2024年04月18日
瓢~HISAGO~
最近毎回書いているけど久しぶり過ぎる更新ですいません。
3月を通り越して4月になってしまいました。
気がつけば桜が咲き、今は半分葉桜。
桜って満開の時はもちろん陽気な気持ちになるけど今もまた良し。
まだ僅かに残る花びらと新緑の初々しい黄緑。
生命力を感じる。
それと能登地震に続き今月に起きた台湾地震。
花蓮市という文字を見ると数年前の義援の事を思い出す。
あの時みんなで同じ空の下で繋がっていることを共有した事を。
被災された方々の一日でも早い安らぐ時と御冥福を祈ります。

今回は新作の紹介です。
構想約1年。
なんとなくはずっと頭の中にあったものですが、今回やっと紹介できます。
名前は漢字で 『瓢』
『HISAGO』と読みます。
その字の通りウリ科の植物でおなじみ 『ひょうたん』の総称です。

ずっと頭の中にあった形 『ひょうたん』
ひょうたんは元々縁起物とされていて、古く中国ではひょうたんの御守りなどが魔除けとして崇められて来ました。
自分も幼心で中華街などでひょうたんに古銭をぶら下げた物を見ていました。
ウリ科でも基本食用ではなくて日本でも乾燥させて水筒代わりにも使われ、縦に半分に割ったおちょこでも有名です。
普通の厚みの革を切ってこの形を作るのはそれほど難しいことではありませんが、どうもそれは作りたいものとはどうしても違いました。
何よりも作る物語も薄い物になってしまう。
その中で今回作ることができたこの瓢はずっと持ち続けた構想と偶然と導きが一気に背中を押してくれて生まれた物。

斜めに吊るされるこの瓢ことひょうたんに捻れながら垂れる鹿紐と控えめなビーズ。
その角度を生かしてこの革のキャンパスにその場で文字を彫り込んだらと想像してみてください。

ひょうたんの形はもちろんですが、もう一つ大きなポイントはこの革の厚み。
牛革の原皮と言われている言わばそのまま防腐処理だけ施された革の厚みは約7ミリから8ミリとされている。
ちなみに何も処理を施していない動物のそのままの物を皮。
防腐処理やなめし加工などの人工的に手を加えたものを革と使い分けるらしい。
そのほぼ原皮に近い革でも約7ミリほどある物が縁が結ばれて手に入ったことが今回作るきっかけとなりました。

その革はとても張りがあって油分もしっかり残っている上に硬く素晴らしい物でした。
人によっては薄く漉いて使わなければただの端切れ。
自分にとって最高の素材でした。
この革が無くしてこの瓢は生まれなかった言う程に。

まずはある程度の大きさにカットして2枚を圧着して張り合わせます。
この圧着というのも知り合いの木工屋のプレス機を借りました。
ボンドの圧着の意味の他にも繊維の圧縮。
手の力や重石の程度では出来ないこと。

圧縮された革は約一ミリほど締められるので張り合わせた最後は約12ミリから14ミリになります。
それは木のように硬くお互いに叩くとカンカンといった音が成る程です。

その張り合わせた厚みのある革をどうやって裁断するのか?
革切り包丁や特殊なカッターでもこのラインを切ることは難しいと思います。
ましてや抜き型でプレスして抜き切るのも不可能。
これはSUGAR工房独自のやり方ですが、切るのではなくて一つずつ削り込んで整形しています。
この硬さの革だからこそ出来る木工の手法です。
慣れない人がやると指無くなります。

それともう一つ拘ったのはコバの丸さ。
この厚みの革を最初から最後までRで繋ぐこと。
特殊な刃物を使って加工してから磨き込んでいます。
自分の中ではひょうたんの形を作る上でこの丸みは重要でした。

コバの延長上に色とりどりのステッチで更に縫い締める。
表情がグッと豊かになります。
この穴あけも通常の菱目打ちなどでは貫通出来ない所か表面と裏面の角度が変わってしまう為綺麗には行かないでしょう。

と、まぁ色んな変わったやり方で作っているって感じです。
レザークラフトを知っている人ならなおさら不思議に感じられると思います。
物作りって発想を変えれば更に自由で楽しいものになる。
これは金属や木ではなくてその素材が革っていう考え方と加工。
ヒントは想像もつかない角度からでもやってくる。
それをいつでも受け取れるアンテナと柔らかさを持ち続けたい。

この革が少しだけ手に入ったから出来た焦げ茶バージョン。
お好みの色合いを選んで楽しんでくれたらと思います。
ひょうたんの形は8の字で末広がり。
そう言えばあの人も『末広がりで縁起いいや!』と大声で笑ってたな♪
口の部分から福を吸い込んで貯めくれるとされている。
白く咲く花言葉には『幸福』『繁栄』『平和』などありますがもう一つは 『夢』
SUGAR工房の大好きな言葉ですね♪
風水的には『無病の御守り』とされているようです。

この厚みの中に各々の夢とロマンを詰めて下さい。
そんな花言葉や由来などとは別にもう一つ意味を込めて作っています。
作るきっかけになった一つでもあります。
それは 『大切な人を想う心』

ひょうたんの言葉や言い伝えなどはとても多い縁起物。
でも本当の意味で御守りになるには自分がそんな物を作れる人になりたいと思う。
技術というよりもパワーや気持ちだったり心を養いたい。

思い続けて居れば福は突然やってくる時がある。
不意に風の流れを引き寄せる。
それを柔軟な心で受け止めたら逃さないようにしっかり口を縛ってあります。

同じ焦げ茶でも手にとってよく見ると何種類かの色合いがあります。
鹿紐とステッチとの色合いで表情もそれぞれいい顔しています。

個人的な推しはこのエメラルドグリーンかな♪
このカラーでこの厚みと丸みなのが面白い。

そして最初から気になっていた人もいるかも知れないこの名前。
『瓢』『HISAGO』 『ひさご』
あれれ?
今は無きあのお店..ww
ひょっとしたらそんな意味を込めて名付けていたのかも知れませんね♪
この春のイベントに持っていきます。
数は少ないので早い者勝ちです。
もちろんその場でメッセージ彫りますので思い浮かべていて下さい。
できれば大切なあの人を...
PS あ〜ジンギスカン食べたいな〜
問い合わせ、ご連絡等は本ブログの画面内にありますオーナーへメール(メッセージを送る)よりご連絡ください。
スマホ版ではプロフィール欄からメールが送れます。
LINE ID 『tomo-sugar』 でもお気軽にどうぞ
パソコン、スマホサイト共にカテゴリーを絞ってまとめて見ることも出来ます。
今回のカテゴリーは 『ハンドメイドレザー』
SUGAR工房のInstagramも更新中。
ID 『SUGAR工房』 又は@sugarkoubou で見つけられます
3月を通り越して4月になってしまいました。
気がつけば桜が咲き、今は半分葉桜。
桜って満開の時はもちろん陽気な気持ちになるけど今もまた良し。
まだ僅かに残る花びらと新緑の初々しい黄緑。
生命力を感じる。
それと能登地震に続き今月に起きた台湾地震。
花蓮市という文字を見ると数年前の義援の事を思い出す。
あの時みんなで同じ空の下で繋がっていることを共有した事を。
被災された方々の一日でも早い安らぐ時と御冥福を祈ります。

今回は新作の紹介です。
構想約1年。
なんとなくはずっと頭の中にあったものですが、今回やっと紹介できます。
名前は漢字で 『瓢』
『HISAGO』と読みます。
その字の通りウリ科の植物でおなじみ 『ひょうたん』の総称です。

ずっと頭の中にあった形 『ひょうたん』
ひょうたんは元々縁起物とされていて、古く中国ではひょうたんの御守りなどが魔除けとして崇められて来ました。
自分も幼心で中華街などでひょうたんに古銭をぶら下げた物を見ていました。
ウリ科でも基本食用ではなくて日本でも乾燥させて水筒代わりにも使われ、縦に半分に割ったおちょこでも有名です。
普通の厚みの革を切ってこの形を作るのはそれほど難しいことではありませんが、どうもそれは作りたいものとはどうしても違いました。
何よりも作る物語も薄い物になってしまう。
その中で今回作ることができたこの瓢はずっと持ち続けた構想と偶然と導きが一気に背中を押してくれて生まれた物。

斜めに吊るされるこの瓢ことひょうたんに捻れながら垂れる鹿紐と控えめなビーズ。
その角度を生かしてこの革のキャンパスにその場で文字を彫り込んだらと想像してみてください。

ひょうたんの形はもちろんですが、もう一つ大きなポイントはこの革の厚み。
牛革の原皮と言われている言わばそのまま防腐処理だけ施された革の厚みは約7ミリから8ミリとされている。
ちなみに何も処理を施していない動物のそのままの物を皮。
防腐処理やなめし加工などの人工的に手を加えたものを革と使い分けるらしい。
そのほぼ原皮に近い革でも約7ミリほどある物が縁が結ばれて手に入ったことが今回作るきっかけとなりました。

その革はとても張りがあって油分もしっかり残っている上に硬く素晴らしい物でした。
人によっては薄く漉いて使わなければただの端切れ。
自分にとって最高の素材でした。
この革が無くしてこの瓢は生まれなかった言う程に。

まずはある程度の大きさにカットして2枚を圧着して張り合わせます。
この圧着というのも知り合いの木工屋のプレス機を借りました。
ボンドの圧着の意味の他にも繊維の圧縮。
手の力や重石の程度では出来ないこと。

圧縮された革は約一ミリほど締められるので張り合わせた最後は約12ミリから14ミリになります。
それは木のように硬くお互いに叩くとカンカンといった音が成る程です。

その張り合わせた厚みのある革をどうやって裁断するのか?
革切り包丁や特殊なカッターでもこのラインを切ることは難しいと思います。
ましてや抜き型でプレスして抜き切るのも不可能。
これはSUGAR工房独自のやり方ですが、切るのではなくて一つずつ削り込んで整形しています。
この硬さの革だからこそ出来る木工の手法です。
慣れない人がやると指無くなります。

それともう一つ拘ったのはコバの丸さ。
この厚みの革を最初から最後までRで繋ぐこと。
特殊な刃物を使って加工してから磨き込んでいます。
自分の中ではひょうたんの形を作る上でこの丸みは重要でした。

コバの延長上に色とりどりのステッチで更に縫い締める。
表情がグッと豊かになります。
この穴あけも通常の菱目打ちなどでは貫通出来ない所か表面と裏面の角度が変わってしまう為綺麗には行かないでしょう。

と、まぁ色んな変わったやり方で作っているって感じです。
レザークラフトを知っている人ならなおさら不思議に感じられると思います。
物作りって発想を変えれば更に自由で楽しいものになる。
これは金属や木ではなくてその素材が革っていう考え方と加工。
ヒントは想像もつかない角度からでもやってくる。
それをいつでも受け取れるアンテナと柔らかさを持ち続けたい。

この革が少しだけ手に入ったから出来た焦げ茶バージョン。
お好みの色合いを選んで楽しんでくれたらと思います。
ひょうたんの形は8の字で末広がり。
そう言えばあの人も『末広がりで縁起いいや!』と大声で笑ってたな♪
口の部分から福を吸い込んで貯めくれるとされている。
白く咲く花言葉には『幸福』『繁栄』『平和』などありますがもう一つは 『夢』
SUGAR工房の大好きな言葉ですね♪
風水的には『無病の御守り』とされているようです。

この厚みの中に各々の夢とロマンを詰めて下さい。
そんな花言葉や由来などとは別にもう一つ意味を込めて作っています。
作るきっかけになった一つでもあります。
それは 『大切な人を想う心』

ひょうたんの言葉や言い伝えなどはとても多い縁起物。
でも本当の意味で御守りになるには自分がそんな物を作れる人になりたいと思う。
技術というよりもパワーや気持ちだったり心を養いたい。

思い続けて居れば福は突然やってくる時がある。
不意に風の流れを引き寄せる。
それを柔軟な心で受け止めたら逃さないようにしっかり口を縛ってあります。

同じ焦げ茶でも手にとってよく見ると何種類かの色合いがあります。
鹿紐とステッチとの色合いで表情もそれぞれいい顔しています。

個人的な推しはこのエメラルドグリーンかな♪
このカラーでこの厚みと丸みなのが面白い。

そして最初から気になっていた人もいるかも知れないこの名前。
『瓢』『HISAGO』 『ひさご』
あれれ?
今は無きあのお店..ww
ひょっとしたらそんな意味を込めて名付けていたのかも知れませんね♪
この春のイベントに持っていきます。
数は少ないので早い者勝ちです。
もちろんその場でメッセージ彫りますので思い浮かべていて下さい。
できれば大切なあの人を...
PS あ〜ジンギスカン食べたいな〜
問い合わせ、ご連絡等は本ブログの画面内にありますオーナーへメール(メッセージを送る)よりご連絡ください。
スマホ版ではプロフィール欄からメールが送れます。
LINE ID 『tomo-sugar』 でもお気軽にどうぞ

パソコン、スマホサイト共にカテゴリーを絞ってまとめて見ることも出来ます。
今回のカテゴリーは 『ハンドメイドレザー』
SUGAR工房のInstagramも更新中。
ID 『SUGAR工房』 又は@sugarkoubou で見つけられます
Posted by SUGAR工房 at 08:16│Comments(0)
│ハンドメイドレザー