2023年06月13日
走り続ける者からのメッセージ〜花と蕾〜
先日のBlogのVIBESが発売されました。
早速読んで頂いた方々から多くの連絡頂きありがとうございました。
5月の中旬の話。
その時発売中のVIBESの特集を読んだ。
ウメちゃんと古川さんという方が走る特集。
その内容を読んだ時に今回の河野さんの話に繋がってると感じた。
すぐに連絡すると彼も同じ事を感じてくれた。
そして偶然にもその特集の写真を撮ったのは佐渡ヶ島バイブレーションズで共にしたヤッシーだった。
迫力があって見覚えのある温もりを感じた写真だった。

ずっとやりたいと話していた事だが突然決まった河野さんの特集。
失礼ながら突然に連絡をして自分とウメちゃん、カメラマンの小林さんと3台のバイクで常磐道を北上する事となる。

まずは腹ごしらえとやきかつ太郎へギリギリで滑り込む。
ウメちゃんとは以前JUPIAの帰りに来た事はあるが小林さんは初めて。

ここのトンカツはニンニク醤油をたっぷりかけて食べる物。
これから取材なのに失礼なのはわかっているけど、せっかくいわきに来たならね・・・
事前に河野さんには 『すいませんがニンニク臭い3人で行きます。』 と伝えといたからまぁ安心か。

爆走の疲れかついのんびりしてしまって15時前に到着。
着いて先ずはゆっくり打ち合わせをしようと思ったが、気を使ってくれて17時半に近所の寿司屋の予約をしてくれているという。
挨拶もそこそこにして早速撮影に入る事にした。
ずっと大切に守って来た工場。
でもそれ以上に守って来た物は品質と取り引き先の人との繋がりなのだろう。
80歳で現役で仕事をしている事も凄い事だけど、それだけ河野さんを信用している人がいるって事である。

VIBESはバイク雑誌である。
でもただのバイク雑誌ならばこんなシーンの撮影は必要ないだろう。
VIBESはそのバイクに乗る人に焦点を当てたライフマガジンである。
だからその人を知る為にトコトン膝を突き合わせなければ生き様は書けない。
とにかく手を真っ黒にして機械を操る年季の入った職人の手は格好良かった。

そんな仕事風景や夫婦の光景をシャッターに収めて行く小林さん。
当たり前かも知れないがやはりプロカメラマンは生粋の職人である事も間違いない。

近くの河野さんセレクトの道で撮影。
思い出のスプリンガーを走らせる後ろ姿にはグッと来るものがある。
田んぼと小さな小川の細い道で力強いはずのVツインの鼓動が優しく聞こえていた。

河野さんは他にも用途に合わせてハーレーを所有しているが、ずっと長旅の相棒のロードグライドは10万キロを超えている。
聞けば一度北海道を旅するもんなら3500キロ走って来てしまうという。
しかも目一杯仕事をしてGWやお盆休みといった限られた期間の中である事も驚く。
そしてどのバイクも甲乙つけがたいのはもちろんだけど、特に思い入れが深いのがこのスプリンガーだろう。
その物語は以前ブログに書かせてもらったので詳しくは下記のリンクから読んでみて下さい。
https://sugarkoubou.hama1.jp/e1295444.html
『東北パワーミーティング〜再会〜』

今日の撮影も終わり、河野さん行きつけの寿司屋へ。
大将の人柄も地魚の絶品寿司も最高だった。
奥さんを含めて5人でカウンターに座り酒を飲み交わしながら色んな話を聞かせてもらった。
それを聞き逃さない様に必死にメモを取りながらウメちゃんはクシャクシャな顔で笑っていた。
そんな光景を見ていて自分は嬉しかった。
数年前に佐渡ヶ島で感じた事と同じだ。
こんな時間を共有できたからこそこの特集が出来上がったんだと心から思う。

翌朝河野さんのトレーニングの写真を撮らせてもらい、岬から皆で海を見渡した。
毎朝のトレーニングを含めて河野さんの人生を一番見てきて知っているのはこの太平洋の海なのかも知れない。
この日吹いていた強めな浜風が伝えていた。
最後に奥さんが撮ってくれた記念写真。
独特の手法により自然体で皆が笑っている素敵な写真です。

佐渡ヶ島バイブレーションズでも痛感したけど雑誌作りはとても地道な物作りだと思う。
自分も河野さんも物作りの職人であるが、ウメちゃんのVIBESも同じ。
例えるならば雑誌は花だと思う。。
どれだけ素晴らしい物を作っても来月にはこの特集は本屋には並ばない宿命。
その儚さも含めて価値があり、開花している今に心が躍る。
そしてまた来月に新しい花を咲かせなければならない。

一年に一度咲く桜は蕾を付けただけでも人は喜び、満開の時はもちろん葉桜になって枯れた後も桜の存在であり続ける。
現に今回も河野さんが家の裏の丘が春には桜色に染まると嬉しそうに言っていた。
だからこの雑誌も手にして心を動かされた人にはそんな特別な物になるだろう。
いや、なって欲しいと心から願う。
今回新たに感じた事はその花が咲く為の蕾は、人との繋がりなんだと。
バイクに乗った事、フェリーで会った事全てが奇跡であってきっかけであり育んできた蕾。
当然全ての出会いがそうなる事はなく心ありきの事。
人に自慢できるほど多くなくていいからそんな蕾をしっかり大切に出来る男でありたい。

正直誰かが生きた80年間の人生の軌跡を正直8ページにする事は誰にも出来ない。
例え80年間で無くとも誰であっても8ページで全部言葉で細かく書いても全てを伝えるのは不可能。
でも自分達が感じ取った80年間を厳選した写真と言葉に託す事は出来たと思う。
意味深く含ませながら心に正直に凝縮した8ページ。
当然主人公の河野さんの為でもあるし、VIBESの為でもあるが、それを読む私達の為にも。
労いと感謝の気持ちと共に今を突っ走っていなければならない自分世代達への応援歌でもある。
2023年7月号 vol357 VIBES
『BORN TO RUN~Final Episode』 特集
是非手に取って心に届いて欲しいと願う。
最後に河野さん夫婦、VIBES編集部、VIBESウメちゃん、小林さん。
ありがとうございました!!
また酒飲みながら旅の話をしましょう!
問い合わせ、ご連絡等は本ブログの画面内にありますオーナーへメール(メッセージを送る)よりご連絡ください。
スマホ版ではプロフィール欄からメールが送れます。
LINE ID 『tomo-sugar』 でもお気軽にどうぞface02
パソコン、スマホサイト共にカテゴリーを絞ってまとめて見ることも出来ます。
今回のカテゴリーは 『LIFE HarleyDavidson』
SUGAR工房のInstagramも更新中。
ID 『SUGAR工房』 又は@sugarkoubou で見つけられます。
早速読んで頂いた方々から多くの連絡頂きありがとうございました。
5月の中旬の話。
その時発売中のVIBESの特集を読んだ。
ウメちゃんと古川さんという方が走る特集。
その内容を読んだ時に今回の河野さんの話に繋がってると感じた。
すぐに連絡すると彼も同じ事を感じてくれた。
そして偶然にもその特集の写真を撮ったのは佐渡ヶ島バイブレーションズで共にしたヤッシーだった。
迫力があって見覚えのある温もりを感じた写真だった。

ずっとやりたいと話していた事だが突然決まった河野さんの特集。
失礼ながら突然に連絡をして自分とウメちゃん、カメラマンの小林さんと3台のバイクで常磐道を北上する事となる。

まずは腹ごしらえとやきかつ太郎へギリギリで滑り込む。
ウメちゃんとは以前JUPIAの帰りに来た事はあるが小林さんは初めて。

ここのトンカツはニンニク醤油をたっぷりかけて食べる物。
これから取材なのに失礼なのはわかっているけど、せっかくいわきに来たならね・・・
事前に河野さんには 『すいませんがニンニク臭い3人で行きます。』 と伝えといたからまぁ安心か。

爆走の疲れかついのんびりしてしまって15時前に到着。
着いて先ずはゆっくり打ち合わせをしようと思ったが、気を使ってくれて17時半に近所の寿司屋の予約をしてくれているという。
挨拶もそこそこにして早速撮影に入る事にした。
ずっと大切に守って来た工場。
でもそれ以上に守って来た物は品質と取り引き先の人との繋がりなのだろう。
80歳で現役で仕事をしている事も凄い事だけど、それだけ河野さんを信用している人がいるって事である。

VIBESはバイク雑誌である。
でもただのバイク雑誌ならばこんなシーンの撮影は必要ないだろう。
VIBESはそのバイクに乗る人に焦点を当てたライフマガジンである。
だからその人を知る為にトコトン膝を突き合わせなければ生き様は書けない。
とにかく手を真っ黒にして機械を操る年季の入った職人の手は格好良かった。

そんな仕事風景や夫婦の光景をシャッターに収めて行く小林さん。
当たり前かも知れないがやはりプロカメラマンは生粋の職人である事も間違いない。

近くの河野さんセレクトの道で撮影。
思い出のスプリンガーを走らせる後ろ姿にはグッと来るものがある。
田んぼと小さな小川の細い道で力強いはずのVツインの鼓動が優しく聞こえていた。

河野さんは他にも用途に合わせてハーレーを所有しているが、ずっと長旅の相棒のロードグライドは10万キロを超えている。
聞けば一度北海道を旅するもんなら3500キロ走って来てしまうという。
しかも目一杯仕事をしてGWやお盆休みといった限られた期間の中である事も驚く。
そしてどのバイクも甲乙つけがたいのはもちろんだけど、特に思い入れが深いのがこのスプリンガーだろう。
その物語は以前ブログに書かせてもらったので詳しくは下記のリンクから読んでみて下さい。
https://sugarkoubou.hama1.jp/e1295444.html
『東北パワーミーティング〜再会〜』

今日の撮影も終わり、河野さん行きつけの寿司屋へ。
大将の人柄も地魚の絶品寿司も最高だった。
奥さんを含めて5人でカウンターに座り酒を飲み交わしながら色んな話を聞かせてもらった。
それを聞き逃さない様に必死にメモを取りながらウメちゃんはクシャクシャな顔で笑っていた。
そんな光景を見ていて自分は嬉しかった。
数年前に佐渡ヶ島で感じた事と同じだ。
こんな時間を共有できたからこそこの特集が出来上がったんだと心から思う。

翌朝河野さんのトレーニングの写真を撮らせてもらい、岬から皆で海を見渡した。
毎朝のトレーニングを含めて河野さんの人生を一番見てきて知っているのはこの太平洋の海なのかも知れない。
この日吹いていた強めな浜風が伝えていた。
最後に奥さんが撮ってくれた記念写真。
独特の手法により自然体で皆が笑っている素敵な写真です。

佐渡ヶ島バイブレーションズでも痛感したけど雑誌作りはとても地道な物作りだと思う。
自分も河野さんも物作りの職人であるが、ウメちゃんのVIBESも同じ。
例えるならば雑誌は花だと思う。。
どれだけ素晴らしい物を作っても来月にはこの特集は本屋には並ばない宿命。
その儚さも含めて価値があり、開花している今に心が躍る。
そしてまた来月に新しい花を咲かせなければならない。

一年に一度咲く桜は蕾を付けただけでも人は喜び、満開の時はもちろん葉桜になって枯れた後も桜の存在であり続ける。
現に今回も河野さんが家の裏の丘が春には桜色に染まると嬉しそうに言っていた。
だからこの雑誌も手にして心を動かされた人にはそんな特別な物になるだろう。
いや、なって欲しいと心から願う。
今回新たに感じた事はその花が咲く為の蕾は、人との繋がりなんだと。
バイクに乗った事、フェリーで会った事全てが奇跡であってきっかけであり育んできた蕾。
当然全ての出会いがそうなる事はなく心ありきの事。
人に自慢できるほど多くなくていいからそんな蕾をしっかり大切に出来る男でありたい。

正直誰かが生きた80年間の人生の軌跡を正直8ページにする事は誰にも出来ない。
例え80年間で無くとも誰であっても8ページで全部言葉で細かく書いても全てを伝えるのは不可能。
でも自分達が感じ取った80年間を厳選した写真と言葉に託す事は出来たと思う。
意味深く含ませながら心に正直に凝縮した8ページ。
当然主人公の河野さんの為でもあるし、VIBESの為でもあるが、それを読む私達の為にも。
労いと感謝の気持ちと共に今を突っ走っていなければならない自分世代達への応援歌でもある。
2023年7月号 vol357 VIBES
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是非手に取って心に届いて欲しいと願う。
最後に河野さん夫婦、VIBES編集部、VIBESウメちゃん、小林さん。
ありがとうございました!!
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今回のカテゴリーは 『LIFE HarleyDavidson』
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