2015年10月03日
幸せの四つ葉の時①~TJシルバーの協力~

TJシルバーワークスに依頼したオリジナルの20個のコンチョ。
このままずっと見ていたいほど感動した。
『みんなで同じ時を刻む事』
岩手、宮城の沿岸部に住む人達10人で立ち上げたMCがある。
『Three Seasonz Motorcycle Club』
仕事がら岩手の釜石に行く88と飲み屋で出会ってバイクの話になったらしい。
その飲み屋は 『与作』
昔仙台で引き返すはずが安斎家に上手く乗せられて一緒に行ったことがある。
貴重な鮭の鮭児(ケイジ)やマンボウの刺身が普通に出てくる安くて極上な飲み屋。
本当は時間があればその与作で納品しようと考えていた。
そして自分に88からその話を教えて頂いて、その後そのMCの鳴海さんと電話で何度か打ち合わせした。
打ち合わせと言ってもバイクの話をしたり、MCのいきさつを聞いたりでほとんどデザイン的な具体的な話はしなかったと思う。
でもそれだけで十分でした。
話してすぐに大まかな色合いや雰囲気は感じていたから。
後はそれを形にする為にどう手配して、工夫するか?
今回はいくつもの超える壁があった。
まずは 『コンチョ』
10個同じバングルウォッチを作るのに時計はシンプルにしながらも何か特別な事をしたい。
そこでオリジナルコンチョを作る事を提案しました。
1個のバングルウォッチつきコンチョは2個使うから合計20個のコンチョが必要となる。
だから今回は初の鋳造で製作する事を考えました。

モチーフはこのMCのマーク。
直径15ミリの小さいコンチョにコレをどう表現するか?
小さいから簡単な事もあれば小さいがゆえに難しいのです。
まずは相棒のヤバスタ工房に相談しました。
一緒にワクワク話をしていっぱい妄想して、教えてもらいました。
作りたい物は頭の中でしっかり決まりました。
そこで色んな事を考慮した結果、今回初のTJシルバーワークスに製作を頼みました。
TJさんはセンスももちろんの事、自分の工房の中で鋳造まで一貫して出来るエンジニアみたいな人です


そこで何度かの試作を重ねて出来たのがこのオーバーレイのコンチョです。
厚みは2ミリを使っているので小さいけどしっかりした重量感があります。
さすが想像を遥かに超える格好良さです。
今回とうとうTJさんの工房を見学させて頂きました。
鋳造一つにしてもまだまだ自分が知らない事ばかりで衝撃だらけでした。
実はこの20個のコンチョはよ~く見るとどれも微妙に違う。
シルバーの、鋳造の、手作りの奥深さを改めて感じました。
広い工房ではありませんがいつまでも見ていたいって思う素敵な場所。
本当に物作りって最高だ!
物作りの人と話すのは楽しい!
祐一。助けてくれて本当にありがとう!
やっぱりお前は最高の男だよ!
そしてTJさん。本当に協力して頂いて最高のコンチョが出来ました。
鳴海さん達の喜ぶ姿が目に浮かぶようです。
心から感謝します!
ありがとうございました!!

最高のコンチョは揃いましたがもう一つは文字盤の壁でした。
かえこれ15年くらいの付き合いのNYの業者がいて今まではそこでコンチョや文字盤を購入していました。
10個同じ物を揃えられる文字盤をほとんどない。
やっと見つけたこの左のスクエア文字盤ですが、注文したものの全然手に入らなくて困り果てていました。
そこで別の業者がインディアンジュエリーの買い付けにアメリカに行くと言うので近いデザインの物を探してきてもらいました。
多分ほとんど国内にはないレアな物だと思います。
福井さん。大変お世話になりました。
ありがとうございました!
こうして最高のコンチョと文字盤が揃って後はSUGAR工房の出番。
そこにどんな物語を閉じ込めてみんなの技術や人徳に対してこちらも精一杯のアイデアと技術で答えたい。

まずは最初の5個。
北海道に旅をする5個の幸せの四つ葉。


ある言葉を彫りこんで。
10個同じ物で同じ物でない様に。

時計とコンチョとの絶妙なバランス。
シンプルでありながらもとても力強い。
どうですか?
素敵な同じ時を刻めそうですか?
残り5個とこの革に秘めた物語は次回に続きます。
お楽しみに

PS
このブログに合わせて何とか油麺を我慢して中華麺にして来ました。
ニンニクが別料金にはやっぱり腑に落ちないけどここのラーメンは最高だ!
