ハンドメイドでレザークラフトをやっています。合間にハーレーとワーゲンの空冷エンジンで遊んでます。そんなラブ&ピースなブログです。

2019年09月21日

BIG FLOWER CAMPの旅①〜Miracle〜

 秋の空。

 形がしばらく変わらない雲。

 色んな事を想いながらずっと雲を見続けている一つ一つ何かに見えてくるから面白い。

 それは今まで生きてきた中で自分の中にある物でしかない。

 言っておきますが決して暇人ではありませんよ~。


 先日のJUPIA CAMP。

 夢を見ている位幸せでした。

 まだフワフワしています。

 その話は後日になりますが、とにかくありがとうございました!


 そんなJUPIAが自分にとって秋の出店旅だとすると今回の話は夏旅。

 夏の終わりを認めないまま走って行く話。



 


 8月31日、9月1日に宮城県の大崎市で行われたBIG FLOWER CAMP。

 まだ終わらない夏を追いかけた先に待ってた真夏の空。

 気候も気持ちも熱い場所でした。


 


 出発したのはその一日前の朝。

 本当は2日前から旅を始めて逆に東北から南下して会場に入ろうと企んでいたが台風に阻まれて断念。

 東京から目指すは仙台方面。

 でも関越道で新潟に向かっている。


 毎年この時期に関越道の赤城高原SAのスタンドで必ず一回は言われる言葉。


 『これから北海道行きのフェリーですね?』


 いやいや・・・


 それだけ荷物満載で長旅に見えるのかな。



 


 途中前が見えないほど土砂降りの中を走ってでも目指した場所。

 それは燕三条の杭州飯店。

 先週米米に出店しなかったからサプライズで登場しようかと思っていた。



 


 が!

 しかし!こんなオチ。

 逆サプライズされてしまった。

 しばし放心状態でいると、中からおばちゃんがたまたま出て来てくれた。

 事情を聞くとなんと店主の李さんはさっきの新潟港発のフェリーで北海道に走りに行ってしまったらしいww


 そうです。

 通い始めた後から知ったのですがこの杭州飯店の店主もシャベル乗りの生粋のバイカーなのです。

 まさか北海道行きのフェリーに乗る人がまさにこの人だったのかww


 そしておばちゃんがお勧めの中華そばの店を教えてくれた。



 


 バイクで走る事15分の加茂市にそのお店はありました。

 中華そば 『成龍』

 事前におばちゃんが電話をしてくれて事情を教えてくれたらしい。



 


 迷わず大油を注文。

 出て来たラーメンを一口食べてすぐにわかった。

 『あの味だ♪』


 話をしてみるとやはり杭州飯店で修行をした方だった。

 本家とも勝るとも劣ららい忠実な味で感動しました。


 


 突然のサービスで餃子とコーヒーまで。

 これはおばちゃんのおかげらしい。

 受け継いでいるのは味だけではなく心もそう。



 雨で冷え切った体に追い打ちをかける臨時休業。

 杭州飯店も食べたかったし、李さんにも会いたかったのはもちろんある。

 でも結果そのおかげでこの店のラーメンと人の優しさを味わえた。

 一年に一回ほどしか行けない自分なら毎年杭州飯店しか行かない事だろう。

 物事は考え様。

 奇跡や運命に感謝。


 お腹も気持ちもいっぱいになりました。

 皆さんありがとうございます!



 


 そんな事が起こるから旅は楽しい。

 バイク乗りってとても単純な思考回路の持ち主で滝の様な雨の中をぶっ飛ばした後の小雨なんて逆にテンションが上がってる。

 普通の人には雨でも自分には気持ちの良いシャワーとしか思えなくなっていた。

 常に走りながら明るめの空の方向と雲の切れ間を探して、ちょっとした物でも感動できる。

 切れかかる雲と山のシルエット。

 こっちも見てみろよとばかりに聞こえる波の音。

 

 


 日本海の海沿いを気持ち良く北上して行くと突然目の前に現れた大きな像。

 ほとんど手入れもされていなく寂しそうな顔に見えた。

 でもこんな感じでふとしたことで停まれるのもバイクの一人旅の良さだったりする。



 


 笹川流れ辺りの海岸線は特に最高だった。

 雨はすっかり止み、路面も乾いて空は綺麗なスカイブルーの色。

 平日の雨上がりと言うのもあって道はガラガラ。

 同じく海岸線を走るローカルな鉄道を横目に走る。

 

 


 偶然通った貨物列車と挨拶した。

 いつまでもどこまでもこんな海岸線を走り続けてしまおうかなとすら思った。

 でも明日は出店。

 そして今日わざわざ雨に向かってでもこのルートを選んだ目的地とミッションがある。



 



 鶴岡まで左に海を見たら内陸に向かって走って行く。

 途中気ままに好きな所で立ち止まる。

 ここはもう山形県の月山渓谷。

 
 ちなみにスマホもたくさん使いますが、こんな旅の時はあえてツーリングマップを広げながら走るのが好き。

 一服も綺麗なコンビニよりも出来るだけ小さな商店や酒屋などの店先が良い。

 頑張って何でも調べるより、ある程度は現地で人に訪ねたり、その場で決める事も大切な事だと思う。

 
 ストリートビュー? 食べログの評価? 最短ルート?

 いくら時代が進化しようが、生のローカルには敵わないよ♪


 さぁ♪目的地の寒河江まではあと少し。



 


 え??

 

 


 もう一回えええ???

 頭の中真っ白・・・

 本日2回目の放心状態・・・

 19時までだからその17時半過ぎなら余裕だなと思っていたらまさかの本日閉店・・・

 もう一度ここの蕎麦を食べたくてこのコースを選んだのに。



 


 
 5月のOLDTIMESの出店の時に教えてもらったこの冷やし肉蕎麦。

 
 バイクの横で廃人になっていた時

 外に何かを置くのに店主がふと出て来て目が合った。


 『今日は何時までだったんですか?』

 『ごめんなさい。さっき閉めちゃったんだよ・・・』

 『そうですか・・・残念・・・』

 

 『もし良かったら蕎麦だけなら作るのでお店開けますよ♪』



 え???



 


 店主は入口のドアを開けて、テーブルに上がっている椅子を下ろして準備をしてくれた。

 こんな一人の旅人の為に・・

 信じられない気持ちと申し訳ない気持ち。

 でもそれを飛び越える程の感動に泣きそうになる。



 



 一から湯を沸かしてわざわざ作ってくれた一杯の特盛冷やし肉蕎麦。

 もう美味しいとかそうゆう言葉ではなかった。

 そしてまたここでもアイスコーヒーを。

 本日二回目の裏アイスコーヒー。

 本日二回目の肩透かしからの大どんでん返し。


 店主は自分が凄い荷物とオーラーがあるバイク乗りだから思わず開けてしまったと笑う。

 聞くと、いや聞かなくてもわかる生粋のバイク乗りだった。

 初期エボも乗っているハーレーバイカーでもある。

 でも俺たちはバイカーって言葉よりもバイク乗りって言葉の方が嬉しい。

 わかる人にはわかる。


 自分は幸せ者だ。

 何度もお礼を言ったがまだ足りないような気がする。




 



 心がホッコリしたまま山形市の安宿に泊まる事にした。

 ここは地下が駐車場なので荷物も満載のまま安心して寝れる。


 この夜のビールと月も格別だった。

 いろんな事があり過ぎた濃い一日だった。

 バイクが好きで、バイク乗りが好き。

 バイク乗りに助けられ、自分がバイク乗りでいた事にあらためて感謝した。


 明日はとうとう本番の出店。

 この満たされた気持ちと駆け巡るインスピレーション。


 明日の地べたでいい笑顔が生まれる予感しかしない。

 ワクワクが止まらない。

 簡単に言えばコレが自分がバイク出店に拘る理由なのかも知れない。


 奇跡と優しさに繋がれた一日。

 その幸せは明日の会場でしゃがみ込んでくれる人で分け合えばいい。


 皆さんありがとうございました!


 ②に続きます。



 PS

 いつもの事ながら長文の回想記になってしまってすいません。

 いつかどこかでこの想いが返せるようにと願って・・・







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Posted by SUGAR工房 at 05:45Comments(0)出店&イベント