2013年12月18日
福島ラバーズin喜多方 その①
皆さんお久しぶりです。
やっとこ先月の福島ラバーズのツーリングの更新です。
写真は福島市の土湯峠に登る道。
この辺りは超極寒でしたが景色は高原みたいで凄く居心地が良くて思わずバイクを停めて震えながら一服。
実は今回のツーリングはどうやら私の力不足といろいろ都合などが重なって私と安斎ファミリーで走ることとなりました。
本来なら一人でも多くの仲間と一緒に福島を走り僅かでもより何か出来ればというのがあるので寂しい気持ちもありますが、まぁいつものメンバーというか三陸旅の続きのような感覚で気楽で何より楽しみです。
という事はどこかで合流の事は考えなくていいので金曜日にお決まりの安斎家に泊まって一緒に出発することにしました♪
(本当にいつもいつもお世話になります


そこで頂いたご馳走

本当に食べきれない程の大大満足でした。
どれも味も完璧に美味しかったです。
ママいつもいつもありがとね♪
最高でした♪ご馳走様でした

そして朝になり最高の天気の中3台4人で気持ちよく出発♪
若干最新型にも関わらずエンジンがかかりづらいバイクを一台抱えて・・
福島ラバーズですがまず目指すは山形の米沢市。
88いわく米沢から喜多方に抜けるオススメコースがあるらしいです♪
そしてトンネル工事のため15分待ちで遊んでます。
ハイ。またトンネル工事~。15分~。
でもこんな時一人では退屈ですがウチラは結構満喫しています♪
米沢を通りまた福島県へ入ってのどかな道。
確かに気持ちがいい。
そして長めのトンネルを抜けるとビックリ

衝撃の雪景色。もちろん極寒。
でもやっぱり満喫♪
ちょっと~まだ11月ですよ~って。
この頃には問題の最新型は完全にセルモーターが壊れて押しがけのみの面倒くさいバイクに変身しています。
途中休憩で食べた天ぷら饅頭。アツアツで美味しかった。
その下日中ダムでの記念撮影。
真下から見上げるダムはまるで要塞の様だった。
そこで気が付いたことがある。
88は良く細かい道まで知っていていつも先頭で案内してくれる。
少しぐらい道を間違えても後続車にそれを気が付かれないように平然を装う。
でも曲がり角の曲がり方が完全に自信がない感が背中からにじみ出てしまう。
ここも完全に間違えたのかと思いました。
ど~もすいませ~ん

喜多方に到着して昼ごはん。
ってもちろん食べに行くのは喜多方ラーメンでしょ~。
まずはあべ食堂ってお店に行ってみた。

とりあえず挨拶がてらチャーシューメン
この後にもう一軒ハシゴしようと決まって慌てて大盛りをキャンセルしたのは内緒


ハイ。間髪入れずに二軒目。
ウチラ的にはコチラのほうが当たりでした♪

軽く街を探索しながらカロリーを無理やり消化している所(笑)
宿の前に次に目指すは大銀杏の木がある新宮熊野神社。
迷うながら何とか到着。
そこには堂々とした大銀杏と神聖な神社と長床。
写真では伝わりずらいけど一面を覆いつくす黄金の銀杏の葉の絨毯。
人は多かったけど心静まる場所でした。

鐘を突いたりしてゆく年来る年遊びなんかもして見ました。

もちろんここでも押しがけですよ~。
今回の足手まといさん。
次回は自分でエンジン掛けれるバイクでお願いしま~す

そうしてなんだかんだで喜多方を満喫している内に夕方になり本日の宿である『喜多蔵』さんに到着
蔵の中にある蔵の農家民宿の宿
寝室(?)かなり広すぎて4人では持て余すほどでしたがしっかり満喫してます♪
1階のキッキンもある食堂ではオーナーの皆川さんがも飲みきれないほどのお酒と焼肉を用意してくれていました。
本当にありがとうございます。
肉食のウチラの事を知っていたかのような完璧なチョイスでした♪
(特に超肉食の女性がいるものでね~)
コチラがオーナーの皆川さん。
とても話し好きで人好きで一緒にお酒を飲みながら色々教えてくれました。
今回皆川さんに会えてゆっくり話を聞かせていただいただけでも福島ラバーズとしてここに来た意味があると思いました。
綺麗なトイレも中にあって綺麗なお風呂も隣に独立してあって最高の宿でした。
そうして楽しい話が尽きない中で夜が更けていきます。
詳しくはその②に続きます。
2013年11月08日
福島ラバーズツーリング 2013冬

福島ラバーズツーリングのお知らせです。
気が付けば11月で春、夏が終わり秋。そして冬になります。
思えば今年も3月の東北パワーでいわきから始まり6月に同ツーリングで桧原湖、7月にジュピアキャンプで平田村、シーサイドサンで南相馬、三陸の旅やバイブズの帰りなどで福島に行きました。
そして今年最後になるであろう福島へ走りたいと思います。
このブログでも何度もお伝えしてきたと思いますが私達は特別決まったメンバーがいるクラブでもMCでもなくて、もちろんボランティア集団でもなければ団体っていうのも何かが違うような気がします。
あくまで福島を一緒に走ろうよという心意気を表した言葉が『福島ラバーズ』です。
ですのでいつでも誰でも参加できますし、大歓迎でお待ちしています。
上の写真のように美しく元気な福島の桃であって欲しいです。
唯一のパッチにはそんな思いが詰まっています。
http://sugarkoubou.hama1.jp/e945835.html
行き先は会津地方。
さすがに寒いのでキャンプではなくて宿に泊まります。
会津の観光協会に問い合わせした所、今会津自体はNHKのドラマの影響もあり主要な場所は観光客が戻って来ているそうなので福島ラバーズ的には今回農家の人が自宅を改装して宿にしている『農家民宿』という所に泊まる予定です。
地元の話を聞いたり、囲炉裏を囲いながら農家の手料理を頂きながらゆっくりとお酒を飲みましょう。
日時>> 11月23,24日
行き先>> 会津地方
宿>> 喜多方農家民宿『喜多蔵』(一泊二食6300円)
時間>> 8時東北道佐野SA 10時30分白河IC
高速道路を走れる乗り物であればOKです。
福島への思いや考え方は人それぞれであって結構です。
面識のない方でも全然構いません。
走って福島に何が出来るとまでは微力過ぎて考えられませんが、『福島を走ろう』『走ってもいいかな』『うまい物とうまい酒が飲みたいな』と思ったらそれだけでいい。
もし参加出来る方は宿への話もありますのでお手数ですが17,18日までに教えてくれると助かります。
私の連絡先が解らない方は右の『オーナーへメッセージ』からお気軽にご連絡してくださいね

PS 最近ショベルが復活して機嫌がいい素敵なタンデムバイカーさん。
今度こそ是非一緒に走ってゆっくり飲みましょうね♪
2013年07月18日
ジュピアキャンプ&いわきキャンプ
先日ジュピアキャンプに出店してきました。
5月のGWに行われたワイルドスピリッツ以来シュガー工房としては途中ワーゲンのフリマはありましたが久々の出店です。
その期間に得た新しい感覚や知識や考え方をここジュピアに合わせていました。
だからその平田村に走って行く気持ちもまた特別でした。
ハーレーの荷台にキャンプ道具と思いを込めた商品と想いを積んで走っていくってやっぱり好きです。
しかし天気は降ったり止んだりの生憎な感じ。地べた出店には少しツラい所です。
隣にはトレイルレザーワークスのケンさん。
(最近ビッグドリームを起こしたとかいう噂)
そしてその隣にはもちろん丹圃々のあんちゃん。
そもそもこのジュピアキャンプもあんちゃんから『いいミーティングだぞ』って教えていただたのがきっかけで出店し始めて今回で3年目になります。
今年は初の琉工屋さんも参戦でいつもの店構え。
確かに道、ロケーション、イベント、雰囲気、そしてそれを作り上げるワイルドビート49の坪井さん始めスタッフが最高のミーティングだと思います。
本当にありがとうございました。来年も是非お願いいたします。

安斎ママも相変わらず綺麗で元気いっぱいでした。(去年ほどではありませんが


娘の理沙ちゃん(看板娘?)も今回は一緒です。
今回もたくさんの方にしゃがんでいただいてゆっくり話も出来て購入してオーダーもいただきました。
そしてアディクションズの義援パッチも11500円も協力していただきました。
本当にここSUGAR工房と琉工屋ブースに来てくださった全ての方に感謝です。ありがとうございました。

次の日午前中には撤収を終えた私達は安斎ファミリーといわきを目指しました。
今回はもう一日使って出店は抜きでいわきの海岸でキャンプをしようって決めていました。
そこに昼飯まで琉工屋さんとマサルが参加することになってバイク5台計6人で会場を後にしました。
目指すはいわきで有名な『やきかつ太郎』。
カツを揚げるのではなくて焼いてにんにく醤油をぶっ掛けて食べるボリューム満天のトンカツ。
それを聞いた途端マサルの広いおでこにはうっすらと『肉』って書いてあったような気がします。


(写真提供BYマサル)
そして・・

行ってみた所ハイ!臨時休業!
最近このパターン多いです。
落胆したマサルのおでこを見るとまだハッキリと残っていたので地元の人に聞いて美味しいトンカツ屋さんに行きました。
お腹も満足して記念写真。(決してすき家ではありませんからね)
ここで琉工屋さんとマサルと別れて2人は常磐道へ。
ありがとう。気をつけて帰ってね♪
そして私達4人は今回の目的地であるいわきの新舞子の海岸へ。
途中海沿いに新しく建っている家、更地になった跡地、津波が突き抜けたスーパー、片付けきれないガレキもありました。
震災から約2年半。新しいスタートと取り残された過去がここにはありました。
キャンプする所はいろいろ見たところ新舞子公園の茂みの中で決定。
そこは道路からは見えず温泉も近くバイクも入れられて隠れ家的な最高の場所でした。

パパと理沙ちゃん。温泉と買出しに行っている時の最高の笑顔。(理沙ちゃんはほぼパジャマ?)
昨日のミーティングの賑やかさとは違ってここにはゆっくりとした時間が流れていて心地よくお酒を飲みながらいろんな話をしました。
バイクの話、北海道の話、この旅の話、震災の話、福島の話。そして波の音。
あ~ここに来てよかったって心から感じました。

翌朝散歩している地元の方に会いました。
もちろんここはキャンプ場ではありません。公園の敷地なのでいわばゲリラキャンプです。
でもこういった時は特にキャンプ前と最中には地元の人に出来るだけ声を掛けるようにしています。
そうすれば人と人。ほとんど理解してくれて温かい人ばかりです。
今回もたくさんの地元の温かい人に出会いました。
断ったのに私達が出したゴミまで持って帰ってくれる人がいました。
この辺りの震災の話もしたし、なんでもない地元の話と浜の方言。
貴重な時間とお話と温かい心。皆さんありがとうございました。
昔人に教えて頂いた言葉ですが
『私達旅人はその地元に触れて恩恵に感謝をし、私達の存在は地元の人のその日の酒の肴になれればいい。』
すぐ近くのスタンドでも話し好きのおばちゃんと世間話。
少なくても今回私達が出会った人たちはみんな温かく歓迎してくれてここ新舞子でキャンプしていたことを喜んでくれていたようだった。
それがこちらも嬉しかった。
昼ごはんは昨日のリベンジでひこにゃんも誘って計四人でとうとうやきかつ食べました。
キャラだけで当たり前のようにジャンボを注文することになりました。
すさまじいボリュームでした。もちろん美味しく何とか頂きました。

福島の現実(リアル)って何だろう?
それは浜通りも中通りも会津にも決して嘘のリアルなんてないと思う。
私はその時に見て感じた物が私にとっての福島のリアルであってほんの氷山の一角ほどの物かもしれない。
もちろん人それぞれに不公平も感じているだろうし不満と不安を抱えているのも絶対ある。
でもコッチに比べればアッチはリアルじゃないとか否定から始まるのはやっぱり違うと思う。
避難した人、そこで生活している人、農家、漁師、観光地、お店。それぞれにある苦悩はその人にしか解らない。
ましてや福島県外に住む私が解るなんて絶対言えない。
でも私が出来る範囲であるけど少しでも理解したいとは思います。
もちろん私は新聞記者でもないし、資金のあ
るボランティアでもないし、時間のないし、お金もないし、家族もいるから出来ることなんてたかが知れているし手先は器用だと思うけど器用に生きれるタイプでもないと思っています。
そして言い方は悪いけど私がいろいろ犠牲にしてまで福島を走る必要もないと思う。
だから福島に何かをしてあげてるなんて決して思っていなくてただ楽しく行きたくて走ってるだけです。
10人いれば10通りの考え方があって当然100人いれば100人違う人。
何をしたって全ての人の理解を得るのは無理だと思うし得ようとも思わない。
誰だって基準値とか検査とか聞いても心のどこかで少し信用していない自分がいると思う。
でも私はそれでもそれを信じていくしかないんだ。そうしなければ何も始まらないと思って生活している人がいる福島にたまにしか行けないけどこれからも走って行きたい。
10人の県外の人に非難されても一人のそう思う福島の人が喜んでくれた事に私は福島ラバーズとしての意味があると思う。
PS 安斎パパ、ママ、理沙ちゃん楽しい3日間をありがとう。
また遊びましょう♪
でもゲリラ豪雨は嫌だな~

2013年06月20日
福島ラバーズin桧原湖 その②
今回福島市に来た理由。福島に来た理由。
その一つにこの果樹園『あずま果樹園』でさくらんぼを食べに来ることがありました。
このあずま果樹園は安斎ママの同級生の通称『正ちゃん』の実家で福島市の果樹園でも指折りに大きい。
直売所やきれいな駐車場も確かに他にないほど大きく整備されています。
福島市にはフルーツラインといわれる通りがあってその名の通り果樹園と直売所がずっと続く果樹園通りがあります。
このあずま果樹園もこの通りにあります。
私達が着いたのちょうどお昼過ぎで福島市が30度を超える一番暑い時間。
さっきまで吾妻小富士のまだ日陰に雪が残る所にいたのが嘘のように暑い。
到着すると元気に正ちゃんが出迎えてくれました。

そして送迎バスを占拠してさくらんぼ狩りに♪(いゃ~この二人悪いね~)

いろんな種類のさくらんぼ。どれも綺麗で美味しい。
そして何より理屈抜きに楽しい。
基本ビンボー根性で佐藤錦の木を徹底マークして離れませんでしたけどね。(約2名)
その後ソフトクリームを頂いたりさくらんぼのお見舞いを送ったりして結構満喫していました。
正ちゃんいろいろお世話になりました。本当にありがとうございます。
この果樹園を選んだのはもちろんママの同級生で知り合いであることはもちろんですが、この正ちゃんがこの果樹園の安全性をアピールするのに色々と遠くまで足を運んで頑張っている事を以前から聞いていて、そんなあずま園に行ってみたい。少しでも何か出来ればって思ったから。
もちろん今困っているのはここだけではありません。
多分果樹園に限らず福島県の農家の大多数があの事故以来困っています。
そんな時自分達が出来ることってあの震災の時にとても自問自答して考えたことなんです。
それは一番近くの手の届く人にまず手を差し伸べること。
その差し伸べた一つの手が広がることによって出来るだけ遠くの人まで繋がっていく。
そう信じているなんて偉そうな事は言えませんがあの時自分一人の非力さにそう思うしかなかったというかそう思わないと何も始められなかったような気がします。
偽善者と思われても何と思われてもその時の自分にはその位しか出来なかったのが現実。
そして今福島を走ってここにいる。
だから今回は福島県の果樹園自体を少しだけでも応援したくてあずま果樹園に行かせてもらいました。
正ちゃんの話によると2年前のいつもこの時期の土日になるとフルーツラインは遠方からの車と観光バスで動かないほど渋滞してこの駐車場もいつも満車だったって。
でも今はいくら安全性をアピールしても未検出だって伝えてもなかなか戻っては来ないらしい。
確かに道路は気持ちよく走れたし、駐車場に堂々とハーレーを停められる。
これが風評被害という差別とただの偏見による福島のリアル。
いくら未検出だろうが基準値以下だろうが福島と名前が付いただけで絶対に買わない、口にしない。そう思っている人は悲しいけどこれからもそうでしょう。それは個人の考え方の問題だから口は出せない。
ただ福島と聞いただけでイメージだけで敬遠する人はよく知って考えてから判断して欲しい。
それが選ぶか選ばないかは自分の判断と心でしっかり考えてくれればいいだけ。
私自身は今放射能は福島県だけにしか飛んでいない訳はなく、他県だからって検査もしない食品よりは何度も除染し土、水、空気に人一倍気を使いしっかり検査をして並ぶ物の方がよっぽど安心出来るとも思っている。
そして何よりも人がそうやって作られた物はたまらなく美味しい。
だから考えの違う人はほっといて自分が安全、美味しいと判断した物はこれからも堂々と食べる。
直し方が分からない原発を壊したのも人間ならば風評被害というくだらない言葉を作ったのも人間。
正直壊れた原発は個人の力では直せないかも知れないけど風評被害は個人でなくせることだと思う。
それは簡単な事だと思う。よく見て感じて話を聞いて考えて自分自身判断すること。
その為には確かに情報も大切だと思う。
でもそれはネット上の頭でっかちの情報だけを鵜呑みにするのとは全く違う事くらいは最低分かって欲しい。
そうすればフルーツラインに自然と人は戻ってくると信じてる。
頑張っている人に頑張ってくださいとは自分の事もままにならない自分は言えない。
でも心から応援したい人にはその気持ちは伝えたいし何か出来ることを考えたい。
福島ラバーズって言う言葉に深い意味はないけど単純に分かりやすくて好き。ただそれだけ。
福島を走ることにそれほどのお金も正直落としていないけど意味はあると思っている。
何より走りたくて走っている。ただそれだけ。
何のMCでも団体でもなければもちろんボランティアと呼ぶには程遠い。ただ集まっているだけ。
だからこれからも気軽に福島ラバーズって言います。
次は7月の第二週に平田村で行われるジュピアキャンプに参加します。
PS これで今回は終わったと思ったブロンディーさんと私の関東に帰る二人。
実は途中に佐野の関所があり、やはり御用となりました。
2013年06月19日
福島ラバーズin桧原湖 その①
先日福島ラバーズツーリングしてきました。
予定では関東組は8時に佐野SAに集合のはずがブロンディーさんの電気トラブルによっていきなりバラバラになりました。(那須高原で何とか合流)
今回参加するメンバーは私とブロンディーさんと福島からは安斎夫婦。
そして日帰りだけど一緒に参加したいとクニさん夫婦。そんな日帰りでも集まってくれるクニさん夫婦がとっても嬉しかった。
いつもならここにトラブル大森さんもいるところですが今回は怪我の為不参加。やっぱり一緒に走りたかったですけどしょうがないです。
結局いつものメンバーですが気心知れている人たちなので気楽でそれはそれでいいもんですね♪
10時に白河中央インターの待ち合わせを約30分遅れて到着してやっと合流しました。

さぁ天気もいいし福島ラバーズスタートです。
一応梅雨入りした時期に土日とも晴れ予報!どうやら私は雨男ではないようです。
それぞれ調子のいい鼓動を響かせながら最高の天気、風、道、空気の中をパパを先頭に5台でまずは猪苗代湖を目指します。
クニさん夫婦。ちょっと空荷が寂しいですが一緒にまた福島を走れるだけでも最高です。


猪苗代湖。雄大でとても優しくて綺麗です。
夏には湖水浴が出来てビーチに変わります。その時期も来てみたいです。
向こうには軽く頭に雲がかかった会津磐梯山が綺麗に見えていました。
以前ラバーズでここに来た時は見事な雨でよく見えなかったけどやっぱり猪苗代と堂々と構える磐梯山は福島の誇りだと感じます。
あの山に見守られてこの湖に包まれて育てられ人々はそれに感謝をして生かされている。
こういう雄大な自然の前に立つと私達は本当に小さなものです。
そんな中のさらに小さな風評被害なんていうくだらない言葉なんてこの山や湖にとっては『ど~でもいいよ!』っていう小さなことかも知れないですね。
いや!きっとそう思っているでしょう。
な~んて少し臭いことを思っている間にハラペコになりご一行は今回の目的の一つでもある会津名物『磐梯山カツ丼』を食べに行きました。
見てください。このボリュームで1100円!
しかも肉も肉厚でソースも甘辛でとても美味しい。
私達計6人も迷うことなく皆注文しました。
以外にも最年長のクニさんも何とか完食!(失礼?)
でも少し余ったカツはタッパーに入れてお持ち帰り。夜のつまみかな~。
ここでクニさん夫婦とはお別れです。
短い時間ですが一緒に走れただけでも良かったです。
帰りも気をつけてくださいね♪
今度はゆっくりキャンプしましょうね。ありがとうございました。
計四台になった私達は買出しに。
さっきソースカツ丼を食べたばかりなのでお肉のコーナーとかでもテンションが上がりません。
でも結果的にはいつも買いすぎてしまうことを考えるとこの位の状態で買出しをするのが丁度いいのかもしれませんね。(それでも買いすぎたけど・・)
目指す桧原湖まではあと少し。
ここからは福島の3大ラインの一つの『ゴールドライン』を使って山越え。
でもやっぱり途中で激しい雨に少しだけ打たれて路肩で急いで合羽を着る始末。
やはり雨男ブロンディさん。どうしてもツーリングでは合羽を着ないと気が済まないようです。

そして雨もすっかり上がり到着した桧原湖『ママキャンプ場』
ここはクラシックキャンプの聖地の一つと呼ばれているらしく本当に最高のロケーション。
今時のオートキャンプ場みたいに至れり尽くせりでない分、静かに落ち着いた時間を過ごせます。
綺麗な桧原湖の湖畔にテントを張りながら磐梯山を眺めて一杯やる。
もうコレだけでも福島に走ってきて良かったし、福島ラバーズだね♪
近くにある寂れた公共温泉のお湯も最高でした。





温かいおばちゃんとおじちゃんには茹でたアスパラの差し入れなんかも頂いて親切にしてもらいました。
本当にいろいろとありがとうございました。
少ない人数だけど私達がここに来た理由を伝えると少し肩を震わして喜んで歓迎してくれました。
その笑顔や姿が見れただけでも福島ラバーズとしては走ってきた甲斐があるというもんだと思っています。
それはネットで決して幅広い人に出来る事ではないと思うし、ましてはネットの情報だけで物事を考えようとする人には感じない思いだと思います。
朝桧原湖を半周して残るラインの『レイクライン』『スカイライン』を走りに。
昨日のゴールドラインともすべて今は無料開放。
通常なら合わせて約2000円くらい掛かる本当に気持ちのいい道。
それは福島がライダー天国と言われるわけだと思う最高の道と空気。
でも気持ちの一部では無料にする理由を考えてしまう。
確かに個人的には普通では高い有料道路だと思うけど、それが無料。
気持ちよく走りながら今の福島の現実と叫びがこのラインの道端に落ちているような気がした。
そう感じながら山頂のパーキングに行くと車とバイクで駐車場は結構埋まっていた。
これでも前よりは全然だというけどそのナンバーが福島県以外が結構多くて福島県民じゃないのにとても嬉しかった。
山頂で見た岩肌の煙と吾妻小富士。そこから見える福島市の絶景とそこで食べたキャンプで余ったパンの味が忘れられない。
そして私達は福島市に向かって降りていった。
もう一つある今回の目的である果樹園に向かって・・ 続きます。
2013年05月27日
福島を走りませんか?

先日このブログでも触れましたが6月の8,9日と福島ラバーズは福島を走ります。
福島ラバーズとは言っても勝手にそう呼んでいるただの名前なだけでチームでもMCでもなければボランティア団体とも違う。
そんな大それた物でなく、ただ福島を走りたいと思ったら福島に行ける人と行くだけです。
行った所でどこまで風評被害を無くせて福島に貢献できるかはわかりません。
多分たいしたものでないのも解ります。
でもどこかに行こうと思ったら、どこかに出店しようとしたらそれを出来るだけ福島にしようと思う気持ちはずっと持っています。

のどかないつもと変わらない福島の日常に触れて福島を味わって福島の現実を考える。
それが私にとってバイクで福島の気持ちいい所を走って民宿やキャンプをしてその土地の人と話してその土地の物を食べる。
そうすればおのずと小額のお金は福島に使えるし考えさせられることは自分の頭で考えられる。
小さなことですが福島の良さを誰かに伝えて今の福島について考えること。
それで何かが少しづつ変わればいいと思うし、変わると信じたい。
それが私にとっての『福島に行くっていう事』『福島ラバーズ』

今インターネットで何でも調べられる情報社会。原発に対する個人の考え方、福島に対する思いなども全て置いといて私は限られた自分で見たもの、感じた物、聞いたことを出来るだけ信じていたいし、お金に余裕はなくてもいつもそれを感じ取れる人の余裕を持っている人でいたい。。

もし6月の8.9日に『福島を走ろう!』『走ってもいいかな』と少しでも思えて都合のつく人は一緒に福島を走りましょうね。
誰でも結構です。私の連絡先が解る方はいいですが、面識なくて連絡先が解らない方は当ブログの『オーナーへのメッセージ』からご連絡ください。
一応今回の走る予定です。
途中からの参加でも大丈夫ですよ。
8時 東北道佐野SA
10時 白河IC
で裏磐梯桧原湖ママキャンプ場で福島の物を食べて次の日9日は風評被害で悩むある果樹園に行く予定です。
福島ラバーズパッチを持ってお待ちしています。
2013年04月15日
目指せLOVE福島&東北パワーへ その②
更新遅くなりました。SUGAR工房です。
なかなか作る物ややるべきことに追われていてこんなに間が開いてしまいましてスイマセン。
翌朝やや疲れ気味で安斎家での朝。
いつも元気なママのテンションで爽やかに朝ごはん。
今日は去年のリベンジでやっと三人で走っていける。
昨日の夕方に発見したオイルの減りも補充したし気にしないようにしているから大丈夫。
結構寒い朝9時にとりあえず高速で磐越道の三春船引インターを目指す。
そのインターにはどうしても立ち寄りたい所がある。
詳しくは後日説明いたしますが予定ではそこから下道でいわき四ツ倉を目指します。

パパのダミー荷物。約50パーセントはダミーでしょう。

ママのダミー荷物。ほぼハッタリです
どこかでご飯を食べようと探しながら走っていると長沢峠ドライブインというローカルな所を発見!


外のメニュー表で散々迷っても大丈夫。
お店に入った途端に必ず鉄板焼きが食べたくなるはずです。
もちろんウチラもボリーム満点の鉄板焼きを注文しますよね~♪
ここに磐越道が伸びる前はとっても賑やかであったって横の錆びた小さな観覧車が物語っているようでした。(今もそれなりには繁盛していますけどね)

すっかりお腹も気持ちも満たされていわき四ツ倉インターでブロンディーさんと合流して4台で東北パワーミーティングの会場へ。

端っこの場所を借りていつもの感じで出店準備。
ここの会場はあの震災の際に一時的に避難所になった場所で地元の人の複雑な気持ちもたまに見え隠れしたりします。
規模は決して大きくはありませんがとにかく来る人、スタッフの人がとても温かいミーティングです。
このミーティングに来ることがここ福島にとって、ここいわき市にとってどこまでの意味のあることなのかは解りません。
でも私はこのミーティングに来たいと思っていたし、来るべきだと思っていました。
そして今ここにいることを大切でありがたいと思う。



今回商品を購入してくださった方はもちろん、アディクションズの義援パッチにご協力していただいた方(詳しくはリンクのアディクションズを見てくださいね)、立ち止まってしゃがんでお話させていただいた方、スタッフの皆さん本当にありがとうございました!
でも~でも~とにかく寒すぎでした
PS よく似た二人。
フラッシュを炊いたら目がおかしくなるところでした。

6月に福島ラバーズで走ります。
皆さん良かったら一緒に走りましょう!
なかなか作る物ややるべきことに追われていてこんなに間が開いてしまいましてスイマセン。
翌朝やや疲れ気味で安斎家での朝。
いつも元気なママのテンションで爽やかに朝ごはん。
今日は去年のリベンジでやっと三人で走っていける。
昨日の夕方に発見したオイルの減りも補充したし気にしないようにしているから大丈夫。
結構寒い朝9時にとりあえず高速で磐越道の三春船引インターを目指す。
そのインターにはどうしても立ち寄りたい所がある。
詳しくは後日説明いたしますが予定ではそこから下道でいわき四ツ倉を目指します。
パパのダミー荷物。約50パーセントはダミーでしょう。
ママのダミー荷物。ほぼハッタリです

どこかでご飯を食べようと探しながら走っていると長沢峠ドライブインというローカルな所を発見!
外のメニュー表で散々迷っても大丈夫。
お店に入った途端に必ず鉄板焼きが食べたくなるはずです。
もちろんウチラもボリーム満点の鉄板焼きを注文しますよね~♪
ここに磐越道が伸びる前はとっても賑やかであったって横の錆びた小さな観覧車が物語っているようでした。(今もそれなりには繁盛していますけどね)
すっかりお腹も気持ちも満たされていわき四ツ倉インターでブロンディーさんと合流して4台で東北パワーミーティングの会場へ。
端っこの場所を借りていつもの感じで出店準備。
ここの会場はあの震災の際に一時的に避難所になった場所で地元の人の複雑な気持ちもたまに見え隠れしたりします。
規模は決して大きくはありませんがとにかく来る人、スタッフの人がとても温かいミーティングです。
このミーティングに来ることがここ福島にとって、ここいわき市にとってどこまでの意味のあることなのかは解りません。
でも私はこのミーティングに来たいと思っていたし、来るべきだと思っていました。
そして今ここにいることを大切でありがたいと思う。
今回商品を購入してくださった方はもちろん、アディクションズの義援パッチにご協力していただいた方(詳しくはリンクのアディクションズを見てくださいね)、立ち止まってしゃがんでお話させていただいた方、スタッフの皆さん本当にありがとうございました!
でも~でも~とにかく寒すぎでした

PS よく似た二人。
フラッシュを炊いたら目がおかしくなるところでした。
6月に福島ラバーズで走ります。
皆さん良かったら一緒に走りましょう!
2013年04月07日
目指せLOVE福島&東北パワーへ その①
先日東北パワーミーティングへ出店するために福島に向かいました。
前日の朝息子を保育園にキッチリ送り届けたお父さんは軽く準備して高速に飛び乗りました。
とりあえず本日の目指すは福島市。
そこには仮設住宅に住む親戚と大事な仲間が待っていてくれています。
まだバイクにはちょっと肌寒いこの時期は真夏は絶対通りたくない首都高の山手トンネルも少しありがたく思えます。(この感覚は普通の車だけ乗っている人には一生解らないだろうな~)
福島市まで約300キロ。
時間には追われていない。
雨も降っていないし特に寒くもない。
イケる!心配はバイクの思わぬトラブルだけ。
ハンドルのアクセルを絞りながら常にバイクに話しかけます。
『こんなもんで大丈夫?』
『頼むよ~。何かあったらすぐ教えてね。』
『ちょっとスピード上げるからね。いい?』
『あっ!ごめん!上げすぎたね。ごめん。ごめん。』
など心では少しドキドキしながらご機嫌取りながら北上開始。
すると高速を走行中にアクセルのグリップが抜けるというプチトラブルに遭遇。
どうりでやけにスピードが落ちると思ったぜい。
ガムテープで応急処置をして再出発。
その後軽くオイルの問題もありましたが無事福島市の仮設に到着!
久々に会う親戚達。大きくなった従兄弟の美咲ちゃん(小学3年生)
久々に嗅ぐこの匂い。
そう。ここ福島市の街中の仮設住宅にはなぜか請戸漁港の海の懐かしい匂いがあるから不思議だ。
夕方仮設住宅を後にしてお決まりコースの安斎家に向かいました。
何度来ても温かく迎えてくれて落ち着いてしまう安斎家。
すいません。今回もお世話になります。
そして今回は理沙ちゃんが神戸に行っていて不在の為、酒好きな大人3人は夜の福島市へGO

まずは『鳥安』という大正時代の民家を改造した隠れ家的なお店へ。
もちろん名前通りの鳥料理ですがとにかく何を食べても文句なしにうまい。
お店の雰囲気とおいしい料理と久々に会う楽しい会話でお酒がどんどん進みます。
パパいわく明日の天気は大丈夫だそう。
ん~今回は信用してみようか♪
明日は安斎夫婦は日帰りだけど3人でいわきを目指す本当のリベンジ。
ママはしきりに『明日は走るんだからね。』ってパパに念を押されていました。
そうなんです。このぐらい保険でストップをかけておかないと帰れませんからね

どうしても載せろと言われたサービスカットです。
その後私の大好きな福島の屋台村『こらんしょ横丁』へ
一軒が6、7人くらいしか入れない小さなお店で地元の人との会話とつまみが食べられるアットホームな感じがとても好き。
なんか旅してる感をとても感じる。
そのお店の名物おばちゃんとすっかり馴染んで楽しい2軒目でした。
そしてシメにはやっぱりラーメンでしょ!ってことで横町内の隣のお店のラーメン屋へ。
あっさりしょうゆラーメンとやっぱりビールという組み合わせ。
いや~食べるね~。飲むね~。
今回はそこそこおとなしい時間?で安斎家に帰宅。
明日に備えてすぐ寝ましょう!
そんな訳ないよね。
もちろんそこからお菓子をつまみに飲み直し。

やっぱり長い夜になりました。チ~ン。
明日も走るぞ

続く。
PS ちょっと話は飛びますが最新出店情報です。
4月13日(土)~14日(日)
『第2回秩父ミーティング』
埼玉県秩父市/秩父ミューズパーク音楽堂周辺
今回も琉工屋さんとバイクで出店します。
大きなイベントでたくさんの出店の中でひっそりと楽しんでますので見つけてくださいね。
2013年03月24日
リベンジ!東北パワーミーティングへ
このベストは以前私がオーダーで製作させていただいたベストです。
今回一部メンテナンスとカスタムでお預かりしていました。
そして新しい『TOUHOKU SUPPOTER 2013』のパッチをちょっと工夫して縫い付けました。
このパッチは私達の仲間である沖縄のアディクションズの小林さんによる義援パッチです。
震災後すぐに自分に出来ることとして始めたこのアディクションによる義援パッチの活動は大きな力となって続いていて本当に頭が下がる想いです。
このブログにもリンクが貼ってありますので詳しい活動を知っていただけたらと思います。
私も出店の際にはバングルウォッチと並べてアディクションズの義援パッチを微力ながら協力させて頂いております。
そして来週の土日である3月30日、31日に福島県のいわき海浜自然の家で行われる『東北パワーミーティング』に参加いたします。
このミーティングは東北の復興を願い福島県の人々で行われます。
今回もバイクによる地べた出店で行く予定です。
昨年の3月10日、11日に行われたこのミーティングは日にちの事もあって賛美両論ありました。
その詳しくは私のブログにも書かせてもらっています。
http://sugarkoubou.hama1.jp/e944637.html
昨年もバイクで出店するために前日から福島に入っていましたが、その福島で逆に大雪に会い参加を断念することになりました。
今年はあの時の雪はおそらく心配なさそうですし、やっとリベンジできそうです。(ね?88?)
もちろんバングルウォッチと義援パッチも持って行きます。
今年初出店として、初キャンプとして、そして『福島ラバーズ』として来週は福島県のいわき市を目指します。
皆さんも出来たらいわき市に走って行き、共に震災2周年を祈りましょう。
スタッフの皆さん今年こそはリベンジいたしますので宜しくお願いいたします。
2013年02月02日
福島の銘菓
福島を代表するお菓子です。柏屋の薄皮饅頭&どら焼き、ママドール&エキソンパイ。
以前福島に行ったときにお礼としていただいた物です。
もちろん昔から好きで有名なので行った時にはいつも買っているお土産でもあります。
福島のお土産屋さんやパーキングでまず見ないことはないと思います。
その節はありがとうございました。
こちらはかなりマイナーなお菓子かもしれません。
福島市の福々和本舗という所の物でこれも福島市の友人から贈っていただきました。
このお菓子の中にある信夫山とは福島市の中央にそびえ立つ言わば福島市の守り神のような小さな山の事です。
これらのお菓子を頂くと美味しいのはもちろんのことですがとっても心が温まる味がします。
こんな美味しい物が福島にはまだまだあるんですね。
こんなに人の温もりを感じられるお菓子が福島にはあります。
今福島は沿岸部の一部を除いてはまだまだ雪景色。
その雪が溶け始めた頃に私達はおもっきり防寒をしてバイクに乗って福島へと走り出します。
『福島ラバーズ』
福島を走ることで福島に触れることで今の福島を知って何かが変わると信じているただの仲間。
そう決して私は『集団』や『チーム』や『団体』でもなんでもないと思っています。
だってそもそもこの福島ラバーズっていう名前でさえ後から取ってつけたものですから。
福島ラバーズっていう名前でさえこだわることはないと思っています。
ただ私はこの『福島ラバーズ』というなんのひねりもない安易な名前がとても好きです。
だから誰が何と言おうと私は福島ラバーズと名乗っていたいだけ。
パッチも作って一緒に走った仲間には渡していますがそれも福島ラバーズのメンバーの証でも何でもなくてただの参加賞として作りました。
そのパッチだって自分達の為に着けるものではなくて福島の人に見てもらいたくて着けている物だと思っています。
つまり福島ラバーズってそんな決まりごとはないものなんです。
誰と誰が居てとか、福島に対する特別な思い入れとか、パッチがあるない、原発への考え方、ましてはハーレーかどうかすらもどうでもいいことなんです。
もっともっとフランクで温かかくて大きな物でありたい。
福島を走りたくて福島を走っていることだけで福島ラバーズ。
だからまた春には福島に向かいますのでその時一緒に行ける人は一緒に行きましょう♪
ただそれだけでそれ以上でもそれ以下でもありません。
参加賞はまだ少しは残っていますよ~。
おいしい物いっぱいありますよ~

PS 今日2月2日から新宿で私達の大切な仲間であるせ~じ君の写真展が開催されます。
自分よりも少し年下で小柄な男ですが、写真はもちろん生き方にも本当に正直で尊敬する男の一人です。
このブログを見ている方で新宿に行ける距離の方は是非足を運んでみてくださいね。
私も今日行って見ます。
詳しくはこのブログにリンクを張ってある『せ~じ』のページを見てみてくださいね。
2012年10月29日
VM東北 番外編&プチ福島ラバーズ
琉工屋さんと私は安斎家でしっかりお世話になった後皆さんがお仕事をしている平日に優雅に出発することにしました。
琉耕屋さんはフル高速でしかも少し遠回りしながら帰るという事で一足お先に出発することに(でも長距離の時は空気圧くらいは常識ですよ)
私の本日の予定は福島市から下道で猪苗代湖に入ってそれから白河まで下ってパパお勧めの白河ラーメンを食べて高速にライドオン!みたいな一人福島ラバーズを考えていました。
だってせっかく福島、東北に来たんだからゆっくり下道も走りたいもんね。
そうしてルンルンで安斎家を出発しようとしたその時!
掛かってきてしまったんですよ~。出てしまったんですよ~。半ベソ状態の電話に。
『安達太良SAでチェーンが切れてしまった。グスン

既にお仕事中のパパに電話をしてガレージから余っているチェーンをお借りして・・
行きましたとも~。のんびり猪苗代湖ツアーに心で別れを告げて。
すでにこんな状態。散らかっています。
そして修理。やれば何とかなるもんですね~。
まぁそこで何が行われたかという詳しい事は琉工屋ブログを見てくださいね

でも今回本当に偶然が偶然を呼び、誰かが誰かを支えてくれて今ここでまた走り始められるんだって思いました。
そして人との出会いも偶然の連続だとするならば、そのおかげで今ここにいる。
大袈裟でなく今ここに生きている。生きていける。
今本当にそう思う。
そうして無事修理も終わって琉工屋さんとの郡山までの超ショートラン。
ウチラは出会って約10年。多分握手をしたのはその間でも2,3回程度。そんなのが苦手な二人。
でも不思議なんだよね。バイク乗りって。
ジャンクションやインターでは周りも気にせず思いっきり手を振って別れられる。
そんなのが好き。それで十分。
これはバイク乗りでしか解らないだろうな~。
そして一人で高速を走っているとどうしても心に引っかかる事が。
確かにこれから降りて猪苗代湖を回るのは夕方くらいまでにはもう子供に会いたい病の自分には無理がある。
でも少しでもやっぱり福島を見たい。白河ラーメンだけは食べてみたい。
降りましたよ。いきなり白河中央インターで。
ラーメン以外何も下調べもしていない状態で降りて速攻最初に会った地元の人に聞きました。
『勢いで降りてみたのですが自分はどうすればいいでしょうか?』
『????』
でも小峰城を見て来たらって薦めていただいて向かってみることに。
ここ白河も城下町。この小峰城を中心として発展して大切に歴史を守られてきた町なのだ。
でもね。中には入ることは出来なかったんですよ。
原因はあの時のあの震災。あの時崩れた城壁が未だに直せないでいる。
詳しい事情は聞かなかったけど、もしその一つにでも今福島にある風評被害があるとするならとても悔しい。とても悲しい事。
でもそのバリケートの中で凛とそびえ立つ小峰城は美しかった。
ちなみにここ白河でも仮設住宅が立ち並んでいました。
白河駅観光案内所。ここで今日のお目当てのパパお勧めの超有名店『とら食堂』を聞いてみるとなんと定休日。
やられたよ~またこのパターン。
そうして今日やっている中でのお勧めを教えてもらいました。
こんな観光案内所のやり取りも好きなんです。
その町の案内所(夜のじゃないよ)にバイク乗りつけて、地元の人とその言葉を聞きながら教えてもらう。
そこから発見する新しいその町の魅力はガイドマップとは違う温かさがある。その町に生きている人の心と生活を少しだけど感じれるような気がする。何よりも旅している感覚がするんです。
その案内所の方は私のベストに付いている福島ラバーズパッチに気付いてくれて喜んで教えてくださいました。
なんだかんだで今年はなかなか福島走れなかったけど、こうして歓迎してくれる人がいるだけでやっぱり白河で飛び降りて良かったんだって思いました。
そうして教えていただいた『田中屋』さんで念願の白河ラーメンを食べました。
麺は手打ちのちぢれ麺で懐かしくあっさりした味。この町のイメージを感じる味でとっても美味しくて温かい気持ちになれました。
一つ気がかりなのがワンタン麺が有名な店でブレずにチャーシュー麺を頼んだ所。肉食ってやだね~。
こうしてまた高速に乗って無事に川崎に帰り子供の保育園に迎えに行きました。
長くて短いまた心に残る旅が終わりました。
あらためてこの旅でお世話してくださった皆さん
本当にありがとうございました!
2012年07月26日
福島が好き! ラバーズツーリング編

ジュピアキャンプをお昼くらいに出発した私達4台はみんなに別れを告げて走り出しました。
今回の目的地の一つに川内村に行くというのがありました。帰村宣言を出してからの今の川内村の現状をこの目で見てきたいと思っていたからです。
村にはどのくらいの活気が戻っていて、どんな生活をしているのか?帰っていた方達はどんな気持ちでいるのか?そしてその人たちに僅かにでも何か元気を与えられることができたらいいという想いを持って。
この川内村の帰村がうまく出来ない限り他の警戒区域の村や町の復活や復興はありえないことだと思っています。今この福島の小さな村に何があるのか?
いろいろと複雑な思いを持ちながら私たちはアクセルを開けて走りました。

そこにあった景色は雑草の覆い茂って田んぼとほとんど開いていない商店の姿でした。町には確かに車は通ってきますが多分当時よりは随分少ない数だと思います。
わかって来たはずなのに、それを自分の目でしっかり見ておくために来たはずなのにやっぱりみんなで悲しいため息が出てしまいます。
近くに家の修復をされている大工さんを発見!ただそれだけでとても嬉しくなるのは不思議だ。
出来ればこの町で開いている食堂があればこの川内村でご飯を食べる。そしてその村の人と話せて僅かながらお金が落とせたらいい。
安斎パパが知っている食堂があるということでまだやっているかをその大工さんに聞いて来てもらった。
やった!開いているらしい!帰って来ているらしい!
嬉しくなりパパの先導でその食堂へ。
・・と、いう所でしたが残念ながら見つけられずそのまま村を出ることになってしまいました。ただその場所を間違えただけなのか?本当は閉まっていたのか?それはパパのみが知る。
そのまま昼食を逃した私たちが原発20キロギリギリの国道を北上をしていると私にとってとても愛おしく大切な町に入っていました。
ここは福島県双葉郡浪江町。その看板や標識が見えた時私はあまりにビックリしたのと同時に目頭に熱いものがこみ上げてきました。まさかまた浪江町に入れるとは。しかも自分のバイクで。
浪江町は横に長いひょうたん型の町で確かに端の方は20キロ圏内ではないのは考えればわかることなのですが、自分の中の片隅ではもう自分のバイクで走れることはないのではないかって思っていたのも事実。
正直信じられない気持ちと、嬉しい気持ちと、今ここにいる浪江町の津島も警戒区域のため人の気配がまったくない事へのとてつもなく悲しい気持ちでいっぱいでした。
このT字路を左に曲がれば安斎家や私の親戚が住む仮設住宅のある福島市方面。右に約1キロも走れば20キロのゲートがある。
私たちは右に向かいました。それも確かに今ここにある事実だから。行くべきだと思ったから。
初めて見た20キロのゲート。この日本で入っていけなくなった場所との境目。悲しく皮肉なことに事にそのゲートの前は幼稚園。この幼稚園では約500日前には楽しく無邪気な子供の笑い声が響いていたんだろうな。とつい考えてしまう。
そこを警備していたのは鳥取県警の方達。私たちがなぜこんなうるさいバイクでここに来たかをちゃんと説明させてもらい、いろいろとお話を聞くことが出来ました。
今この道は国道114号線。このゲートの先数キロ走れば加倉でこの道沿いに親戚の家がある。また少し走った右手には浪江駅があってそこに別の親戚が営む小さな飲み屋があり、さらにそのまま海岸まで走れば今は亡き祖母の家でおじさん家族が生活をしていて、その近くにももう一軒の親戚の家。海岸の2軒は今でこそ津波によって何もなくなってしまったがこのゲートの先には間違いなく私の故郷があるのだ。
出来ることなら多少の放射能があってもこのゲートを抜けて走っていきたい。そんな気持ちでいっぱいでした。
するとゲートの先から二匹の犬が走ってきました。警察の人によるとここを水のみ場にしていてよく来る二匹らしい。ちょっと前までは飼い主に可愛がられていたであろう二匹の犬。逃げ出したのか、放されたのかは解らないが見ているととても悲しくなりました。
水飲み場とはいえ、多分ここに来れば必ず警察の人がいるわけで、多分無人となったこのゲートの先で人恋しくてここにやってくるのだろう。やはり一度人の温もりと共に育った動物は、野良になってもなりきれないのだろう。特に何をしてあげることも出来ない自分の歯がゆさを感じながらゲートを後にして私たちは走り出しました。
私達福島ラバーズは風評被害に悩む福島を走り私たち自身が福島をおもっきり満喫することで福島の楽しさを少しでも多くの人に微力ながらも伝えられればいいと思っている。それは決して何の団体でもなく、ボランティア活動でもなければ、もちろんチームやMCでもなんでもない。ただの福島ラバーズ。
でも自分達も知っておかなければならない現実や目を背けても何も変わらない現実、今やほとんど報道すらされなくなった現実を知ることやこの目で見て感じることも大切。出来ればそれを少しでも伝えることが出来るなら伝わって欲しいと思う。
人の手を離れた田んぼの姿。あと少しでそこが田んぼであったことすらわからなくなる。警察しか通らない道路。何の気配も姿もない牛舎。無人の家の中に今も冬物のセーターが干してあること。地震で入った道路の大きな亀裂がそのまま手付かずでカラーコーンだけがそこに立っていること。そしてゲートで見た風景と犬の姿。家も動物も田んぼや畑もましては自動販売機すらも人の生活あっての事。
これが今の浪江町の姿であって福島の現実。そして私達日本にある事実。
この程度のまだ仮置き場すら決まっていない除染活動の姿。
そんなことを噛み締めながら走っていると川俣町に入りやっと緑の田んぼの姿。こんな当たり前の事が嬉しかった。
そこで念願の遅めの昼食。ハイ。ラーメンです。
腹もペコペコだったのでうまかったな~。ここで同じくジュピア帰りのバイカーとも会いました。
そして福島市に入り今晩の宿である安斎家へ。いつもすいません。お世話になります。
この間はすいませんね~。ウチのおきやんまで。


気分変えてみんなで庭で海鮮&焼肉で乾杯!このジュピアの事、今日の走ったことなどいろいろと話して美味しいご飯とお酒を頂きました。あっ!あとジュピアの反省会もね。

翌朝さわやかに庭で美味しい朝食もしっかり頂いて、少し車でブラブラして私たちは東京に向かって帰ることにしました。
途中まで安斎夫婦も見送りに走ってくれるとのことで一緒に出発。



矢吹インターの手前で安斎夫婦と別れて私達2台は猛暑の中高速を飛ばして帰っていきました。
ミッションの中のメタルが粉砕しかかっているのも知らずにね。
安斎夫婦大変お世話になりました。ありがとうございました。その内何かに形でお礼しますからね。
PS 福島に咲くひまわりがとても元気をくれました。
2012年06月19日
福島ラバーズしてきました! その②
そうだ!そのついた日にもう修理やら何やらでぐちゃぐちゃにならない前にせーじ君が一人ずつこんなプロフィール写真を撮ってくれました。
まぁこの姉さんは終始カメラを意識しまくっていましたけどね。ほら

それにしてもこのパパと理沙ちゃんの写真はとってもほほえましくていいですよね。
そして女性陣が天然温泉のプールでビールを飲んでいる頃、私のバイクは完全にキャブをばらし(パパによる)、パパのバイクは禁断のオープンチェーンのテンショナーの調整(もちろんパパによる)、そしてブロンディー内藤さんはというと・・
ジェネレーター内のベアリング粉砕で発電できないラジコンバイクになりました。この辺りでパーツがありそうなところをいろいろ探してみたのですが、明日予備の安いバッテリーを買って何とかなるでしょってことで気持ち入れ替えて早速ブーメランに着替えるのでした。(まさか本当に持っているとは・・)
散々プールでビールを飲んで宴会に突入。今回は山菜料理盛りだくさんとお酒飲み放題(得意の山葡萄酒の古酒もあったよ)で10000円ということにしてもらい、お言葉に甘えて遠慮なく食べるし、飲みました。
福島を走って、福島産を食べて、この土地の方言を聞きながら福島を満喫しながら飲む。そうして福島と一緒に元気になれれば最高だと思います。
そして私達の話はその土地の人の酒のつまみになればそれでいい。
走ってトラブッた疲れとお腹と心も満たされてお酒も回り、一人また一人とフェードアウトしていく中、そんな甘えを決して許してくれない通称姉さんにより一人また一人と起こされていくのでありました。

翌朝もピーカン

本来は今日はソースカツ丼等の予定があったのですが、ブロンディ号を極力走らせないということによってプランは変更。
今回も橋本屋の名物おやじさんいろいろとお世話になりました。ありがとうございました。
このおやじさんを見ているとこっちの方が逆にパワーと勇気を充電してもらえる本当に温かく素敵な人と宿です。
予備のバッテリーは私がキッチリカッチリと充電していくことになりました。台数がいて知恵を絞れば何とかなるものですよね。
結局帰りはまた福島の素晴らしい道を走ってご存知安斎家と別れて、東京組はブロンディ号を気遣いながら無事にみんな帰れました。
福島ラバーズとして今回も走って感じた事は、いつもそうなんですがここ福島の山も川も綺麗な空気もいつもここに遥か昔からずっと変わらずにあって、この自然ももちろんここに住む人もそんな風評被害という差別や偏見などに負けてなんかいないということです。
確かに今この日本には食べてはいけない物と入ってはいけないところは悲しいことですが存在します。でもその他の物や所に関しては個人の捕え方です。
その判断はテレビやネットだけですべてが出来るとは思えない。今ネット上では原発再稼動問題や、震災のガレキの受け入れ問題で様々な人がいろいろ言っている。
その内容や思想についてここで何も言うつもりもないが、その大きく事を唱えているさぞかし知識のある人はその現地に出向いてその土地の空気を肌で感じて、その土地の人と話してから書き込んでいるのでしょうか?
その判断ももちろん人それぞれなのですが、私は少しずつであっても自分で感じた物だけを信じたい。肌で感じた人の意見に特に耳を傾けたい。
私は実際に走ってこんな福島がたまらなく好きだからまた福島を走りたい。今度は海の方でキャンプもいいかな~♪
良かったら皆さんも一緒に行きましょう!『うつくしまふくしま』へ
PS 今回のラバーズの話で一体何回後存知安斎家と言ったでしょう?まぁどうでもいいか?
2012年06月17日
福島ラバーズしてきました! その①
先日福島ラバーズとして福島を一緒に走る人を募って活動してきました。
活動と言ってもご存知のように、ただ福島を走り、食べて、飲んで、見て、感じて、遊んできただけ。
それだけで何かが変わると信じてはいるというか、そうしたいから走っているだけかもしれない。
でも、少なくても今回も数人の福島の人を喜ばすことは出来たと思っているし、何より私たちが福島を堪能し楽しんで帰ってきました。
その楽しむって事が何より大切で、福島への同情の気持ちだけでは今福島を苦しめる風評被害という名の差別や偏見は緩和できないと思うし、それは福島の美しさと楽しさをより伝えることだと思っています。
で、今回のメンバーはトラブル大森さん、ブロンディー内藤さん、私シュガー、ご存知安斎ファミリーに加え、KUNIさん夫婦とせ~じ君の計7台、9人でした。
今回は雑誌バイブズの取材もあって、せ~じ君はカメラマンとして走りながらバシバシ撮ってくれました。
こうしてほそぼそとであるけれど福島を走っていることが紹介されることで、それを見た全国の人の心に少しでも何かが感じてもらえたら最高だと思う。
福島ラバーズとして一緒に走っても嬉しいし、全国それぞれの福島ラバーズが増えてくれたら確かに何かが変わると思う。
今回は各一台ずつ『福島プレート』を付けて走ってみました。これでより多くの福島の人の心に届くかなって思って。
列の後ろを走っていてこのプレートを付いたバイクの後姿が走る様でドキドキしていたのは僕だけでしょうか?
蓮田で待ち合わせをして、西那須野で降りてご存知安斎ファミリーと合流。途中ちょっとした電気トラブルにてKUNIさん夫婦が行方不明になるなどありながら曲家集落へ到着。
その名の通り家がみんなL型に曲がっている作りをしている趣のある集落。茅葺屋根の中に入ると涼しい所や、中を流れる美しい小川の綺麗さになんともいえない居心地の良さを覚えてしまいました。
大森さんは『ここでビール冷やして飲んだら最高だな。』って何度言っていたか解りません。
下ネタのようできちんとした意味があるらしいです。

いつも撮ってばっかりたまには写真を撮っているせ~じ君。若いのに尊敬するべき名カメラマンです。
これは昔神木に雷が落ちて、それを建物で覆っています。
実はこの駐車場で私のキャブをみんなにブーブー言われながら少しばらして調整。(ほぼパパがね)
そしてお昼は尾瀬の辺りにある十割りそばのお店へ。いろいろ盛りだくさんの定食で心もお腹も満たされれました。もちろんここもご存知安斎ファミリーのプロデュースです。さすが!
今なうしている最中だなう~なブロンディーさん

そうして私のバイクを含めてみんなそれぞれにバイクのトラブルを抱えながら民宿橋本屋を目指す。
よ~し!着いたら直すぞ~!飲むぞ~!温泉はいるぞ~!って張り切って向かいました。
長い夜が待っているとも知らずに・・・

つづく
2012年05月23日
福島ラバーズツーリング
すいません。お久しぶりです。
最近はまたAKB並みの忙しさでゆっくりパソコンに向かう時間が取れなくてなかなか更新できていませんね。
本当はGWの事やワーゲンのイベントの事や先週のAーDAYの事などのレポートやら最近のバイクのトラブル具合の事など書きたいことが溜まっているのですが、もう少し待っていてくださいね。(でも今更GWの事とか書かれてもね~)
そんな中でも新作の時計も結構作っているのでそれもおいおい紹介させてもらいます。
さて今回は今週の末の福島行きの詳細を伝えますね。
一日目
7:00東北道蓮田SA集合→7:30出発→東北道西那須野インターで福島組と合流→前沢曲家集落→木賊温泉(露天の混浴です)→檜枝岐村にて蕎麦を食べる→南会津の民宿橋本屋へ
二日目
橋本屋→会津ソースカツ丼でお昼→猪苗代湖→猪苗代湖インターから帰宅
と一応はこんな盛りだくさんな予定です。人数や天気などによってもちろん変わりますし、全部行けるかも未定ですがね。
それと橋本屋では福島の食べきれないほどの料理とお酒も飲み放題で10000円で過ごせます。
福島を走って、福島の物を食べて、福島の人と話して、福島に泊まって少ないながらも福島にお金を落とす。
そして何より福島を楽しみ、その楽しさを伝える。ただそれだけの事。自分に出来るそれが福島への答え。
そうすれば今私たちが大事にしていくのは放射能と原発事故の『FUKUSHIMA』ではなくて『うつくしまふくしま』だって事がはっきりわかるはず。
さぁ。まだ間に合いますよ!一緒に行きませんか?愛しき福島に。
行ける方はお気軽に連絡してくださいね。
今回は写真もなくてすいませんです。
最近はまたAKB並みの忙しさでゆっくりパソコンに向かう時間が取れなくてなかなか更新できていませんね。
本当はGWの事やワーゲンのイベントの事や先週のAーDAYの事などのレポートやら最近のバイクのトラブル具合の事など書きたいことが溜まっているのですが、もう少し待っていてくださいね。(でも今更GWの事とか書かれてもね~)
そんな中でも新作の時計も結構作っているのでそれもおいおい紹介させてもらいます。
さて今回は今週の末の福島行きの詳細を伝えますね。
一日目
7:00東北道蓮田SA集合→7:30出発→東北道西那須野インターで福島組と合流→前沢曲家集落→木賊温泉(露天の混浴です)→檜枝岐村にて蕎麦を食べる→南会津の民宿橋本屋へ
二日目
橋本屋→会津ソースカツ丼でお昼→猪苗代湖→猪苗代湖インターから帰宅
と一応はこんな盛りだくさんな予定です。人数や天気などによってもちろん変わりますし、全部行けるかも未定ですがね。
それと橋本屋では福島の食べきれないほどの料理とお酒も飲み放題で10000円で過ごせます。
福島を走って、福島の物を食べて、福島の人と話して、福島に泊まって少ないながらも福島にお金を落とす。
そして何より福島を楽しみ、その楽しさを伝える。ただそれだけの事。自分に出来るそれが福島への答え。
そうすれば今私たちが大事にしていくのは放射能と原発事故の『FUKUSHIMA』ではなくて『うつくしまふくしま』だって事がはっきりわかるはず。
さぁ。まだ間に合いますよ!一緒に行きませんか?愛しき福島に。
行ける方はお気軽に連絡してくださいね。
今回は写真もなくてすいませんです。

2012年05月15日
お知らせ&お誘い
A-DAY
5月20日 天神山フジテンスノーリゾートにて
9時オープンー3時閉場
入場料 大人1000円、
全国のバイク屋さん、シルバー他、飲食店合計85店位出店くださいます。
おともだちお誘いの上是非ご来場ください。
これまた楽しみなイベント!
晴れる事を祈ってお待ちしております( `ー´)ノ
SUGAR工房はここのところ運がいいので、
きっと今週末も晴れだな!
って得意のどこかさんのブログの完全パクリです

そしてお誘い。
今月の26、27日でとうとう福島ラバーズ定例ツーリングします。
目指すは南会津の民宿『橋本屋』
場所、時間、ルートは後日詳しくアップいたしますが、とにかく自分がバイクを走らせて福島を五感と心で受け止めましょう。
そこに理屈もいらないし、ましては同情もいらない。同情では福島の風評被害は変わらない。
福島を愛し、心から楽しみに行くことで何かが少し変わると信じています。
民宿では熱い温泉と山菜とお酒とこれまた熱いオヤジの話を楽しみ、福島の深い山と清き川の匂いを全身で感じに行きましょう。
私に面識があるないに関わらず、今このブログを見た方でも高速道路を100キロ巡航できて、福島に気持ちさえあれば、男女、年齢、車種関係ありませんよ。
行けそうな方はご連絡くださいね。連絡先がわからない方は右の『オーナーへメッセージを送る』からご連絡してくださいね。
2012年03月30日
いわきを目指して 最終日
皆さんこんばんは。またまた久しぶりの更新です。
そうです!まだ目指していたんです。いわきを

最終日。待ちに待った天気の回復。間違ってもピーカンではありませんが充分です。だって走れますからね
あとは私たちの体調の問題。今日は走るって言っているのに朝4時まで飲みまくっていた私達3人。でも結構私は大丈夫でした。
それぞれのパッキングも終わり。いざエンジンを掛けようとすると・・・ハイ!掛かりません
もともとバッテリーも弱っていた所に極寒の中2日間放置。そしてオイルはシングルの50番でなくて固めの60番。いろいろやりましたが掛かる兆しがありません。
最終的には車からジャンプをして掛かりましたが、アクセルワイヤーが切れました。とっても可哀想な状態です。でも持ってて良かったワイヤーの応急パーツ。
なんとかプチトラブルも終わっていざ出発!
昨日3人で話した所、安斎家にとってはこの走りが長い冬眠から覚めた一発目の走り。夫婦に二台とも整備は完璧で気持ちもバッチリ
ただ初走りでの理恵さんの不安と夕方からまた雪の予報もあっていざ何かあったら乗り換えられるようにと今回はバイクは理恵さんのチョッパー一台でパパは車でサポートするということになりました。





道路の脇に残る雪を見ながら私のショベルと車の計三台で極寒の中爆走!途中軽い小雪に当たりながらでしたがとにかく一緒に走れることが出来ました!
そして後ろを走る理恵さんの姿がとても頼もしく本当に格好良かった。
まずとにかく走るって事が何より楽しい!こんな天候の中もちろん他にバイクなどほぼいません。周りがどう思おうとバイク乗りで良かったと思える時間でした。
途中これまた極寒の磐越道の阿武隈高原で休憩。しっかりスタミナをつけてとうとう行きます!いわきへ!
ちなみに理恵さんがパッキングしているのはただのハッタリですけどね


会場に着いたのは大体一時半くらい。途中ハーレーの団体とすれ違ったからまだ誰かはいるだろうと思って行っては見たもののすでに会場の使用時間の関係もあって誰もいなかった。
残念です。主催の方がいらっしゃれば一言お詫びをしたかったのですが。
でもとにかくここに来ることが出来た。ここに立つ事ができた。半分行っても仕方がないことは最初から少しわかってはいました。でもどうしてもここに走ってきたかったのです。
イベントはうまく行ったのだろうか。後から聞いた所昨日の悪天候と気温の中で130人くらい熱い人達が集まったらしい。
このイベントに対する賛否両論なんてはっきりいって私には本当にどうでもいい。要は自分が行きたいか、行きたくないかでそこに行くべき価値を感じた者が走ってくればいい。ただそれだけだ。
そしてましてはこの日にこの場所でこの名前のイベントを企画して行動したという松本さん初め、主催者の皆さんを私は純粋に尊敬します。成功するか、しないかを考えるよりまずこういったきっかけを用意してくれたことに対する気持ちと勇気にただ答えたかったからここに走ってきただけなのだ。

この会場でまた一つ自分のバイクの小さな歴史が刻まれました。
忘れもしない14時26分。会場を出て途中の道で私たちは道路脇にバイクを止めて海に向かって黙祷をさせて頂きました。その黙祷をここ福島県で安斎夫婦と共に出来ただけでも私にとって来た意味は充分あったのです。
そしていわきのインターで安斎夫婦と別れました。
本当になんと言葉で言ったらいいか解らないほどお世話になりました。
3日間ありがとうございました!お互いに気をつけて帰りましょう!
そして帰りに常磐道を走っていると携帯にある留守電が。
それはいわきに住むおじさんバイカーでからでした。約8年前に四国からのフェリーで出会って以来毎年年賀状のやり取りはしていました。もちろんいつか再会したいとずっと思っていました。でもお互いに走る続けてさえいれば必ずまた再会出来ると信じていました。
今回このブログで私がこの会場に来ることを知って再会しようと考えていたらしいのです。実際は主催の方と連絡を取り私が来れなくなった事を知って引き返したらしいのですがこうして8年ぶりに声を聞くことが出来ました。
本来なら会場で一杯お酒を飲み交わしたい所でしたがこうして話せただけでもとても嬉しかった。
この電話も今回私がいわきを目指した大きな価値の一つになりました。
今度は必ず再会しましょう
それともう一つの出会い。

途中のSAで知り合った大森さん。(ちょっと聞いたことある名前)約15年間同じショベルに乗り続けて2回オーバーホールしたバイカーです。
会場に着く前にすれ違ってたバイカー集団。半分解ってはいましたがやはりそうでした。あの会場でキャンプをしていた筋金いりのバイカーです。
そしてリアフェンダーには『PRAY FOR FUKUSHIMA』のステッカーが!やはり今回の会場にはこんな人達がいたんだ。この東北パワーMTGは確かに意味のあるイベントだったと確信しました。
タイミングが合えば一緒に福島に向かいましょう!まさに福島ラバーズな方でした。
そうして濃くて充実した3日間を満喫して帰りまたもやゲリラ豪雨を食らいながら無事帰ることが出来ました。
本当に皆さんありがとうございました!
そうです!まだ目指していたんです。いわきを

最終日。待ちに待った天気の回復。間違ってもピーカンではありませんが充分です。だって走れますからね

あとは私たちの体調の問題。今日は走るって言っているのに朝4時まで飲みまくっていた私達3人。でも結構私は大丈夫でした。
それぞれのパッキングも終わり。いざエンジンを掛けようとすると・・・ハイ!掛かりません

もともとバッテリーも弱っていた所に極寒の中2日間放置。そしてオイルはシングルの50番でなくて固めの60番。いろいろやりましたが掛かる兆しがありません。
最終的には車からジャンプをして掛かりましたが、アクセルワイヤーが切れました。とっても可哀想な状態です。でも持ってて良かったワイヤーの応急パーツ。
なんとかプチトラブルも終わっていざ出発!
昨日3人で話した所、安斎家にとってはこの走りが長い冬眠から覚めた一発目の走り。夫婦に二台とも整備は完璧で気持ちもバッチリ

ただ初走りでの理恵さんの不安と夕方からまた雪の予報もあっていざ何かあったら乗り換えられるようにと今回はバイクは理恵さんのチョッパー一台でパパは車でサポートするということになりました。





道路の脇に残る雪を見ながら私のショベルと車の計三台で極寒の中爆走!途中軽い小雪に当たりながらでしたがとにかく一緒に走れることが出来ました!
そして後ろを走る理恵さんの姿がとても頼もしく本当に格好良かった。
まずとにかく走るって事が何より楽しい!こんな天候の中もちろん他にバイクなどほぼいません。周りがどう思おうとバイク乗りで良かったと思える時間でした。
途中これまた極寒の磐越道の阿武隈高原で休憩。しっかりスタミナをつけてとうとう行きます!いわきへ!
ちなみに理恵さんがパッキングしているのはただのハッタリですけどね

会場に着いたのは大体一時半くらい。途中ハーレーの団体とすれ違ったからまだ誰かはいるだろうと思って行っては見たもののすでに会場の使用時間の関係もあって誰もいなかった。
残念です。主催の方がいらっしゃれば一言お詫びをしたかったのですが。
でもとにかくここに来ることが出来た。ここに立つ事ができた。半分行っても仕方がないことは最初から少しわかってはいました。でもどうしてもここに走ってきたかったのです。
イベントはうまく行ったのだろうか。後から聞いた所昨日の悪天候と気温の中で130人くらい熱い人達が集まったらしい。
このイベントに対する賛否両論なんてはっきりいって私には本当にどうでもいい。要は自分が行きたいか、行きたくないかでそこに行くべき価値を感じた者が走ってくればいい。ただそれだけだ。
そしてましてはこの日にこの場所でこの名前のイベントを企画して行動したという松本さん初め、主催者の皆さんを私は純粋に尊敬します。成功するか、しないかを考えるよりまずこういったきっかけを用意してくれたことに対する気持ちと勇気にただ答えたかったからここに走ってきただけなのだ。
この会場でまた一つ自分のバイクの小さな歴史が刻まれました。
忘れもしない14時26分。会場を出て途中の道で私たちは道路脇にバイクを止めて海に向かって黙祷をさせて頂きました。その黙祷をここ福島県で安斎夫婦と共に出来ただけでも私にとって来た意味は充分あったのです。
そしていわきのインターで安斎夫婦と別れました。
本当になんと言葉で言ったらいいか解らないほどお世話になりました。
3日間ありがとうございました!お互いに気をつけて帰りましょう!
そして帰りに常磐道を走っていると携帯にある留守電が。
それはいわきに住むおじさんバイカーでからでした。約8年前に四国からのフェリーで出会って以来毎年年賀状のやり取りはしていました。もちろんいつか再会したいとずっと思っていました。でもお互いに走る続けてさえいれば必ずまた再会出来ると信じていました。
今回このブログで私がこの会場に来ることを知って再会しようと考えていたらしいのです。実際は主催の方と連絡を取り私が来れなくなった事を知って引き返したらしいのですがこうして8年ぶりに声を聞くことが出来ました。
本来なら会場で一杯お酒を飲み交わしたい所でしたがこうして話せただけでもとても嬉しかった。
この電話も今回私がいわきを目指した大きな価値の一つになりました。
今度は必ず再会しましょう

それともう一つの出会い。
途中のSAで知り合った大森さん。(ちょっと聞いたことある名前)約15年間同じショベルに乗り続けて2回オーバーホールしたバイカーです。
会場に着く前にすれ違ってたバイカー集団。半分解ってはいましたがやはりそうでした。あの会場でキャンプをしていた筋金いりのバイカーです。
そしてリアフェンダーには『PRAY FOR FUKUSHIMA』のステッカーが!やはり今回の会場にはこんな人達がいたんだ。この東北パワーMTGは確かに意味のあるイベントだったと確信しました。
タイミングが合えば一緒に福島に向かいましょう!まさに福島ラバーズな方でした。
そうして濃くて充実した3日間を満喫して帰りまたもやゲリラ豪雨を食らいながら無事帰ることが出来ました。
本当に皆さんありがとうございました!
2012年03月26日
いわきを目指して その②
こんばんは。すいません久々の更新です。続きです。(ちなみにその③までありますのであしからず)
朝にキッチリカッチリとした積雪によっていわきに向かうことを断念した私たちは福島の観光を満喫することにしました。
もちろん朝に東北パワーMTGの主催の松本さんに大変申し訳ないのですが出店のお断りと東京のkuniさんにも連絡を取らせていただきました。
私に取っていわきに向かうことはこの震災と福島県の一年の追悼として大変意味があることでしたが、福島ラバーズとしては車でも福島を観光することやお金を使うことも大きな意味のあることなのです。
という都合の良い言い訳で安斎家のダッジキャンパーに同乗して会津方面を目指しました。
そこでやってきました。白虎隊の最後の場所。飯盛山へ。
有料のエスカレターを節約して長い階段を登ること数分。少しエスカレターの件を後悔するほどヘトヘトになりなりながら頂上にやっと到着した私たち4人。
そこで待っていた白虎隊のお墓にそっと手を合わせているといろいろ考えました。
この場所から火に包まれて落ちたように見えたお城を見て自ら命を絶った若き兵士達に今の日本と福島県の現状はいったいどう写っているのだろう?どのように説明すればいいのだろう? とかね。

その飯盛山で食べた隠れた名品『あわまんじゅう』。なかなかおいしかったな~。

それから車を約一時間ほど走って喜多方市へやってまいりました。もちろん目的はいわずと知れたラーメン、喜多方ラーメンに決まっていますよね!
そこで安斎家オススメのお店に入ってみました。マコト食堂。
そのシンプルなおいしさにちょっとビックリ!この後にもう一軒グルメツアーが待っているからさんざん大盛り禁止と言われていたのに思わず大盛りを注文!出来ないんですよね~並って。
そのもう一軒のグルメツアーが猪苗代湖にあるこの店。ハンバーガーショップ『HIRO』
アメリカンな雰囲気とボリーム満点のハンバーガーにまたまた大満足です。
たまにバイカーのミーティングにも出店するらしくどこかで会ったら嬉しいですね。
そして一旦安斎家に戻り次は大人三人で福島市の繁華街へ。ここからは大人の『夜の福島

一軒目。ホルモン炒めの『鳥政』
大体この名前のお店は焼き鳥屋が多いのですがここはなぜかホルモン炒めが有名。福島市でも超人気店らしくとても賑わっていました。
味はご想像通り。間違いなくおいしいでしょ~この手は。ビールがガンガン進みます!
また我らのあんまり頼れない気象予報士のパパの海賊Tでホルモンを炒める姿がまたワイルドでやられます。
実はこうしてツーリング中に何気ない居酒屋さんで飲めるというのがとても新鮮なんです。福島ラバーズとして今年も何度も福島県を訪れるとは思いますが、やっぱりバイクなのでキャンプかラバーズ的にはやや寂れた風評被害に悩む民宿がメインとなるのでなかなか街中で飲む機会というのが貴重なんですね。

ハイ。二件目。福島屋台村へフラッと立ち寄ります。
こういったところはもちろんカウンターのみで地元の食材と地元のローカルな話や方言が飛び交いとってもいい感じです。北海道の帯広とかにもこういった地元の屋台村みたいな物があってとっても大好きな場所です。福島ラバーズのみんなも連れてまた来ようと思います。
そしてこの後三件目の安斎夫婦のなじみのお店『ハッシーズ』で盛り上がりました。
実は明日天気が回復しそうなのでみんなでバイクでいわきを目指そうと決まっていたのに私たちまだ飲んでいます

『今日は帰らないよ』位の勢いのついてしまった理恵さんをパパが強引に代行を呼んで強制終了するという技で何とかなりました

まぁいつものパターンといえばそうなんですけどね・・・
明日はとうとう目指せいわきへ!リベンジ!
PS 実は夜はまだ終わっていなくて帰ってから今日買った梅酒を飲んで飲み直した私達。(特に一人)
そして朝4時にお開き(釈放?)でした。
いゃ~食って飲みつくした濃い一日でした。福島グルメ満喫しました!
安斎夫婦ありがとうございました!
明日ちゃんと走れるのかな~

いいお酒見つけました

2012年03月18日
いわきを目指して その①
先日の金曜日の朝私は早朝雨の中目覚めて、出発する時点からカッパを着るというテンションがガタ落ちな状態から荷物満載のハーレーで雨と極寒の東北道を北上しました。
そう。以前このブログでもご紹介した通りに福島県いわき市で次の日から開催される『東北パワーMTG』に出店するためです。いろいろな意見もありますが私は行きたいし、行くべきだと思っているからそれが雨でもスロットルを開け続けるには変わりません。
でもなぜ東北道を北上しているのかというと今回は福島市に住まれる安斎家に集まり当日みんなでいわきを目指して走る予定だからです。
そして今回その安斎家には当初計画では東京から福島ラバーズとして内藤さんと大森さんも集まるはずでしたが、内藤さんは仕事と天気で、大森さんは天気と気合いの問題で断念。

東北道の寒さの難関である那須高原での電光掲示版では1℃!ましては雨に濡れながらと高速走行の風の中だとハンパな寒さではありません

福島県に入るとやっと雨も止んだ為、やっとカッパを脱ぐことが出来ました。せっかく貸しきり状態の二輪駐車場なので豪快に散らかしてみたりもしました。
早めに着いて仮設に寄って三時くらいにはトラブルもなく安斎家に無事到着!すぐに温かいお風呂で温めていただき、4時過ぎには夕食開始!さすがはキッチリカッチリの安斎家!しかも本来福島ラバーズが集まるということもあって理恵さんの豪華な手料理が盛りだくさん!惜しいことをしたな~お二人さん

ね


苦しくなるほど食べて大満足させていただきました。
本当にご馳走様でした!ありがとうございました!
そして飲みながら話すのはやはり明日の天気の話。どの予報を見てもいわき市も福島市も最悪の天気です

来てみたものの果たして日曜日までに東京にバイクで帰れるのか?という状態になっています。
明日いわきを目指すkuniさんと連絡を取ってみるとさすがのkuniさんもこの予報で常磐道を北上するのもバイクを断念した様子。明日の朝8時に連絡を取り合って決めようということになりました。
気が付くと福島市は雪が降り始め、かなり不安な雰囲気です。いろいろな手段を話し合いました。kiniさんや安斎家の車を使ってでもいわきを目指す方法もあるし、サポートカーとして車とバイクで走るとか向かう方法はいくらでもあります。出店の兼ね合いもあるし、特別な日でもあるからなおさら考えました。
そこで私たち決めました。一番シンプルな方法に。
朝起きていて雪でバイクが出せなければいわきは断念する。出店も申し訳ないけどお断りさせていただく。しかし走れるのであれば例え寒くても全員バイクのみでいわきを目指す。そしてその判断は安斎パパに任せることに。
外に降る雪を見てパパはこういった。『大丈夫だ!この雪は積もらない!』
さすがである。この福島に48年間育ってきた北国の男の言葉。今回の低気圧の大きさと長年の経験を考慮した力強い言葉。このくらいに雪でビビっている私とは説得力が違う!このアニキの言葉を信じて明日の朝を迎えよう!
朝です。朝8時です。
ハイ!残念です!この時安斎パパは一般人に戻りました

この状態でまず
こう呼ばれたって構いません。
今日は福島観光決定

2012年02月29日
福島ラバーズパッチ
福島ラバーズのオリジナルパッチを作ってみました!上の写真は少しアレンジして自分のベストに縫いつけた物です。どうですか?
『何で文字がピンク?』『なぜ福島は漢字なんだろう?』『ハート使っちゃうんだ~』
と、思いませんか? それはそう思うように作ったからです。
製作は同じバイク仲間であり福島ラバーズでもある沖縄の刺繍屋アディクションズ

イラストでイメージや字体や色を決めて、そしてこのパッチに込める意味を伝えました。
実はこのパッチのイメージは以前からはっきり決まっていたのです。
まずは色。私がどうしても使いたかったのは桃色(ピンク)。福島と言えば桃がおいしいということはあまりにも有名。私も子供の頃から福島の甘くて硬めな桃を夏に食べに行くことが楽しみでしたし、誰の家に行ってもほとんど決まって桃をむいて出してくれるのが普通な感じでした。
それだけ福島と福島県民にとっても切っても切り離せない桃。しかし去年は福島の桃は全国のスーパーに並ぶ事は少なく、地元の人でさえ正直食べるのをためらった人もいます。
そこにあるのはもちろん風評被害だけではありません。福島の桃を地元の人が食べるのを考える事って、その人たちのどんな気持ちでいたのだろう。地元の人が知り合いや仲間が作った大好きな桃を食べることや頂くことをためらう。最高においしいと解っているのに・・こんな寂しい事はないと思います。
だからこれからは誰もが何も考えずに福島の桃を食べれるようにしたい。『半減期が・・』って話では無くて、そうするようにしなければいけない。
それがこの桃色(ピンク)の文字にこだわった意味。後の周りはその桃色のイメージに合わせて。バックは黒で『黒×ピンク』ではちょっとロックな感じがしてそれは桃色でなくて完全にピンクになるし、白では逆に淡すぎる。ある程度の距離からでも一目で福島と読める微妙な色合いにしたかった。
ピンクではなく桃色にこだわりながらPOP過ぎず、やや落ち着いて見えるようにしたかった。
そして『福幸』の言葉。もちろん『ふっこう』と呼びます。これは同じく福島ラバーズである福島地元のバイカーが考えた言葉です。最初この言葉を目にした時に衝撃と感動を受けて、もし何かを作る時には必ず使わせて頂こうとずっと決めていた言葉。
『福幸』にはお分かりだと思いますがもちろん『復興』の意味と『福島に幸あれ』という意味があります。あとは一文字ずつの『福』と『幸せ』の意味。そのすべてを思いを凝縮して『福幸』の言葉をパッチに入れました。
あと『福島』は漢字でなければいけない。『FUKUSHIMA』はこの原発事故以来世界中で有名になった言葉。私たちが好きだった福島は決して世界が言う『FUKUSHIMA』ではなくて『うつくしまふくしま』の福島なのだ。
それと誰が見ても一目で『福島を愛している』というメッセージが伝わること。そこにバイカーどうこうとかはまるで無く、福島の人に伝わってくれればそれでいい。
だから『福島』は漢字だし、バックはグレー(シルバー?)で無ければいけないし、柔らかくて線の太いゴシック体で、ちょっとラブリーな桃色のハートが付いていなければいけないのです。
アディクションズのシンペーさんと話していた時に『あんまり格好よくしないでください』と何度も言いました。その妙なこだわりを穏やかな口調で聞いてくださり、協力していただいたシンペーさんに本当に感謝しています。ありがとうございました!
もちろんこの作ったパッチの数に一枚差し引いた枚数を送っていただきました。沖縄でも咲いて欲しい『福幸の桃の花』。
今年もこのパッチを胸に付けて福島へ出来るだけ向かいたいと思います。そして夏は桃を豪快にかじりに行きませんか?福島の澄んだ青空の下で!