2010年12月31日
バイク乗りとしての一年間
今日は12月30日。今年2010年もあとわずかですね~早いものですね。本当につい最近まで秋の終わりだと本気で思っていて、周りからよくあきれて指摘されていました。
今年一年を振り返ってみるといろいろありましたね。すべてに振り返るとキリが無いですがやっぱりバイクに関わることが多いです。つまり今年2010年も『バイクに乗らせてもらった1年間』であったという事。ハーレーに乗って旅が出来て、バイク乗りである事にあらためて幸せを噛み締めた一年間であったと思います。バイクに乗っている人はもちろん、乗ったこと無い人も上の写真を見れば『バイク乗りの幸せ』が感じませんか
以前私がまだ20前後の頃、近所にkawasakiのバイクに乗るカッコイイお兄さんがいました。当時で結婚していて子供もいたので実際はおじさんだったのかも知れません。
ある日その人が楽しそうにバイクを整備しながら言いました。
『俺はバイク乗りでいさせてもらっている。これからもバイク乗りでいれる様にもっと頑張らないと』
その時の自分には良くわからず、というか考えることの無く
『あっそうですか』
と軽く返事をしたのを覚えています。
今はようやくその意味がわかってきて、特に今年はそれを強く考えました。独身の時はそんなに感じなかった気持ち。バイクはもちろん自分で買っているし、生活も自分で何とかやっている。確かにそれは事実。
しかし今の自分は家族、子供もいるし、家のローンもある立場。バイクは乗れてもたかが2人で、古いハーレーなので維持していくのもお金と労力が掛かる。そして何よりも常に危険と隣り合わせ。
それでも今年一年バイク乗りで始まってバイク乗りとして終わることが出来そうです。それはもう『バイクが好きだから』だけで出来ることではありません。第一に自分の生きがいを理解してくれる家族に感謝 そしてそれを支えてくれるすべての人に感謝 もちろんこのブログを読んでくださっている数少ない読者に感謝です。あらためてありがとうございました。
あと1つ忘れてはいけないのが、自分も何の努力もなしに理解や協力は得られないという事。それは仕事であったり、家族サービスであったり、ちょっとした言葉使いの工夫だったりします。
これからまだまだ様々な事が起きて大変な時期もあるかもしれません。それでも『バイク乗りでいさせてもらう』為に頑張って行こうそして年を取ってもハードにバイクに乗る為に体も鍛えていかないとね。
今年の最後もおもいっきり語らしてもらいましたあ~気持ちよかった
来年も革も楽しく面白い物を作って、ハーレーに乗って、ワーゲンに乗って、こんな写真の所に走っていければと思います。
では来年も宜しくお願いします。皆さん良いお年を
2010年12月28日
人を繋ぐ一枚のハガキ
もうこんな時期になりましたね。そうです。年賀状の時期ですね。
今一所懸命に書いています。もう遅いだろうとイジメないでくださいね
皆さんはもう年賀状は出しましたか私は年賀状が大好きです。自分の所に届くのはもちろん本当に嬉しくありがたい事ですが、自分で書くのも好きです。
私は年賀状は手書きにこだわっています!って言えばカッコイイかもしれませんが、ただプリンターなどを持っていないですからね~。ちなみに写真は分割してコンビニで印刷した物を糊でペッタンコ。年賀状をパソコンで書いてプリンターで印刷っていう人が今とても多いと思います。それぞれの年賀状の出す数や、時間の関係、考え方が違うのでどちらがいいなんて事はもちろんありません。ただ私は一枚ずつその人を思い出しながら書くのが年賀状だと思っているので、毎年手書きで書くのが好きです。
以前このブログでも書きましたが、私は若いときにバイクで日本一周の旅に出ました。その旅で本当に数え切れないほどの出会いがあり、数え切れないほどの親切をいただきました。
『また会いましょう』 『その内会いに行きます』 『また飲みましょう』
でも、実際には直接再会できてお礼が出来ることはなかなか難しいものなんです。地方の方やはるか離島に住む方などはなおさらです。
一年に一回この国には年賀状というすばらしい習慣があって、たった一枚50円のハガキでその年も一年間はその人と繋がっていることが出来る。一本120円の缶コーヒー1本を渡すのとは全然違う濃い50円のハガキ。
これから時代は変わり年賀状は印刷でポンを超えて、こだわったメールでとかが当たり前になるのかも知れない。少なくてもこれからの子供達はそうなっていってしまうのかな~。時代と供に技術も進化していくことで、人々の生活は便利になっていく。ただ便利になった分何かを失っていくこともある。ハガキで伝わる温かさを知らない子供達が増えてきたらとても寂しい。
だからこれからも時間は掛かるけど年賀状を書くことを楽しんでいきたい。それが結果的に自分を顧みることになり、お世話になった人、または名前も連絡先を聞けなかったけど親切にしていただいた人に、少しだけでもお返しできる気持ちだと信じているから。
『一年に一回の人と人を繋ぐ一枚のハガキ』
ん~いいじゃないの~。なんかクサイけど
2010年12月24日
冬の富士五湖&冬バイク
最近ハーレーで富士五湖を走ってきました。
この場所は精進湖です。どうですたいしたカメラではありませんが富士山なかなかでないですか?
山中湖から見る迫力のある富士山も好きですが、私はここ精進湖からみる富士山が一番好きかな~
しかも雪さえなければこんな時期でもバイクで走るのがやはり最高各町や、峠、トンネルを抜けると空気が変わっていくのをすぐ体全身で感じる。周りの車の人たちは『寒そう~』って見ているけど寒いながらに感じる川や森林や集落、道などの冬ならではの透明感のある匂い。バイク乗りの幸せを噛み締める時でもあります。
何より空気が乾燥していると景色が透き通って見える。
ある日本最北端に住むバイカーが行っていた言葉。
『雪国のバイク乗りは冬に乗れない分雪が溶けるの春には毎年一年生の気持ちで走れるんだぞコレはコレですばらしい事だろ。』
今まで感じたことの無い考え方でした。
私達関東の人間はこの時期でも寒いけどガンガン乗ることが出来る。毎年一年生の気持ちに戻って春を迎えられないかも知れませんが、その代わり寒さ対策バッチリして冬にしか感じられない物、見られない物を探しに冬ツーリングに行きませんか
2010年12月20日
バングルウォッチ メンズスノーフレーク
こんな色合わせで作りました。ベースはサドルレザーのナチュラルで時計はスノーフレークと呼ばれる石が入っています。石の色に合わせて中の革はブラックのオイルレザーにしたのでなかなかシックな組み合わせだと思います。この時計自体もなかなか思ったタイミングで入荷しない時計なのでやっと製作できました。
色の使い方はオーソドックスだとは思いますが、他ではありそうでない時計だと思います。(大体使うのはターコイズの石の時計ばかり)
個人的にタンの色とブラックの2トーンは大好きです。コレだとベルトやブーツやウォレットの色が茶系でもブラック系でもどちらにでも合わせられるのでラクチンです。
PS 年明け1月11日発売のハーレー雑誌のバイブズの読者プレゼントにバングルウォッチのメンズサイズを1つ提供いたしました。(回収された?)
どの色かはヒ・ミ・ツよかったら運試しに応募してみては
2010年12月16日
火の国九州の味と空?
いきなりラーメン?しかも九州?まさか今頃宮崎ネタ?
そうですだってもう年末にもなると今年の出来事として宮崎の話は今年中に全部消化しておこうと思ったので・・
九州とんこつといえばまず思いつくのが博多、そして熊本。ちょっと渋いところで鹿児島に、久留米ラーメンといった所でしょうか?
がしかーし
宮崎のラーメンはおいしくないのか宮崎は地鶏とマンゴーか
そんなわけありません。もちろんありました最高のとんこつラーメンが。
この店はバイブズの帰りに琉工屋さんと一緒に地元の人に聞いて行った日南市のお店です。名前は『直ちゃん』 とにかくおいしかった旅をしている高揚感が余計おいしく感じさせてくれた所もありますが。
ガイドマップを見たり、ネットで調べたりしておいしい物を食べるのもいいとは思いますが、私は地元の人に話しかけておいしい物やおいしいお店を聞くのが好き。本に載っている人気店とは違う地元の人が通うお店に行けたり、何よりその土地の言葉が聞ける。せっかく人は話すことが出来てこれ以上の無いコミュニケーションが出来るのに、せっかくのその土地で携帯で検索なんて寂しいもんだと思ってしまう。時間と気持ちに余裕がある時は是非地方のロータリーで休憩しているタクシーの運転手に聞いてみてください。きっと逆に迷うほど教えれくれるはずですよ
そして心もお腹も満足してお店を出るとこの空
そりゃ~いつまでも旅はやめられませんよ~
2010年12月14日
オーダーナイフケース
ナイフケースの製作を頼まれました。上の写真は以前使っていたものです。革も薄いし、結構ボロボロ。
依頼者は私のバイクの主治医である世田谷のバイク屋さん。こんなナイフを使うのもこの時期は山で猟をするからなのです。ちなみにこのナイフはボーイズサイズで皮を剥ぐのに丁度いいらしいです。
『ごつい革でデザインはすべてお任せ』ということでいろいろ考えました。またこの時間が楽しいのですけどね。いつもお世話になっているせめてものお礼に喜んでお受けしました。
それで出来たのがコレ
全体的に4ミリのハーマンオーク社のオイルレザーでポイントにサドルのナチュラル色で製作しました。
ナイフを入れた時のケース自体も持ちやすい形にしてみました。コバの厚みは約12ミリほどあります。
自分なりにはなかなかセクシーだと思っています。
後日お店に渡しに行くととても喜んでいただきました。今頃は時期的にも道志の山の中で活躍してくれていることでしょう。
これからもナイフ共々可愛がってあげてくださいね。
PS 以前もっと刃渡りの長いナタ見たいな物のケースも製作しましたが、現物あわせで家に持って帰る時が少しドキドキします。自分が持っていたら完全に銃刀法違反ですからね。
『大丈夫だよ。ホレ。ガッハッハー(大笑い)』
っていつもそうなんです。この方は。困ってもんです。ハイ
2010年12月09日
子供の成長 境界線90センチ
我が息子のことです。先日1日にめでたく満3歳になりました。
ようやく3歳。もう3歳。まだ3歳。どうなのかわかりませんがとにかく親としては嬉しい限り。多分当の本人よりも。
そこで記念にディズニーランドへ連れて行ってあげました。私自身はバイクにも乗るくせに絶叫系の乗り物は得意ではありません子供もまだ小さいからまだまだ乗っても平和な物ばかりなのでいつも安心をしていました。
それがどうでしょう乗り物の第一身長制限の90センチを今回ギリギリ届いていました(この写真では届いていないように見えますが)嬉しさ半分、驚き半分。そう、これで少しお兄ちゃんの仲間入りです。
時に親が思っているよりも子供はいつの間にか成長している。当たり前のことですが、日々何かを感じ取り、考え、そして吸収し自分の物にしていく。2歳から3歳の1年は写真で思い返すだけでも大きな成長を手の取る様に感じます。
これからも決して焦らなくてもいいから、自分のペースで前に進んでいって欲しい。いや、望まなくても思った以上のスピードで子供は前に進んでいくのだ。
ふと自分の事を考えてみた『自分はこの1年で何が変わっただろう?どう成長しただろう?』
仕事も、家も、好きな事も変わっていない。好きな事に関しては約18年ぐらい変わっていない その点、3歳の子供と比べると非常にわかりずらい。
明らかに去年と違うのは、このブログを始めた事と、人との新しい出会いが増えた事。人の本質は変わらなくても出会った人は新しい価値観を教えてくれる。そうして私も今年も成長できたのだと思っています。
これからも一つ一つの出会いを大切にして、いつまでも大きな親父の背中を持っていなければ。
とにかく『RIKU。誕生日おめでとう』である。
ps ちなみにその日小さい子供用のジェットコースターに乗せて号泣されました
2010年12月05日
キーホルダーWEEK for Friend
はい。キーホルダーWEEK最終日。実はこのキーホルダー達はあるバイカー達にプレゼントをしたくて製作いたしました。
それはバイブズミーティングの最終日。琉工屋さんと私は大阪へのフェリーに乗る為に日帰りのプチツーリングをして宮崎の日南市から宮崎港へ向かって走って途中の道の駅で休憩をしていた時の事。
心地の良い排気音と供に三台のハーレーが道の駅に入ってきました。見ると新潟ナンバー。ショベルFLHと、ショベルチョッパーと、ツアラーのツインカム。話をしてみると同じフェリーに乗るらしい。バイブズは一日前に出て鹿児島の方を回ってきたそうです。ちょっと羨ましい。
フェリーまでそれほど時間も無かったのもあって、フェリーでの再会を約束して分かれました。
もちろん約束通りフェリーで会うことが出来て一緒にビールを飲みながらいろいろな話を聞かせていただきました。(ちなみに琉工屋さんは恐るべき勢いの船酔いにてダウン) バイブズの話はもちろん、家族の話、革の話、そして島国の話。そうです。彼ら3人は新潟ナンバーでも新潟の島国、佐渡島のバイカーだったのです。
私も一度だけは訪れた事はありますがそうお気軽には行けない佐渡島。佐渡島にも結構な数のバイカーがいる事も正直驚きだったのですが、川崎と佐渡島の人間が同じ宮崎の高原町を目指し帰りのフェリーで今同じ酒を飲んでいる事が不思議に思え、そしてとても貴重で大切な時間に思いました。ほんの一杯、二杯のつもりが時間の経つのも忘れてしまうほど楽しく、温かいフェリーの時間でした。
先日その中の一人である山川さんからバイブズパッチキーホルダーのご依頼を受け、パッチと供に『佐渡島セット』と題しておいしいお米と柿をいただいてしまいました。本当にご馳走様でした。ありがとうございました。
このキーホルダー達はせめてもの気持ちとして送らせていただいたものです。パッチのキーホルダーはご依頼の物で、後は3人で使っていただきたくて製作させていただきました。いただいた物に比べればたいした物で無いかもしれませんが、バイブズとフェリーの思い出として使っていただけたら嬉しく思います。
あらためて佐渡島の山川さん、中川さん、菊池さんありがとうございました。また再会しましょう。 次はどこで会えるかな~ ミーティングか、佐渡島に行けるか、または道の上で・・
2010年12月03日
バイブズバッチキーホルダー WEEK4
バイブズパッチのオーダーをいただきました。
革はサドルナチュラルでステッチは白で製作しました。バイブズでの楽しかった思い出と供にこれからも愛車と共に旅をしてくれるでしょう。
今度お会いする時はきっといい味を出しているんだろうな~
裏に少し小細工してみました。
シュガー工房の刻印と開催地を刻んでみました。気に入っていただけるかな
それにしてもバイブズは良かったですね。なんか随分前の出来事のようです
2010年12月02日
キーホルダーWEEK3 レッドレッドシュー
懲りずに色違い?なんて言われてもまだやります。ハイ。今日3日目。
今日の色は赤にオレンジを混ぜた色でやや朱色っぽいのでいわゆる『レッドシュー』
初めは完全な赤を考えていたらいきなり頭にオレンジのバイクが出てきたので混ぜてみました。いざ混ぜてみたら私のバスの色に似ていてなかなかかな~っと。スタッズは直感的に青。特に意味はありません。こういったものは直感で組合すのが一番で細かく考えると余計迷ってしまうものです。
使っていくうちに本来の革が経年変化で色が濃くなってくるのでより赤に近づいてくるはずです。そういった形で長く何かにブラ~ンとぶら下げて使っていただけたら嬉しいですね
2010年12月01日
キーホルダーWEEK グリ~~ン
はいいつの間にか始まっていましたキーホルダーWEEK。今日は二日目。琉工屋さんお待たせしましたね
今回は昨日に引き続きダイスキーホルダーのグリーンバージョンです。大きさは同じく約50ミリ。今回は手染めの深緑に合わせてスタッズを黄緑にしてみました。同系色にするだけでやや落ち着いて見えますね。
このキーホルダーはイベントにて1500円で販売しています。結構このぐらいの金額で面白い物を考えるのって難しいんですよ~でもとてもワクワクして楽しい
なぜ今キーホルダーWEEKなのかは週末までの秘密です