2024年09月09日
夏旅〜125ccの風景〜
夏が終わろうとしている。
いや、暦の上では終わったのだろうか?
体感はまだまだ暑いがふとした瞬間に吹く風や夜の虫の音色が秋の足音を感じさせてくれる。
それが少し嬉しかったりする。
この夏は目的があってバイクで長旅をした。
しかも125ccのスクーターで。
周りはなぜ高速に乗れるハーレーで行かないの?と言う。
何も全てに答えなんて求めなくても良いのだけど、答えがあるとしたら行きたいからとしか言いようがない。
そんな旅の話です。

初日。
朝方早くに川崎を出発して国道246号で沼津まで。
当然125ccの原付二種で高速は乗れないのでオール下道。
やがて国道1号線、25号バイパスを使って浜松、愛知を抜けて三重県の桑名市まで辿り着く。
息苦しいほどの熱波と渋滞の連続だった。
桑名は亡き父の故郷であるが、大人になってから自分はちゃんと来たのはほんの数回。
そんな父の幼い頃の思い出を辿るためにここまで走って来た。
奇跡や宿命は突然やって来るもので、初日から涙を流し心を満たしてもらえた。
親父ありがとう。
その後奈良県の吉野にある南家に向かう。
四日市を抜けて亀山からの名阪国道を使えば早いが、やっぱり通れないので真っ暗に。
そんな中でも文句一つ言わずに待っていてくれる奈良のお母さん。
『ここは自分の家だと思っていつでも帰って来なさい。』
こんなありがたい言葉があるだろうか。
いつもありがとうございます。

2日目。
古い明日香の街並みを散歩してから和歌山を目指して走り出す。
今日も照りつけるほどの日差し。
和歌山城が見える場所で吸い寄せられる様に神社への階段を登った。
和歌山からは四国の徳島への約2時間のフェリー。
その位の時間でもやはりフェリーは旅心をくすぐられる。
初めて食べた徳島ラーメンの美味さ。
瀬戸内海の渦潮で有名な鳴門市の海岸線を走り、香川県の高松市を目指した。
高松の街の居酒屋はどこも賑やかで楽しかった。

3日目。
朝に讃岐うどんを食べて高松港からフェリーに乗る。
行き先は瀬戸内海にポツンと浮かぶ小豆島。
10年ほど前のドラマと映画の『八日目の蝉』
その作品での小豆島の人や自然の優しくて美しく、一度ゆっくり訪れてみたいと思っていた。
バイクを持ち込んでの念願の小豆島。
特にロケ地巡りのつもりではなかったけど、偶然入って仲良くなった店がそのメインのロケ地だったりと嬉しいことは続いていた。
瀬戸内海は波が穏やかで海も透き通る綺麗さだった。
暑くなれば海に入り走って乾いてまた飛び込む。
そんな事が出来るのが125CC の旅の醍醐味。
この夜は珍しくゲストハウスに泊まった。
ワイワイとこんな夜もたまには良いもんだ。

4日目。
この日も小豆島。
内陸の山やメインの観光スポットなどを巡る。
決して大きくはない島だけど、歴史や伝統が深い。
そんな島を満喫するのにはこうした小さいバイクが最高だと思う。
明日島を離れるのが名残惜しく日が暮れるまで走った。

5日目。
岡山行きのフェリーに乗ることにした。
行きは高松から池田港。
帰りは土庄港から新岡山港。
小豆島のフェリーは他に神戸や姫路からも出ていて本数も多くリーズナブル。
バイクなら特に予約しなくてもいつでも乗れるので自由な旅人には最高。
岡山に着き数日ぶりの本州を広島県の尾道を目指して走った。
途中で通った真備の街。
もちろんあの時の災害の跡は綺麗に整備されていた。
あの時もアディクションズの呼びかけでみんなで義捐パッチで動いたなと思うと考え深く綺麗な町並みが嬉しかった。
尾道からはしまなみ海道で島を渡る。
本来高速道路なのだがしまなみ海道だけは原付き道を呼ばれる自転車と125CCまでのバイクの側道がある。
一つ橋を渡ったらまた島を走って次の橋へと。
それがたまらなく旅心を刺激する。
たどり着いた大三島のしまなみアディクションズ。
今年福山から移住した晋平さんと再会。
同時に別々で旅をしている荻野さんとエージさんとも合流して酒を飲み交わした。

6日目。
朝みんなで隣である大山祗神社に参拝し地元の海鮮丼を食べる。
またの再会を約束してそれぞれがそれぞれの旅に戻っていく。
その自由な感じが良いんだよな♪
自分は大三島の綺麗な海で泳いでお勧めのジャークチキンを食べてから出発。
しまなみ海道の続きを走り愛媛県の今治市まで。
高速で走れば尾道から今治まではたいした時間でもない。
それを原付き道で島を渡りながら走ると半日は軽く掛かる。
だからこそ125CCにしか見えない景色とロマンがそこにある。
数日ぶりの四国の山道を走り高知市へ。
本日は3000円の激安ビジホ。
眠らない街の高知のはしご酒は最高だったな。
酒飲みには天国な街だと思う。

7日目。
高知から四国カルストを目指す。
四国は何度かバイクで走ったことがあるけどこの四国カルストだけは何故か初めて。
念願のカルストはやはり絶景だった。
そんな遠回りをして高知まで帰ってくるともう夕方だった。
しかしその日中に徳島まで行く予定で予約をしていたため、急いで向かった。
唯一この時だけは高速に乗れればなって考えた暗い山道だった。
徳島にギリギリ着いてまた違う徳島ラーメンを食べて軽く居酒屋へ。
明日の昼には東京行きのフェリーに乗るのでバイクで走った夜としては最後になる。
名残惜しい。

8日目、9日目。
予定通り昼前のフェリーに乗り東京に帰る。
約19時間の長距離フェリー。
酒を飲みながら本を読んだりしてゆっくりした時間が流れる。
そんな中でこの旅の事を考えていた。
父の奇跡の出来事から始まり、奈良や四国に小豆島。
大三島の夜や、各地の居酒屋の夜。
今回はテントも持たずに安宿を渡り歩く旅立ったけど、昔日本一周した時には出来なかった事。
もっと貧乏旅でほとんどが野宿だったので泊まるのはもちろん町外れ。
それはそれで楽しいけど、街を走ってもその街を知れてなかった。
その街の居酒屋に行き、その土地の言葉や人情に触れながら酒を飲むことでしか知れないローカル。
ましてや125CCのスクーターだから土地に密着して走れる。
好きな所でバイクを停め
気になれば気軽に戻って
この道の先はどうなっているんだろうと思えば行ってみる。
道路が渋滞してても軽々抜けれるし
そこに綺麗な海や川があったらいつでも飛び込める。
こんな果てしなく自由な事があるだろうか。
10代の時に初めて北海道に行って400CCの自分のバイクに対して50CCのカブで旅をしている人から言われた言葉
『みんなの半分しかスピードが出ない分、景色は倍楽しんでる。』
その頃の自分には衝撃的な言葉だった。
今回の旅はまさにそんな旅だった。
ハーレーも変わらず好きだけど、やっぱりオートバイって最高だ!!
この旅で関わってくれた全ての出逢いに感謝。
ありがとうございました!
PS
来週の9月14、15日はとうとう福島県の平田村ジュビアキャンプ。
一年で一番楽しみといっても過言ではないイベント。
もちろんSUGAR工房も出店します。
近い内にブロクも書ければ書きます。
来週は平田村のジュピアランドの丘で会いましょう!
問い合わせ、ご連絡等は本ブログの画面内にありますオーナーへメール(メッセージを送る)よりご連絡ください。
スマホ版ではプロフィール欄からメールが送れます。
LINE ID 『tomo-sugar』 でもお気軽にどうぞ
パソコン、スマホサイト共にカテゴリーを絞ってまとめて見ることも出来ます。
今回のカテゴリーは 『LIFE』
SUGAR工房のInstagramも更新中
いや、暦の上では終わったのだろうか?
体感はまだまだ暑いがふとした瞬間に吹く風や夜の虫の音色が秋の足音を感じさせてくれる。
それが少し嬉しかったりする。
この夏は目的があってバイクで長旅をした。
しかも125ccのスクーターで。
周りはなぜ高速に乗れるハーレーで行かないの?と言う。
何も全てに答えなんて求めなくても良いのだけど、答えがあるとしたら行きたいからとしか言いようがない。
そんな旅の話です。

初日。
朝方早くに川崎を出発して国道246号で沼津まで。
当然125ccの原付二種で高速は乗れないのでオール下道。
やがて国道1号線、25号バイパスを使って浜松、愛知を抜けて三重県の桑名市まで辿り着く。
息苦しいほどの熱波と渋滞の連続だった。
桑名は亡き父の故郷であるが、大人になってから自分はちゃんと来たのはほんの数回。
そんな父の幼い頃の思い出を辿るためにここまで走って来た。
奇跡や宿命は突然やって来るもので、初日から涙を流し心を満たしてもらえた。
親父ありがとう。
その後奈良県の吉野にある南家に向かう。
四日市を抜けて亀山からの名阪国道を使えば早いが、やっぱり通れないので真っ暗に。
そんな中でも文句一つ言わずに待っていてくれる奈良のお母さん。
『ここは自分の家だと思っていつでも帰って来なさい。』
こんなありがたい言葉があるだろうか。
いつもありがとうございます。

2日目。
古い明日香の街並みを散歩してから和歌山を目指して走り出す。
今日も照りつけるほどの日差し。
和歌山城が見える場所で吸い寄せられる様に神社への階段を登った。
和歌山からは四国の徳島への約2時間のフェリー。
その位の時間でもやはりフェリーは旅心をくすぐられる。
初めて食べた徳島ラーメンの美味さ。
瀬戸内海の渦潮で有名な鳴門市の海岸線を走り、香川県の高松市を目指した。
高松の街の居酒屋はどこも賑やかで楽しかった。

3日目。
朝に讃岐うどんを食べて高松港からフェリーに乗る。
行き先は瀬戸内海にポツンと浮かぶ小豆島。
10年ほど前のドラマと映画の『八日目の蝉』
その作品での小豆島の人や自然の優しくて美しく、一度ゆっくり訪れてみたいと思っていた。
バイクを持ち込んでの念願の小豆島。
特にロケ地巡りのつもりではなかったけど、偶然入って仲良くなった店がそのメインのロケ地だったりと嬉しいことは続いていた。
瀬戸内海は波が穏やかで海も透き通る綺麗さだった。
暑くなれば海に入り走って乾いてまた飛び込む。
そんな事が出来るのが125CC の旅の醍醐味。
この夜は珍しくゲストハウスに泊まった。
ワイワイとこんな夜もたまには良いもんだ。

4日目。
この日も小豆島。
内陸の山やメインの観光スポットなどを巡る。
決して大きくはない島だけど、歴史や伝統が深い。
そんな島を満喫するのにはこうした小さいバイクが最高だと思う。
明日島を離れるのが名残惜しく日が暮れるまで走った。

5日目。
岡山行きのフェリーに乗ることにした。
行きは高松から池田港。
帰りは土庄港から新岡山港。
小豆島のフェリーは他に神戸や姫路からも出ていて本数も多くリーズナブル。
バイクなら特に予約しなくてもいつでも乗れるので自由な旅人には最高。
岡山に着き数日ぶりの本州を広島県の尾道を目指して走った。
途中で通った真備の街。
もちろんあの時の災害の跡は綺麗に整備されていた。
あの時もアディクションズの呼びかけでみんなで義捐パッチで動いたなと思うと考え深く綺麗な町並みが嬉しかった。
尾道からはしまなみ海道で島を渡る。
本来高速道路なのだがしまなみ海道だけは原付き道を呼ばれる自転車と125CCまでのバイクの側道がある。
一つ橋を渡ったらまた島を走って次の橋へと。
それがたまらなく旅心を刺激する。
たどり着いた大三島のしまなみアディクションズ。
今年福山から移住した晋平さんと再会。
同時に別々で旅をしている荻野さんとエージさんとも合流して酒を飲み交わした。

6日目。
朝みんなで隣である大山祗神社に参拝し地元の海鮮丼を食べる。
またの再会を約束してそれぞれがそれぞれの旅に戻っていく。
その自由な感じが良いんだよな♪
自分は大三島の綺麗な海で泳いでお勧めのジャークチキンを食べてから出発。
しまなみ海道の続きを走り愛媛県の今治市まで。
高速で走れば尾道から今治まではたいした時間でもない。
それを原付き道で島を渡りながら走ると半日は軽く掛かる。
だからこそ125CCにしか見えない景色とロマンがそこにある。
数日ぶりの四国の山道を走り高知市へ。
本日は3000円の激安ビジホ。
眠らない街の高知のはしご酒は最高だったな。
酒飲みには天国な街だと思う。

7日目。
高知から四国カルストを目指す。
四国は何度かバイクで走ったことがあるけどこの四国カルストだけは何故か初めて。
念願のカルストはやはり絶景だった。
そんな遠回りをして高知まで帰ってくるともう夕方だった。
しかしその日中に徳島まで行く予定で予約をしていたため、急いで向かった。
唯一この時だけは高速に乗れればなって考えた暗い山道だった。
徳島にギリギリ着いてまた違う徳島ラーメンを食べて軽く居酒屋へ。
明日の昼には東京行きのフェリーに乗るのでバイクで走った夜としては最後になる。
名残惜しい。

8日目、9日目。
予定通り昼前のフェリーに乗り東京に帰る。
約19時間の長距離フェリー。
酒を飲みながら本を読んだりしてゆっくりした時間が流れる。
そんな中でこの旅の事を考えていた。
父の奇跡の出来事から始まり、奈良や四国に小豆島。
大三島の夜や、各地の居酒屋の夜。
今回はテントも持たずに安宿を渡り歩く旅立ったけど、昔日本一周した時には出来なかった事。
もっと貧乏旅でほとんどが野宿だったので泊まるのはもちろん町外れ。
それはそれで楽しいけど、街を走ってもその街を知れてなかった。
その街の居酒屋に行き、その土地の言葉や人情に触れながら酒を飲むことでしか知れないローカル。
ましてや125CCのスクーターだから土地に密着して走れる。
好きな所でバイクを停め
気になれば気軽に戻って
この道の先はどうなっているんだろうと思えば行ってみる。
道路が渋滞してても軽々抜けれるし
そこに綺麗な海や川があったらいつでも飛び込める。
こんな果てしなく自由な事があるだろうか。
10代の時に初めて北海道に行って400CCの自分のバイクに対して50CCのカブで旅をしている人から言われた言葉
『みんなの半分しかスピードが出ない分、景色は倍楽しんでる。』
その頃の自分には衝撃的な言葉だった。
今回の旅はまさにそんな旅だった。
ハーレーも変わらず好きだけど、やっぱりオートバイって最高だ!!
この旅で関わってくれた全ての出逢いに感謝。
ありがとうございました!
PS
来週の9月14、15日はとうとう福島県の平田村ジュビアキャンプ。
一年で一番楽しみといっても過言ではないイベント。
もちろんSUGAR工房も出店します。
近い内にブロクも書ければ書きます。
来週は平田村のジュピアランドの丘で会いましょう!
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Posted by SUGAR工房 at 01:50│Comments(0)
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