2012年02月29日
福島ラバーズパッチ
福島ラバーズのオリジナルパッチを作ってみました!上の写真は少しアレンジして自分のベストに縫いつけた物です。どうですか?
『何で文字がピンク?』『なぜ福島は漢字なんだろう?』『ハート使っちゃうんだ~』
と、思いませんか? それはそう思うように作ったからです。
製作は同じバイク仲間であり福島ラバーズでもある沖縄の刺繍屋アディクションズ

イラストでイメージや字体や色を決めて、そしてこのパッチに込める意味を伝えました。
実はこのパッチのイメージは以前からはっきり決まっていたのです。
まずは色。私がどうしても使いたかったのは桃色(ピンク)。福島と言えば桃がおいしいということはあまりにも有名。私も子供の頃から福島の甘くて硬めな桃を夏に食べに行くことが楽しみでしたし、誰の家に行ってもほとんど決まって桃をむいて出してくれるのが普通な感じでした。
それだけ福島と福島県民にとっても切っても切り離せない桃。しかし去年は福島の桃は全国のスーパーに並ぶ事は少なく、地元の人でさえ正直食べるのをためらった人もいます。
そこにあるのはもちろん風評被害だけではありません。福島の桃を地元の人が食べるのを考える事って、その人たちのどんな気持ちでいたのだろう。地元の人が知り合いや仲間が作った大好きな桃を食べることや頂くことをためらう。最高においしいと解っているのに・・こんな寂しい事はないと思います。
だからこれからは誰もが何も考えずに福島の桃を食べれるようにしたい。『半減期が・・』って話では無くて、そうするようにしなければいけない。
それがこの桃色(ピンク)の文字にこだわった意味。後の周りはその桃色のイメージに合わせて。バックは黒で『黒×ピンク』ではちょっとロックな感じがしてそれは桃色でなくて完全にピンクになるし、白では逆に淡すぎる。ある程度の距離からでも一目で福島と読める微妙な色合いにしたかった。
ピンクではなく桃色にこだわりながらPOP過ぎず、やや落ち着いて見えるようにしたかった。
そして『福幸』の言葉。もちろん『ふっこう』と呼びます。これは同じく福島ラバーズである福島地元のバイカーが考えた言葉です。最初この言葉を目にした時に衝撃と感動を受けて、もし何かを作る時には必ず使わせて頂こうとずっと決めていた言葉。
『福幸』にはお分かりだと思いますがもちろん『復興』の意味と『福島に幸あれ』という意味があります。あとは一文字ずつの『福』と『幸せ』の意味。そのすべてを思いを凝縮して『福幸』の言葉をパッチに入れました。
あと『福島』は漢字でなければいけない。『FUKUSHIMA』はこの原発事故以来世界中で有名になった言葉。私たちが好きだった福島は決して世界が言う『FUKUSHIMA』ではなくて『うつくしまふくしま』の福島なのだ。
それと誰が見ても一目で『福島を愛している』というメッセージが伝わること。そこにバイカーどうこうとかはまるで無く、福島の人に伝わってくれればそれでいい。
だから『福島』は漢字だし、バックはグレー(シルバー?)で無ければいけないし、柔らかくて線の太いゴシック体で、ちょっとラブリーな桃色のハートが付いていなければいけないのです。
アディクションズのシンペーさんと話していた時に『あんまり格好よくしないでください』と何度も言いました。その妙なこだわりを穏やかな口調で聞いてくださり、協力していただいたシンペーさんに本当に感謝しています。ありがとうございました!
もちろんこの作ったパッチの数に一枚差し引いた枚数を送っていただきました。沖縄でも咲いて欲しい『福幸の桃の花』。
今年もこのパッチを胸に付けて福島へ出来るだけ向かいたいと思います。そして夏は桃を豪快にかじりに行きませんか?福島の澄んだ青空の下で!