2012年12月28日
二年越しの想い バングル
このバングルの事を語るのにどこから話せばいいのだろう。
まずはこの作りこみと雰囲気、存在感。
そして完全な人の手作りの温かみ。
私の物作りの師匠であり、人生の大先輩である『丹圃々』のあんちゃんによる魂のこもったバングルです。
さかのぼる事約二年前。シルバーのバングルを何個か持っていた私は『いつもどんな時でもつけていたい完全オリジナルなバングル』をずっと頭に思い描いていました。
その時私が持っていたのはインディアンジュエリーのバングルや、ターコイズの石が満載のバングルがメイン。
もちろん単品やネイティブっぽい格好の時は抜群に格好いい物です。
でも何か海賊Tを着て、エンジニアを履いてスカルのバックルの黒のベルトなどの格好にはちょっと違うと思っていた。
ましてはバイクじゃない時のレザーのジャケットを羽織って出掛ける時など特に違うと思ってきた。
そうするとシンプルな物に絞られていく。でもどこにもない唯一無二のシンプル。
そんな中でいきなり頭に飛び込んで来たもの。ひらめいた物。
それは『鹿の角の柄の生と躍動感』そんなバングルをシルバーで作ることが出来ないだろうか?
そのひらめきは頭の中で段々大きくなっていき、具体化されていきました。
まず、そんなバングル見たことない。誰も考えたことがないのだろうか?
それをその人のスパイスを加えながら形に出来るのはシルバー屋さん、職人さん星の数あれど『丹圃々』のあんちゃん以外他にいないと思っていた。
去年の6月に被災地をあんちゃんと走っている飯休憩の時にとうとうこの頭の中にある物を伝えて相談してみた。
しばらく考え込んだあんちゃんは難しい表情でこう言った。
『かなり難しいしどんな物になるかわからないがおもしろそうだな』
思った通り間違いない。
それからお互いのタイミングや諸事情もあって莫大な製作日数と構想の時間や試行錯誤を得てとうとう先日手に渡ることが出来ました。
現物を見たときにあまりの雰囲気と力強さに衝撃が走りました。
また一つ『家宝』が増えました。想像とイメージ以上のスパイスが加わっていました。
ありがとうございました!やっぱりお願いして良かったです。
格好によれば躍動感あふれる角の柄。でも別の格好の時には小さい石を集めた物の様だったり、キラキラと光るジュエリーにも変化する。
これがこの柄にしたかった理由。この柄をひらめいた理由。
そして二年越しの夢。
しかもこのバングルは他の人はやらない遠回りの工程を選んで作られた物。物作りを心から愛している人ならではの発想。
手首の内側がなぜ柄がなくなっているのか?
どうやって作られたものか?
さぁ想像してみてください

『夢はいつ鹿叶う。』
Posted by SUGAR工房 at 03:11│Comments(0)
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