2019年07月30日
手探りのTOOLBOX
長過ぎた梅雨。
急ぎ足の夏がとうとうやって来た。
空を見上げると少しずつ夏の雲。
明るい夕方。
一日の暑さを労うような遅い時間の夕焼けのご褒美。
セミの声もチラホラと・・・
ヒグラシの声はまだ寂しくなるからいいや♪
そんな夏になってしまいましたが春の終わりに納品した物を紹介します。
さて、これは一体何でしょう?
答えはツールボックス。
工具を入れてバイクに取り付けます。
これを頼んでくれたのは福島の森さん。
ここでは通称でMOCOさんと言っておきましょう♪
とてもとても時間が掛かってしまいました。
本当に申し訳ない事をしたと思います。
イメージはある程度まで仕上がっていたものの零エンジニアリングにて隙間なく作り込まれたチョッパーへのフィッティングに悩みました。
自分のバイクだったり、近くにあるバイクなら作りながら当てがって調整したり、必要なステーを作ったり出来るのですがなんせバイクは福島にある。
何度か現調しには行きましたが、なかなか思う様に進まず。
そうしてやっと納品する事が出来たことが嬉しかった。
もちろんこの中の黒い筒と外側は別体。
この中に車載する工具が入ります。
裏側。
何かに革のカバーを作って縫い締めています。
さて、その何かは何でしょうか?
ちょっと妄想している間に脱線しておきましょう。
この工具入れと共にMOCOさんにお渡ししたメディスンバッグ。
柔らかい革と染色したサメ革。
少し手直しして再納品。
これにも色んな物語がありましたね。
ポケットの形、用途。
今となれば少しだけ使い方が違ってしまったけどこうして大事にして頂いているのを見ると嬉しくなります。
話を戻しましょう。
正解は塩ビ管なのです。
あの水を通すあの管。
MOCOさんと色々と話し合った結果コレを作る事にしました。
きちんとプロの技術で重合接着で繋いでいるので密封性は間違いないです。
そして塩ビ管は衝撃にもとても強い。
蓋の部分のギザギザも全て削り落としました。
革で見えなくなるとはいえとても大事な事です。
段差もなくなるように一枚革で巻いてあります。
ちょっとだけメッセージを添えて。
これで準備は出来ました。
外側に使っているナチュラル色の革は本鞣しという革を使っています。
サドルレザーとはまた違った風合いになるでしょう。
金具はMOCOさんが好きな真鍮を使います。
中の工具が濡れず、尚且つ簡単に取り出せる。
迷いと妄想、そして時間を掛けたディスカッションから生まれた 『手探りのTOOLBOX』
黒とナチュラルの配分もこのぐらいにしておくのがいいと思います。
先日のOLDTIMESにて仮合わせ。
もうホントここしかつける所ない。
それにしてもこのチョッパーは美しい。
足し算と引き算、割り算のバランス。
さすが零の岡崎三号機。
後日取り付け写真を頂きました。
うん!いい感じ!!
これが塩ビ管だって事が変態のMOCOさんにはたまらないことでしょうねww
ちなみに回転したり、お辞儀してしまわないようにどうやって取り付けているかはここでは秘密にしておきます。
どこかでお会いしたら気になる人はご本人から聞いて下さいな♪
いつも思う事だけど、物作りの完成はここじゃないと思っている。
ここに工具を詰め込んで(入れるのかな??)、走り込んで、そこでまた様子を見て修正して、また走り出す。
そうしている内にいつの間にかMOKOさんの中で完成形になって行くと。
いつでも面倒見ますので遠慮なく使ってみてください。
早く工具積んで走りたかっただろうに、ずっと待たせてしまって本当にスイマセン。
それでも信じてくれてありがとうございます!
道端で工具を出す事は出来るならない方がいい。
でもこの中に少しの安心と気持ちの余裕を放り込んで走っている空はまた違って見えるはず。
白い雲がより優しく力強く見えるかもですね♪
また一緒に走りましょう!!
問い合わせ、ご連絡等は本ブログの画面内にありますオーナーへメール(メッセージを送る)よりご連絡ください。
スマホ版ではプロフィール欄からメールが送れます。
面倒な時は ラインID 『tomo-sugar』 までお気軽にどうぞ
またパソコン、スマホサイト共にカテゴリーを絞ってまとめて見ることも出来ます。
今回のカテゴリーは 『オーダーメイド』
SUGAR工房のInstagramも更新中。
特に 『#刻の腕輪』 と検索すればバングルウォッチが一覧できるようにしました。
IDは 『sugarkoubou』、
人物検索は 『SUGAR工房』
急ぎ足の夏がとうとうやって来た。
空を見上げると少しずつ夏の雲。
明るい夕方。
一日の暑さを労うような遅い時間の夕焼けのご褒美。
セミの声もチラホラと・・・
ヒグラシの声はまだ寂しくなるからいいや♪
そんな夏になってしまいましたが春の終わりに納品した物を紹介します。
さて、これは一体何でしょう?
答えはツールボックス。
工具を入れてバイクに取り付けます。
これを頼んでくれたのは福島の森さん。
ここでは通称でMOCOさんと言っておきましょう♪
とてもとても時間が掛かってしまいました。
本当に申し訳ない事をしたと思います。
イメージはある程度まで仕上がっていたものの零エンジニアリングにて隙間なく作り込まれたチョッパーへのフィッティングに悩みました。
自分のバイクだったり、近くにあるバイクなら作りながら当てがって調整したり、必要なステーを作ったり出来るのですがなんせバイクは福島にある。
何度か現調しには行きましたが、なかなか思う様に進まず。
そうしてやっと納品する事が出来たことが嬉しかった。
もちろんこの中の黒い筒と外側は別体。
この中に車載する工具が入ります。
裏側。
何かに革のカバーを作って縫い締めています。
さて、その何かは何でしょうか?
ちょっと妄想している間に脱線しておきましょう。
この工具入れと共にMOCOさんにお渡ししたメディスンバッグ。
柔らかい革と染色したサメ革。
少し手直しして再納品。
これにも色んな物語がありましたね。
ポケットの形、用途。
今となれば少しだけ使い方が違ってしまったけどこうして大事にして頂いているのを見ると嬉しくなります。
話を戻しましょう。
正解は塩ビ管なのです。
あの水を通すあの管。
MOCOさんと色々と話し合った結果コレを作る事にしました。
きちんとプロの技術で重合接着で繋いでいるので密封性は間違いないです。
そして塩ビ管は衝撃にもとても強い。
蓋の部分のギザギザも全て削り落としました。
革で見えなくなるとはいえとても大事な事です。
段差もなくなるように一枚革で巻いてあります。
ちょっとだけメッセージを添えて。
これで準備は出来ました。
外側に使っているナチュラル色の革は本鞣しという革を使っています。
サドルレザーとはまた違った風合いになるでしょう。
金具はMOCOさんが好きな真鍮を使います。
中の工具が濡れず、尚且つ簡単に取り出せる。
迷いと妄想、そして時間を掛けたディスカッションから生まれた 『手探りのTOOLBOX』
黒とナチュラルの配分もこのぐらいにしておくのがいいと思います。
先日のOLDTIMESにて仮合わせ。
もうホントここしかつける所ない。
それにしてもこのチョッパーは美しい。
足し算と引き算、割り算のバランス。
さすが零の岡崎三号機。
後日取り付け写真を頂きました。
うん!いい感じ!!
これが塩ビ管だって事が変態のMOCOさんにはたまらないことでしょうねww
ちなみに回転したり、お辞儀してしまわないようにどうやって取り付けているかはここでは秘密にしておきます。
どこかでお会いしたら気になる人はご本人から聞いて下さいな♪
いつも思う事だけど、物作りの完成はここじゃないと思っている。
ここに工具を詰め込んで(入れるのかな??)、走り込んで、そこでまた様子を見て修正して、また走り出す。
そうしている内にいつの間にかMOKOさんの中で完成形になって行くと。
いつでも面倒見ますので遠慮なく使ってみてください。
早く工具積んで走りたかっただろうに、ずっと待たせてしまって本当にスイマセン。
それでも信じてくれてありがとうございます!
道端で工具を出す事は出来るならない方がいい。
でもこの中に少しの安心と気持ちの余裕を放り込んで走っている空はまた違って見えるはず。
白い雲がより優しく力強く見えるかもですね♪
また一緒に走りましょう!!
問い合わせ、ご連絡等は本ブログの画面内にありますオーナーへメール(メッセージを送る)よりご連絡ください。
スマホ版ではプロフィール欄からメールが送れます。
面倒な時は ラインID 『tomo-sugar』 までお気軽にどうぞ
またパソコン、スマホサイト共にカテゴリーを絞ってまとめて見ることも出来ます。
今回のカテゴリーは 『オーダーメイド』
SUGAR工房のInstagramも更新中。
特に 『#刻の腕輪』 と検索すればバングルウォッチが一覧できるようにしました。
IDは 『sugarkoubou』、
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