ハンドメイドでレザークラフトをやっています。合間にハーレーとワーゲンの空冷エンジンで遊んでます。そんなラブ&ピースなブログです。

2011年06月27日

福島へ行こう!福島を走ろう!パート1

 突然ですが皆さん『風評被害』という言葉ってどう思いますか?
 いったいいつから当たり前に使われている言葉なのでしょうか?
 皆さんご存知の通りに今福島県は地震、津波、原発事故による放射能の被害に見舞われています。さらにその放射能をめぐる自体は深刻です。ここで言う深刻というのは放射能の数値よりは、福島県を福島県民を見る私達の目線や考え方の方です。
 福島県、福島県民を過剰に避けたり、福島県産の水産、農産物をまた異常に避けたりする話が特に目に付きます。それはごく一部の人たちだと思いたいですがちょっとその様ではないようです。
 私も知らずにそうして誰かを傷つけたりしていないだろうか?
 気が付かずに何か大切な物を潰し、壊してはいないだろうか?  と不安に思う時があります。
 確かに今の福島県には立ち入り禁止の区域、出荷制限で出荷できない食べ物はあります。悲しいことですがそれは紛れも無い事実。
 しかしそれは一部の事。大丈夫で安全ですばらしい物、場所、かけがえの無い人の生活が莫大にあります。それまで国の報道、発表を信じようとしない人はこれからもずっと何か見えない物に怯え、日本人である事に何も感じず、ネット上に飛び交う情報に翻弄されながら生活していくのでしょう。
 話は最初に戻りますがそれを『風評被害』と言葉で表現することなのでしょうか?
 私はその言葉は絶対違うと思います。それは無知とこの異常なまでの情報社会の生んだ『差別と偏見』だと思います。
 『風評被害』と言えば言葉は柔らかい印象で、例えその事で傷ついた人がいても、環境客がほとんど訪れなくなった場所があったとしても、また生活苦とストレスで自ら命を経つ人がいても、『風評被害』ときれいな言葉ばかり繰り返してばかりいると感じられなくなってしまう様な気がします。
 それはただの『差別と偏見』という言葉ならもっと慎重に考えて、人の痛みをもっと感じれれるのではないか?
 福島県の本当の復興はまずはそこから始めなくてはいけないのです。『風評被害』という言葉もろともに取り払いみんなで福島県を大切に思うこと。
 バイカーのライフマガジンであるバイブズ誌の心打たれた言葉を一つ
『津波で流されなかった俺達が心を流されてどうする。
 放射能に汚染されなかった俺達が心を汚してどうする。』
 原発を止めることは出来ないけどその『風評被害』というくだらない物くらいは一人一人が取り払えること。
 ライターの大森さんというバイカーの呼びかけで私達は福島へ向かった。私達の出来るやり方でまずは始めよう!走り出そう!
 前説が長くなりましたが(これが前説かよ!というのは無しで)私達は雨の降る中東北道の蓮田SAに集まりました。

福島へ行こう!福島を走ろう!パート1

 その様子はパート2へ

 



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Posted by SUGAR工房 at 01:25│Comments(0)福島ラバーズ
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