2011年11月14日
福島仮設住宅&福島ラバーズ
ここは福島市の笹谷という場所。主に福島の原発から避難された方々が仮設住宅で生活しています。つまり福島県の海沿いの方々で通称『浜通り』に住む人。もちろんここに飛び交う言葉は浜言葉なので知らない人が聞くとケンカをしているように聞こえるくらい荒い。
でも私はこの仮設住宅での荒い言葉がたまらなく好き。私にはなぜか優しく人間臭い言葉にすら感じる。
そうココには私の生まれた浪江町がある。この震災にてさまざまな家族や生活をなくし、心傷ついてもココには昔と変わらない浪江町の人たちの言葉が飛び交うのだ。目をつぶれば潮の香りがする浪江町に帰って来たかのように感じてしまう。
私の親戚の2世帯も7月の末に以前このブログでも紹介した土湯温泉からこの仮設住宅で生活しています。以前海まで歩いて数分という場所に住んでいて近くにあるのは漁港と小さな酒屋だけという生活でしたが、ここは福島市の結構街中で歩いて行ける範囲にほぼ何でもある環境。自転車でもあれば無敵というくらい便利。でも住み慣れた家もなければ、墓参りする墓もない。
まずはここに仮設住宅が建設できて受け入れてくれる地元の福島市に感謝いたします。でもここ福島市だって大変な問題を抱えています。放射能による心配と風評被害。それは福島市に限ったことではなく福島県全体の問題です。
そして決して忘れてはいけないのは震災から8ヶ月世間は復興復興といわれてもまだそのスタート地点にも立てていないということです。例えばこの仮設住宅に住む人たちにとっては復興の第一歩は住み慣れた海と焼きそばの町浪江町に帰ることからやっと始まるのです。
これは避難先の土湯温泉で離れるときに宿の方から頂いたものだそうです。大切に壁に貼ってありました。読むと涙が出てきました。人はいくら傷ついても人の支えと出会いがあってまた前に進んでいくものなのだと改めて感じました。土湯でもこうした出会いがあったようにここ福島市でもたくさんのいい出会いをしていくことでしょう。そして近く必ず浪江町に帰れる日を願っています。
その日を早めてあげたい気持ちは山ほどありますが、なかなか私達で解決できる問題でもありません。ただし必要以上に福島県と福島県産を避ける風評被害をいくらか取り払うことは誰にでも出来ることだと信じています。
いざ震災後もたいした募金もたいした物資も提供できなかった自分ですが今の自分に出来ることはやり続けて行きたい。無理しない範囲のことであったら長く続けていける。
それは福島県を走ること。福島県産をおいしく食べること。福島県で泊まること。そしてなるべく地元の人と話し、福島県のすばらしいものをたくさん見て感じてその感動を少しでも多くの人に伝えること。
私達はバイク乗りである以上毎月どこかは走りに行っている。それをなるべく福島に向ける。ただそれだけの事。とてもシンプルでやや遠回りの支援かも知れませんがほんの小さな力でも必ず意味のあることだと信じています。
少なくとその時に出会った人々だけは元気にしてあげることはできる。いいじゃないですか例えそれだって。だって福島をバイクで走っている時点で私達自体が充分楽しんでるんだから。楽しまなければ楽しさは伝わらない。いくら補助金が出たって深刻さばかり訴えたって心の風評被害は消えないよ。
私達『福島ラバーズ』は今月も19日20日と福島へ行きます。ちなみに福島ラバーズとは私が勝手呼んでいるだけで何の集団でもチームでもありません。『私も福島を走る』と思った時点で今日からみんな福島ラバーズ。
予定はまず東北道で二本松まで行って福島浜通りの味『浪江やきそば』を食べて(浪江の人が震災後再開したお店。だから間違いないはず)会津方面に向かって宿で一泊。そして会津めぐり。ざっとこんな感じ。高速道路を乗れて気持ちさえあれば一緒に皆さん行きませんか?『オーナーへのメッセージ』に連絡してください。
今回はVMでお会いした地元福島県のAさんファミリーが参加してくださるのでとても心強いです。今からとても楽しみにしています。
どうです?福島ラバーズいつでも募集中です

繋いでもらった縁。
福島ラバーズ2017④~優しい奇跡~
福島ラバーズ2017③~請戸の一本樫~
福島ラバーズ2017②~囲炉裏の灯り~
福島ラバーズ2017①~白河の紅葉の下で~
うつくしまふくしまのキーホルダー
福島ラバーズ2017④~優しい奇跡~
福島ラバーズ2017③~請戸の一本樫~
福島ラバーズ2017②~囲炉裏の灯り~
福島ラバーズ2017①~白河の紅葉の下で~
うつくしまふくしまのキーホルダー
Posted by SUGAR工房 at 01:41│Comments(0)
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