてすいませんでした。
 これを着てNinjaに乗って笑って走り回る姿を想像しています。

 ん~最高だ!!


 PS
 先日革の買い付けに行って衝撃の掘り出し物の最高の革を手に入れました。
 この革おかずに白飯食べれるくらい興奮中(笑)
 あ~ムズムズ~face05

 



  ☆当工房の商品のほとんどが一点モノです。
  お問い合わせ、ご連絡等は本ブログの画面内にありますオーナーへメール(メッセージを送る)よりお気軽にご連絡ください♪
  スマホ版ではプロフィール欄からメールが送れます。




  


Posted by SUGAR工房 at 08:54Comments(0)レザーベスト

2014年05月02日

オーダーベスト~佐渡の仲間へ~

 おはようございます。
 天気最高icon01いい朝だ!
 少し眠いけど今日一日全力で頑張って行きましょう!
 だって明日からはね~♪♪ 







 今日も力作と長文行きます(笑)
 完全お任せのオーダーベストです。
 去年宮城のバイブズミーティングの時に佐渡ヶ島の中川さんよりオーダーしていただきました。
 中川さんを含めて佐渡ヶ島の仲間とは約4年前のバイブズの宮崎の道の駅で出会いフェリーで色んな話を聞かせてもらいました。(ちなみに琉工屋さんは船酔いの為ずっと寝ていましたけどね~)
 
 革は肉厚なシュリンクの柔らかい物を探して表も裏も二重に使っています。
 なのでうまく使える所を考えると半裁丸々使っていますのでズッシリします。(約2キロあります。)
 もちろんリバーシブルではありませんよ。
 でも革が柔らかいので体にフィットしてとても着心地はいいですよ♪
 これからさらに革は柔らかくなって蝋引きしたステッチもほぐれてくればもっと体に馴染みますよ。







 約2ミリの折り返して2重で縫っているのでこんな感じ。
 サドルレザーなどのコバを磨いたものとはまた違う魅力。
 そして耐久性は抜群でとても好きな部分でもあります。
 



 さて?これは何でしょう?

 これは中川さんが最初にバイブズミーティングに参加した時に買ったベストでそんな思い出とそこに重ねた数々のパッチの思い出も詰まっていたものです。
 そんなベストにたっぷり詰まった大切な思い出も今回のベストにアレンジして移植しました。
 一度縫ったパッチをほどいて縫い直すと糸が切れて耐久性も落ちるし見た目も悪くなります。
 元々パッチ自体は一度革に縫ってそれを何かに縫い付けるほうが立体感が出て好きなので裏のクラブのカラー辺りはそのベストごとカットして縫いつけることにしました。







 格好いいクラブカラー。
 『SADOGASHIMA』って所がたまらなく素敵です。



 これは新しく革を切って製作。
 スタンドアップ宮崎のパッチ辺りはあの時に宮崎に向けて走った事を思い出させてくれます。


 
 歴史を重ねたバイブズパッチ。
 去年預かった宮城のパッチを追加して縫いました。
 このパッチは今後も増やして縫い付けられるようにあえて革を当てないでつけています。
 これからも思い出を重ねて行ってくださいね♪



 アームホールのパイピング。
 立体感を出す為に3重で縫ってある一番手間が掛かっている所でもあります。
 またアームホール自体も前のベストより少し大きめにしてありますので着易くなっていると思いますよ。





 今回は縫い付けるパッチもあるのでフロントをシンプルにして内ポケットをつけました。
 風でなびいてもこの方が物が落ちないかなと思います。





 移植したモルガンコンチョ。
 それをややネイティブな感じにアレンジして装着。
 コンチョの裏の丸い革はあえて裏向きに使ってま~す♪
 このコンチョにして良かったなと思ってもらえるように考えました。



 店の屋号である『JAM』の文字。
 最初は革にカービングして作ろうと思いましたがシルバー屋のYABASTAの祐一君に相談した所真鍮で造ってくれました。
 あまりの格好良さに自分に付けたい位でしたがしょ~がなく革でアレンジして取り付けてあげました(笑)
 このプレート以外にもコンチョのチェーンをロウ付けで繋いでくれたり本当に助けてもらいました。
 祐一君本当にありがとう!最高だよコレ!
 こうして出来たSUGAR工房とYABASTA工房のコラボです♪
 このプレートに込めた物語は・・・おいおいで~その内ね~face06

 こうして出来たこのベストを持って佐渡島に行ってきます!
 あくまでも納品する為のツーリングですよ~一応(笑)
 郵送だと心配なので行くことにしました(笑)

 待っててね~中川さん!佐渡ヶ島のバイカー達!
 お世話になりま~す。


PS 
 そうだ!フェリーに乗る新潟港に行く前に福島に寄って3匹のお供達を連れて行かなければ~♪
 ちゃんとキビダンゴも忘れずに持って行かないとね~(笑)
 行くぜ~鬼ヶ島~~~!

 ん?何か違うぞ?
 お供?島??
 そうだ!鬼ヶ島じゃなくて佐渡ヶ島だ~face03













 



  


Posted by SUGAR工房 at 08:57Comments(2)佐渡ヶ島納品RUNレザーベスト

2012年09月01日

カスタム?クーニーズベスト









 今回はベストのカスタム?修理?です。
 オーナーはご存知クニさん。以前このブログでも紹介したようにクニさんのベストを手がけるのはこれで2回目。



 前回は長年の使用により肩の革が裂けてあえてデザインを加えて修理。決して綺麗な仕上がりとはいえませんがクニさんは大変喜んでくれました。
 それでもこのベストを修復しなければいけない理由がありました。クニさんは途中子育て等の理由もあり乗れない期間があったとは言え新車のショベルを購入してからずっとそのショベルに乗り続ける親愛なるオールドバイカーです。
 それは私にとって本当に尊敬すべきバイカーとしても人生としても先輩であり、クニさんとショベルとの関係は憧れでもあります。
 それと同時にショベルと共にずっとクニさんと共に歴史を刻んできたのがまぎれもないこのクーニーズベストなのです。
 いわゆるバイカーベストとも違うし、こんなことを言うのは申し訳ないかもしれませんが革の質、厚み、造りどれをとっても決していいものとは思えません。
 でもそのベストは常に約三十年以上もクニさんと共に風を感じて汗を吸って思い出を刻みながら今もベストとして生きています。つまり質、造りとかではなくてこんなに格好いいベストはないと思っています。
 そのバックボーンを聞いてうまく出来るがどうかなんか自信がなくても直さないわけにはいかないでしょう?それは革を嗜む者としてだけではなく一人のバイカーとして。

 今回の修理カスタムはほつれてきたアームホールの補強とサイドの編み上げ加工とその他の補強。
 脇はシュリンクの柔らかい革を使ってパイピング加工して、同じ革でサイドも作りました。
 ただショリンクの革自体が厚み1,5ミリくらいで決して厚い革ではないのですが、このベストの革が約0,5ミリくらいしかない為どんなにそっとやっても革がよってしまって大変でした。



 コンチョの裏もあて革とカシメで補強。だってあんなごっつい留め具をぶら下げるんですからね~。
 試行錯誤を繰り返し何とかタッチ前に完成しました。





 そして納品。肩のパイピングも着てみると案外いい感じ。しばらく着ているともう少しアタリが出てきてなじむと思います。
 本当にクニさんがとっても喜んでくれたのが何よりです。これからも全国どこにでも末永く連れて行ってくださいな。またいくらでも直しますからね。SUGAR保障。
 そして直しても直してもど~しても駄目になったら、その時は作りましょうか?SUGARベスト。
 あっ!もう大部分SUGARベストだなこれはface03  


Posted by SUGAR工房 at 01:47Comments(2)レザーベスト

2012年07月19日

レザーベストに魂を込めて 改造編



 先日製作、納品したレザーベストを改造しました。4月の秩父ミーティングの時に納品をしてしばらく着て走ってもらった所、着丈を後3センチ伸ばしてアームホールも少し大きく取ることにしました。
 私も実際に来て見てもらったところ、そこが少し気になっていました。
 でも着丈を詰めるのは簡単だけど、伸ばすとなると訳が違います。しかも伸ばすにもカッコよく伸びなければ意味がありません。
 いろいろ考えた結果、肩部分をウエスタンヨーク風に伸ばしてそれも一つのポイントにしてみようと思いました。同時にアームホールを伸ばすことも出来ますしね。
 実際にどの様に違和感なく繋いでいくのか?どんな形の革が必要なのか?考えてシュミレーションしてみた物の、なかなか頭の中で整理が出来ません。
 そんな時はとにかくばらしてから考えよう!前後の繋ぎ目、アームホールのパイピング、首周りと糸を解いてそこからスタートです。
 後は作りながらイメージをしてバランスを考えて試行錯誤しながら改造していきました。仕事も忙しかったこともあって、かなり時間が掛かってしまってしまいましたicon10
 スイマセンね~face07姉さん!




 背中もあえて堂々とラインを決めてデザインとして繋いでいます。結構気に入っています。




 高速運転中や厚着した時等の補助のロープは長いのを作り直し、使わない時には取り外せたり、使い方で工夫が出来るようにしました。
 あくまで補助ねface15




 メインはこちらtop_01
 やはり外側から開かないように留められたほうがいいと思って、ロープとフックを追加。
 この留め方だとよく留め具に鹿の角を加工して使うイメージなのですが、このベストには鹿の角はコンセプトが違うため合いません。
 そこでこの丹圃々のあんちゃんとのコラボコンチョに合わせて同じく真鍮を加工してコンチョに合う少し可愛い骨の止め具を作りました。
 コレで簡単に留められるし、バタつかずにカッコイイことでしょう。
 ちなみに肩の部分を伸ばした為、元々付いていたコンチョの位置ではバランスが悪くなったので、少し上に移動させて調節していますicon22




 同じく少し伸びて寂しくなった部分に一工夫。他のパッチ等より主張しないように控えめに。よ~く見るとイニシャルも入れています。
 このダイスは気楽に前を向いて走ろうという意味のお守り的な意味もあります。

 そして先日のジュピアキャンプの時にやっと納品。
 着た時の着丈とバランスと雰囲気に我ながら惚れ惚れしました。
 福島の姉さんも大変気に入ってくれたようですicon06
 その後一緒に走りましたが留め具や、バタつき等も問題なさそうでした。
 せっかくオーダーしていただいたレザーベスト。本当に満足して一生着ていける物を作りたかったのです。思い切って改造してよかった!
 裏地も革で2重でしかも柔らかいベスト。頑丈だけど気楽に着れるベスト。そんなベストが好き。
 
 そしてそのジュピアでTJシルバーワークス製のピンも追加して益々いい感じになっていました。
 この夏からこのベストを着て全国を楽しく賑やかに走り回ってくれることでしょう。
 多分どこかでこのベストをお目に掛かることでしょう。
 ちなみに探さなくても大丈夫。すぐ見つかりますからface03


PS お酒の飲みすぎには皆さんくれぐれも気をつけましょうね♪ 

   


Posted by SUGAR工房 at 02:59Comments(0)レザーベスト

2012年04月19日

レザーベストに魂をこめて





 皆さんこんばんは。今私の仲間内のブログでは『秩父ミーティング』がブームですが、私のほうも後日アップしますので、今回はそのミーティングで納品したレザーベストのご紹介です。
 しばらくはキッチリカッチリの琉工屋さんのレポートをチェックright_01
 採寸、パターン、カット、素材選び、コンチョ、縫い至るまですべて時間を掛けてこだわり、オールハンドメイドのレザーベストです。
 私もレザーベストは持っていますがそれはチーチースにてセミオーダーしたもので自分で製作したものではありません。
 ではなぜ今回レザーベストを作ることになったのか?
 去年のある日に仲間の女性から『SUGARレザーベストを作ってください。』と言われました。突然の注文にレザーベストどころかレザーの服自体を製作したノウハウがなかった私は申し訳ないのですが一度お断りしました。
 今まで約10年近く革細工をやってきて時計はもちろん、ウォレットや、メディスンバッグ、サドルバッグ、ETCバック(一部怪しいのもありましたが・・)様々な物を製作してきました。特に時計に関しては一体どのくらい作ってきたのか解りません。
 でもアパレルだけは手を出さないでいました。それは過去にずっとアパレルの仕事をしてきたせいか、例えバイクに乗る革物だとしても私なりのこだわりがあったからです。
 まず私の中のレザーベストのこだわりはクタッとした洋服の革で製作したいと言う事。過去に何度も硬いサドルレザーでベストを作って欲しいと頼まれましたが、すべて断らせて来ました。
 サドルレザー自体はいい革も手に入るようになったし、コバも綺麗に磨けるし製作するのは比較的簡単なのですが、どうしても私の中ではそのサドルのベストは黒でもナチュラルでも洋服という観点から外れてバイクに乗るための鎧的な感じにしか思えないのです。剣道で言う胴着みたいなイメージ。
 着ている人が見ていたらスイマセン。それは着ていることを決して否定しているわけではなくてあくまでも自分が製作するとしたらのお話です。それはそれでアリはアリなんですよ。ただ私は作りたくないというだけの事です。
 そしてもう一つの重要なこだわりは着丈の長さと裏地があるかないかということです。私はどうしても裏地のあるレザーベストが好きで、それがレザーベストでも洋服であるかどうかということに思っているからです。そしてあまりにも着丈の短いベストは何が良くてどう見ても格好いいと思えない。
 裏地を付けて柔らかい革でベストを作る。となるとミシンで縫ったほうが適していると思っています。
 その女性にはこのことを説明し、チーチースで良心的にセミオーダーに対応してくれるを伝えましたがなかなか頑固で『試作のつもりでもいいから作って欲しい。やってみなければわからないじゃん!』とやや強引気味に押され製作することになりました。
 どうせやるなら手縫いでとことんこだわってみよう!コレをいいきっかけにして自分自身の成長の為にも作ってみよう!
 そう思ってからは毎日頭の中はベストの事で頭がいっぱいで、試行錯誤を繰り返しながら毎日ワクワクしながら製作しました。毎日朝から革細工が出来ないのもあって約一ヶ月ほどかけて楽しく製作しました。



 背中はもちろん一枚革。大事な革選びはシュリンクレザーという独特のわざとシボの入っている革。
 そのシボのある革も個人的には昔から大好きです。






 裏地の問題は贅沢に革を二枚合わせにすることにしました。つまり裏地もシュリンクレザー。前は独特のロープと金物で止めることに。




 アームホールのパイピングもどうしてもはずせなかったこだわりです。




 ポケットはあえて外付けにして柔らかく女性らしい雰囲気にしています。






 そして最大のポイントである真鍮の削りだしのコンチョ。オーダーはすべてお任せなのですが唯一の注文が『海賊Tにあうベスト』と言う所。
 そこで丹圃々のあんちゃんに相談。『作り方教えてやるから真鍮で造ってみろ。仕上げは手伝ってあげるよ。』
 それから毎日真鍮と戦っていました。リアルなスカルは世の中にいっぱいあるし、もっとPOPで素朴なスカルのコンチョをと製作しました。意外とありそうでないんですとこんなスカルというかドクロ?
 格好いいスカルに目が肥えたスカルマニアにはたまらない表情になりました。
 もちろん一つずつ手で削りだしている為、一つずつ表情も違います。これも味ですよ。味icon22
 そしてあんちゃんにガラスを溶かして目玉を入れてもらい、裏にループを付けてもらって完成しました!
 SUGAR工房と丹圃々の合同のコラボコンチョです。レアですよ~レアface15
 あんちゃん素敵なアイデアと手助け本当にお世話になりました。
ありがとうございました!
 ちなみにこの写真ではコンチョ同士を紐で縛っていますが実際は変更しています。

 そしてこの前の『秩父ミーティング』にてこだわりのパッチも縫い付けて無事納品!とっても気に入ってくれたようです。
 魂を込めて製作させてもらったベストを感じていただいたようで感動してくれました。
 本当に良かったですface02断らずにチャレンジしてみて良かった。
 このベストを製作するにあたってベストからもあんちゃんからも、そしてこのベストのオーナーからもとっても大事な事を教わって勉強させていただきました。

 でもこのベストは未完成。これから走りながら味を出して手を加えるところは手を加えながら成長していくことでしょう。
 ちなみにすべてにおいて何かあった時に修理もしやすい構造になっていますのでずっと補償しますよ。
 だから気を使いことなくガンガン着てもらって何年もずっと愛用してくれると嬉しいです。


   


Posted by SUGAR工房 at 03:09Comments(2)レザーベスト

2010年09月06日

ベスト修理させていただきました


 
 先日のタッチミーティングの事。kuniさんからベストの修理を頼まれました。そのベストは背中が破れ、襟はボロボロ、革の状態もいいとは言えなく色も焼けちゃっています。普通のバイクに乗らない人たちには何の価値も無く、もしあってもまず買い替えることでしょう。自分も最初正直困りましたface06
 しかし話を聞くとショベルのハーレーと共に約25年間もkuniさんと旅をしてきた物、大切にしてきた物でありました。その話を聞いて革を嗜む者として、なにより同じバイカーとして修理しないわけにはいきません。アパレルはあまりやったこと無いけど、自分なりにできることはやってみたいと思い快くお受けいたしましたface02
 こんな感じにしてみました




既存の革とはあえて違う革でリメイクっぽく直しました。これからも長く着れるように補強もしてみました。丈夫だけど決して電車に乗って原宿には買い物にはいけませんface03 まぁ最初からそのように着るものではありませんが
 そしてkuniさん宅へ納品に伺いました。icon17

 どうやら気に入っていただいたようです。よかった~。こちらも本当に嬉しいです。帰り際に高級ビールのエビスまでいただいてしまいました。本当にスイマセンね~face10
 人と人が理解し合って物を作り、喜んでいただいてまた人が繋がっていく。物作りをする物にとってこんな冥利に尽きることはありません。今回は物作りというほどのものではありませんが、これからもこんな物作りができたらと思います。
PS エビスおいしかったです。これからも壱バイカーとして末永く宜しくお願いします。  


Posted by SUGAR工房 at 01:06レザーベスト