シュガー(SUGAR)工房のLeather＆AirCool

　クリスマスイブ。

　世界中が一つになる気がする。

　やっぱりいくつになっても心ときめくな♪


　クリスマスが終わると全速力で年明けに向かう。

　ヤバいぞ。このブログ・・・


　少しずつこまめに何とか今年中に走り切ります。



　


　出店中の風景。

　良く見ると何かが違う。

　皆でパッチキーホルダーを縫っている。

　が、しかしSUGAR工房の新しいスタッフではない。

　まさかのお客さん自身が縫っているのです。


　いろんな話といろんな都合によって生み出された光景。

　

　


　それは兵庫からの楽しい二人。

　まず関西人こその話の面白さ。

　そして色んな話をして感じた気持ちの良い人柄。


　今回はこの二人に助けられ、色々な新しい発見をさせてくれた。



　




　今回のバイブズキャラバンはご存知のように日帰りのイベント。

　よって参加者の滞在時間も短くなる。

　人によってはツーリングがてら立ち寄り小一時間ほどの方も多かったかも知れない。



　



　それは最初から分かった上で受け付けていたキーホルダー製作ではあるけど実際は想像以上だった。

　接客、説明、彫りと縫いを全て一人でこなしているので混みあってくるとなかなか大変。

　通常工房で集中して縫えば一つ10分位なのだけど、出来るだけ手を止めないようにしていても３０分位かかってしまう。

　そこにありがたい事に常連さんや知り合いが声を掛けてくれる。



　

　


　それは心から嬉しい反面、せっかく来てくれたのにゆっくり話が出来なかったと申し訳ない気持ちにもなる。

　今回もそんな人がたくさんいた事が胸に引っ掛かる。

　一人目は３０分後。

　二人目は１時間後。

　三人目は一時間半後では可哀そうだから何とか一時間後には渡す。


　そこに５人目は何時間後？？


　ならば全て預かりにして後日発送にすればいいだけの話になるけど、出来るだけ思い出と共に持ち帰らせてあげたいという気持ちと喧嘩をする。


　
　


　こんな最高の表情を見せられるとさらにそう思う。

　その為にここにバイクで来て坐っていると言っても過言ではない。


　毎年思う葛藤であるけど、同時にそう思わせてくれる人がいるって事を幸せに思う。



　


　そんな中に現れたこの二人でした。

　
　『５人待ちか～。　だったら自分で縫ってみようかな～』


　思いもよらなかった。

　なるほどその手があったか！

　大変な最初と最後などは自分がやって、後は怪我しないように指サックを渡して教えてあげればいいのか・・・


　『でも自分で縫っても値段は変わらずの１０００円ですよww』

　って皆で笑った。



　


　いろんな話を聞かせてもらいながら試行錯誤して完成。


　『高速離脱』　と　『待ちぼうけ』　の２つの物語。


　その思い出と共に自分で完成させたキーホルダーに喜んでくれた。


　結果自分で縫ってもSUGAR工房で順番待ちをしても変わらない時間になり、それもまた皆で爆笑ww


　本当にありがとうございました！


　でも何と素敵な事だろう。

　決して自分が楽をしたいからではない。

　言葉では表す事が難しいけどこの二人の嬉しそうな表情が全てを物語っているような気がする。


　道中の珍道中に加えて特別な思いでの詰まったパッチキーホルダー。


　来年からVM限定でSUGAR工房は小さなワークショップをやってみようと思う。

　もちろん出来るだけその場で縫って手渡します。

　発送でも良いよって優しい方には必ず手紙を添えて送ります。


　そして待ち時間なしでご自身でやってみたい方は教えますので一緒にやりましょう。

　酒でも飲みながら色んな物語に耳を傾けながら♪


　
　その④に続く。




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